最近流行りの仮想通貨(ビットコイン)投資を始めたいけど、どこの取引所を利用したらいいかわからないとお困りではないでしょうか。
国内外を合わせると30社以上の取引所があり、中には安全性の低いところもあるので、仮想通貨初心者の方はどこがおすすめなのか迷っちゃいますよね。
取引所によって手数料や取り扱い通貨、セキュリティレベルや使いやすさなど異なる点はたくさんあります。
そこで今回は、仮想通貨(ビットコイン)取引所を選ぶポイント、安心して取引できるおすすめ取引所をランキング形式でご紹介します!
最もおすすめできる仮想通貨(ビットコイン)取引所
こういった方も中にはいるんじゃないかと思います。
そこでいきなり本記事の結論から言ってしまうと、総合的に考えて最もおすすめできる仮想通貨取引所は「bitbank(ビットバンク)」です。
ビットバンクはビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)をはじめ、主要人気通貨の取引ができます。
どの通貨も手数料が割安になる「取引所形式」で購入できますし、実質的な手数料のスプレッドも非常に狭い特徴があります。
セキュリティ評価も国内No.1(2018年10月3日時点)となっているため、比較的安心して利用できる仮想通貨取引所と言えますね。
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そもそも仮想通貨(ビットコイン)取引所とは?
「そもそも仮想通貨(ビットコイン)取引所ってなに?」という人も多いかと思うので、簡単に説明しておきますね。
取引所というのは、仮想通貨を「買う人」と「売る人」をマッチングさせる場所です。
不動産会社のように家主と入居希望者を結び付けることと同様に、買い手と売り手を結び付けるのが取引所という感じになります。
例えばビットコインを購入しようとして、個人で売りたいという人を見つけるのは至難の業です。
ですが、仮想通貨取引所が売却希望者を集めてくれれば、簡単に購入することができますよね。
仮想通貨を「今すぐ買いたい!」「今すぐ売りたい!」という人は、パソコンやスマホアプリを使って確認することができます。
ビットコインなどの仮想通貨取引においては、取引所のマッチングサービスを利用するのが前提となることがわかりますね。
取引所がどういった役割を果たしているかは、まず理解しておきましょう。
仮想通貨売買には「取引所形式」「販売所形式」がある
取引所形式:ユーザーが売っている通貨を購入する場所
販売所形式:取引所(会社)が販売している通貨を購入する場所
「取引所形式」は個人と個人を結び付けるために取引所(会社)が仲介し、ユーザー間で仮想通貨売買を行うことができる形式。
それに対して「販売所形式」は、取引所(会社)が保有している仮想通貨を直接売買できる形式ですね。
仮想通貨の運営会社によっては、どちらか1つの形式だけだったり、両方ともりようできる場合もあります。
おすすめなのは取引所形式
「取引所形式」にも「販売所形式」にもメリット・デメリットはあります。
取引所形式
- メリット:買値の売値の価格差が極めて小さいので割安
- デメリット:利用者が少ないと売買が成立しにくい
販売所形式
- メリット:会社から購入できるので売買が早い
- デメリット:価格が固定なので割高になりやすい
買値の売値の価格差というのは「スプレッド」という、見えない実質的な手数料のこと。
取引所形式よりも安定して仮想通貨を購入できるのは販売所形式。
ですが、仮想通貨取引所の利用者がある程度いれば、基本的にはスムーズに売買が成立するので、それほど大きな問題でもありません。
それよりもムダな手数料を支払う方が大きなデメリットと感じる人は多いでしょう。
なので、仮想通貨を購入するなら「取引所形式」を利用するのがおすすめです。
仮想通貨(ビットコイン)取引所の利用は無料?
仮想通貨(ビットコイン)取引所を利用するには、まず申し込みを行って自分の口座を開設する必要があります。
口座開設といっても「メールアドレス」と「本人確認書類」があれば、5分~10分程度ですぐに無料登録できます。
国内取引所の場合は本人確認が承認されてからの取引開始となり、海外取引所であれば本人確認なしで手軽に仮想通貨の取引を開始することも可能です。
人気が高い仮想通貨(ビットコイン)取引所
2019年8月14日現在だと、以下の仮想通貨取引所が選択肢になってきます。
【日本の仮想通貨取引所】
- bitbank(ビットバンク)
- Coincheck(コインチェック)
- Liquid by Quoine(リキッド)
- GMOコイン
- DMM Bitcoin
- BITPoint(ビットポイント)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Zaif(ザイフ)
【海外の仮想通貨取引所】
- Binance(バイナンス)
仮想通貨投資を始める際は、買いたい通貨がどこの取引所にあるのか、売買時にはどれくらいの手数料がかかるかなど、ポイントを抑えておくといいですね。
仮想通貨(ビットコイン)取引所を選ぶポイント
仮想通貨取引所を選ぶとき、特に初心者の方が見ておきたいポイントが以下の項目になります。
- 安全性・セキュリティ対策に問題はないか
- 通貨売買の手数料は安いのか
- どんな通貨を取り扱っているのか
- 提供サービスは使いやすいのか
それぞれのポイントについてもう少し詳しく見ていきましょう。
ポイント①:安全性・セキュリティ対策に問題はないか
仮想通貨取引所選びで最も重要になってくるのが「安全性・セキュリティの高さ」であり、ここがしっかりしていないと安心して仮想通貨の取引が行えません。
取引所は銀行と同じ「自分の資産を保管・管理している場所」なので、セキュリティが甘いと不正ログインやハッキング被害を受けてしまう可能性があります。
そこで安全性・セキュリティを見分けるポイントとしては以下の4つになります。
- 2段階認証の設定があるか
- 金融庁に認可されているか
- コールドウォレットで管理しているか
- マルチシグに対応しているか
安全性の高い取引所ではどこもこれらに該当しているのが基本です。
この辺で優劣をつけることは難しい面もありますが、最低限の選ぶ基準として理解しておくといいですね。
ポイント②:通貨売買の手数料は安いのか
仮想通貨の売買時には取引手数料がかかる場合があり、利用する取引所によって手数料の金額は違ってきます。
例えばビットコインを売買する場合、取引所のザイフだと取引手数料0%ですが、ビットフライヤーでは0.01%~0.15%の手数料が必要になります。
それほど大きな差ではありませんが、頻繁に仮想通貨売買を繰り返すことになると、それだけ手数料分の損が増えますよね。
取引手数料は微々たるものですが、取引が積み重なると大きな差になってくるので、この辺もよく検討して仮想通貨取引所を選びましょう。
ポイント③:どんな銘柄を取り扱っているのか
ビットコインやイーサリアムといった主要通貨は、基本的にどこの取引所でも取り扱っています。
ですが、その他の仮想通貨に関しては取引所によって差があるので、購入できる銘柄を事前に確認しておくことも重要ですね。
国内取引所では5~7銘柄程度の取り扱いがほとんどなので、海外取引所と比べるとかなりの差があります。
ただ、時価総額ランキングの上位に位置している主要通貨は、しっかり取り扱っているところが多いです。
「様々なアルトコインやマイナーな草コインを売買したい」という人は、海外の仮想通貨取引所を利用するのが一般的ですね。
仮想通貨初心者の方は国内取引所で購入できる銘柄だけでも十分なので、あとは自分が興味のある通貨が揃っているかをチェックしておきましょう。
ポイント④:提供サービスは使いやすいのか
仮想通貨の売買を行う上で、取引所のシステムが使いやすいものなのかも大切な部分。
パソコンからだけでなく、スマホからいつでも取引情報を手軽に確認できたり、取引画面は見やすく使いやすい方がいいですよね。
特にスマホアプリが見やすい画面で便利に使えると、資産の管理や取引もスムーズに行えるので提供サービスが優れている取引所を選ぶといいでしょう。
PC画面・スマホアプリともに使いやすく、初心者向きで非常に見やすい設計になっているような取引所が望ましいですね。
また、本格的なトレード画面やスマホアプリを利用したい方もいますし、自分に適したインターフェイスであるかも意識しておきましょう。
仮想通貨(ビットコイン)取引所おすすめランキング
以上の点を踏まえた上で、おすすめできる国内の仮想通貨取引所をご紹介していきます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを含めて、ランキング形式でわかりやすく解説していきますね。
おすすめ第1位:bitbank(ビットバンク)
ビットバンクの基本情報 | |
金融庁登録 | 〇 |
取扱通貨 | 6種類 BTC/ETH/BCH/LTC/MONA/XRP/ |
取引形式 | 取引所のみ |
スプレッド幅 | 狭い |
出金手数料 | 540円~756円 |
「ビットバンク」は、安全性の高さや手数料の安さが注目されている取引所です。
ビットコインをはじめ、イーサリアムやリップルなどの人気通貨を「取引所形式」で購入することができます。
ライトコインやリップルは安く購入できる取引所が少ないので、これはビットバンクの魅力と言えますね。
また、ビットバンクが多くの投資家に選ばれる理由として、
- 仮想通貨取引量 国内No.1(2019年5月15日時点)
- セキュリティ 国内No.1(2018年10月3日時点)
- アプリストア 国内No.1(2018年10月31日時点)
このように、どの部門でも業界トップクラスの評価を得ています。
スマホ・PCでもトレードしやすいデザインなので、仮想通貨初心者でも使いやすいのがありがたいですね。
ビットバンクは24時間リアルタイム入金にも対応しているため、スムーズに取引を開始することができますよ。
メリット
- すべての取扱通貨を取引所で購入できる
- 取引量が多くスプレッド幅も狭い
- 安全性が業界トップクラス
- スマホもPCも使いやすい設計
デメリット
- イーサリアムはBTC建てでしか購入できない
- レバレッジ取引ができない
こんな人におすすめ
- 取引手数料をできるだけ安く抑えたい
- アルトコインを割安で購入したい
- リップルの購入を考えている方
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おすすめ第2位:Liquid by Quoine(リキッド)
リキッドの基本情報 | |
金融庁登録 | 〇 |
取扱通貨 | 5種類 BTC/ETH/BCH/XRP/QASH |
取引形式 | 取引所のみ |
スプレッド幅 | 極めて狭い |
出金手数料 | 500円 |
「リキッド」は、今までスマホアプリがイマイチだったのが最近改善され、より人気が上がってきている取引所ですね。
セキュリティ面としては、100%コールドウォレットで管理されているので、他の取引所よりも積極的な管理を行っています。
その分、仮想通貨送金などに時間を要しますが、他社よりも不正送金リスクが低減されるため、安全性に関してはかなり高いと言えますね。
また、リキッドの魅力として独自トークンとして人気があった「QASH」が日本国内で唯一取引できることがあります。
その他に、日本円以外にもUSD(米ドル)・EUR(ユーロ)・AUD(豪ドル)など、全9種類で取引が可能なところも大きな特徴。
最大4倍のレバレッジ取引にも対応しているので、幅広い取引ができる仮想通貨取引所ですね。
メリット
- スプレッドが非常に狭くてお得
- 100%コールドウォレット管理
- QASHを国内で唯一取引できる
- 日本円以外にも取引可能な法定通貨が多い
- レバレッジ4倍の取引も可能
デメリット
- 他社よりも仮想通貨送金などに時間がかかる
- 操作性はイマイチなところがある
こんな人におすすめ
- スプレッドで損をしたくない方
- 安全性を重要視される方
- 独自トークンQASHを購入したい方
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おすすめ第3位:Coincheck(コインチェック)
コインチェックの基本情報 | |
金融庁登録 | 〇 |
取扱通貨 | 10種類 BTC/ETH/ETC/BCH/LTC/ XRP/LSK/FCT/XEM/MONA |
取引形式 | 基本は販売所 取引所はBTCのみ |
スプレッド幅 | 広い |
出金手数料 | 400円 |
「コインチェック」は、2018年1月にハッキング被害(約580億円)を受けた記憶がまだ新しい仮想通貨取引所です。
ですが、マネックスグループの傘下に入り、今まで以上にセキュリティ強化を行ったことで利用者もまた増加傾向にありますね。
国内では取り扱い通貨も10種類とかなり豊富で、投資先として選べる通貨の選択肢も充実しています。
また、コインチェックはとにかくスマホアプリが使いやすいことで定評があります。
ダウンロード数はすでに累計200万を超えていて、国内最大級のダウンロード数を誇るほど。
ウィジェット機能で価格チェックが簡単にできるのもありがたいです。
ビットコイン以外は「販売所形式」なので手数料は割高ですが、ワンクリックで手軽に取引できる特徴があるので初心者向きですね。
まずはコインチェックから始める初心者は多いので、口座開設しておいて損はありません。
私自身もコインチェックから口座開設しましたよ。
メリット
- 取扱通貨が10種類と国内ではトップクラス
- スマホアプリが使いやすい
- 販売所形式で手軽な取引が可能
- 仮想通貨の貸付サービスも利用できる
デメリット
- ビットコイン以外は販売所でしか取引できない
- 販売所だとスプレッドが広く割高になる
- レバレッジ取引はサービス停止中
こんな人におすすめ
- 色々な通貨に投資したい方
- スマホで手軽に取引したい方
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おすすめ第4位:GMOコイン
GMOコインの基本情報 | |
金融庁登録 | 〇 |
取扱通貨 | 5種類 BTC/ETH/BCH/LTC/XRP |
取引形式 | 販売所・取引所 |
スプレッド幅 | やや広い |
出金手数料 | 無料 |
「GMOコイン」は、東証一部上場企業であるGMOインターネットが運営を行っている仮想通貨取引所です。
安定した資本力とFXで有名な「GMOクリック証券」での実績も兼ね備えています。
この強みを活かしてGMOコインでは、取り扱い5銘柄で最大4倍のレバレッジ取引ができることが魅力ですね。
また、GMOコインでは「販売所」「取引所」どちらでもトレードができるため、状況に合わせて使い分けすることも可能。
他の取引所にはない仮想通貨FXに特化したスマホアプリや、簡単で操作性にも優れている「仮想通貨ウォレット」アプリも提供されています。
GMOグループだからこその安心のセキュリティ体制や高機能取引ツールが使えるなど、口座開設しておくと何かと便利ですよ!
メリット
- 運営元が大手なので安心感がある
- 5種類の通貨でレバレッジ取引ができる
- 販売所・取引所どちらにも対応している
- 専用スマホアプリで本格的なトレードも可能
- 入出金手数料が無料
デメリット
- 仮想通貨の購入は日本円のみ
- 取引所の取引量はそこまで多くない
- 販売所だとスプレッドが割高になる
こんな人におすすめ
- 入出金手数料を気にしたくない方
- レバレッジ取引にチャレンジしたい方
- スマホでも本格トレードをしたい方
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おすすめ第5位:DMM Bitcoin
DMM Bitcoinの基本情報 | |
金融庁登録 | 〇 |
取扱通貨 | 7種類 BTC/ETH/ETC/BCH/LTC/ XRP/XEM |
取引形式 | 販売所のみ |
スプレッド幅 | 広い |
出金手数料 | 無料 |
「DMM Bitcoin」は2018年1月にサービスが開始され、誰もが知っている大手のDMMグループが運営する仮想通貨取引所ですね。
DMMは金融系にも強くFXでも有名な「DMM FX」などを展開しているので、今後の成長にも期待されています。
DMM Bitcoinでは、7種類の銘柄で最大4倍のレバレッジ取引ができます。
GMOコインでも5種類の銘柄でレバレッジ取引ができますが、イーサクラシックとネムに関してはDMM Bitcoinのみになりますね。
また、スマホアプリではチャートを見ながら「ワンタッチ」で発注できるため、初心者でも使いやすい設計になっています。
大手のDMMグループということもあって、セキュリティ面の評判も良いですね。
メリット
- 運営がDMMグループなので信頼できる
- 取り扱い7銘柄でレバレッジ取引可能
- スマホアプリは感覚的に使えて便利
- 入出金手数料が無料
デメリット
- 現物取引はBTC・ETH・XRPのみ
- 販売所形式なのでスプレッドが割高
こんな人におすすめ
- 入出金手数料を気にしたくない方
- 複数通貨のレバレッジ取引に挑戦したい方
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おすすめ第6位:BITPoint(ビットポイント)
ビットポイントの基本情報 | |
金融庁登録 | 〇 |
取扱通貨 | 5種類 BTC/ETH/BCH/LTC/XRP |
取引形式 | 取引所のみ |
スプレッド幅 | やや狭い |
出金手数料 | 324円 |
※ビットポイントは2019年7月にハッキング被害(約35億円)を受け、一部のサービスが停止中となっています。
法定通貨の入出金や仮想通貨の売買取引サービスはすでに再開されています。
「ビットポイント」はビットフライヤーをも超える資本力があり、実は国内最大級を誇る規模の取引所だったりします。
2018年8月19日にサイトリニューアルを行って、以前よりデザインや見やすさがパワーアップしています。
取り扱い通貨は多いとは言えない5銘柄ですが、時価総額ランキングTOP3のビットコイン・イーサリアム・リップルも購入可能。
ビットポイントも手数料が割安な「取引所形式」を利用できます。
ビットコインに関してはレバレッジ2倍・4倍の取引も行うことができますよ。
また、FX取引の大人気ツール「MT4」にも対応している数少ない仮想通貨取引所でもあり、外貨との通貨ペアでも取引できる特徴もありますね。
こういった取引の選択肢が豊富にあると、あらゆる相場状況にも対応できます。
ビットポイントは仮想通貨の送金手数料も無料なので、各自のウォレットに移すときもお得に利用できますよ。
メリット
- すべての取扱通貨を取引所で購入できる
- 取引関連の手数料は基本無料
- 最大4倍までのレバレッジ取引が可能
- 取引できる外貨の通貨ペアが豊富
- 面倒な税金計算は自動で行ってくれる
デメリット
- ユーザー数・取引量はやや少ない
- 即時入金できる対応金融機関が少ない
こんな人におすすめ
- できるだけ手数料を抑えたい方
- 外貨での取引も考えている方
- 本格的なトレードツールを使いたい方
▼初心者から上級者まで使いやすい▼
おすすめ第7位:bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーの基本情報 | |
金融庁登録 | 〇 |
取扱通貨 | 7種類 BTC/ETH/BCH/LTC/MONA/ ETC/LSK |
取引形式 | 基本は販売所 取引所はBTCのみ |
スプレッド幅 | 広い |
出金手数料 | 216円~756円 |
「ビットフライヤー」は以前に取引量・ユーザー数・資本金が国内1位を誇る経験があり、業界でも最大手の仮想通貨取引所ですね。
内部管理体制の強化のため、自主的に新規口座開設を一時停止していましたが、2019年7月3日より再開されています。
取り扱い通貨は7種類と国内では多く、モナコインやリスクなどにも投資が可能です。
また、不正ログインで盗まれた日本円に対する補償サービスがあり、預かり資産が100万円以上ある方は最大500万円の補償を受けることができます。
補償サービスがあるとないとでは、安心感も全然違ってきますよね。
ビットフライヤーのサイト内では、ビットコインを貯めたりショッピングに利用することもでき、他社にはないサービスがあることも魅力です。
メリット
- 大企業が出資しているので豊富な資本力がある
- ショッピングなどでビットコインが使える
- ビットコインで最大4倍のレバレッジ取引が可能
- 最大500万円までの補償サービスがある
デメリット
- ビットコイン以外は販売所でしか購入できない
- 販売所のスプレッドは割高
こんな人におすすめ
- ビットコインを中心に取引したい方
- 補償サービスがある取引所を利用したい方
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海外の仮想通貨おすすめ取引所も紹介
ここでは国内取引所の扱いにも慣れてきて、ビットコインやイーサリアムなどを中心に取引してきたけど、そろそろ色々なアルトコインに手を出してみたい人向けになります。
国内取引所を紹介してきましたが、取り扱っている通貨はコインチェックを除いて多くても7種類ほどになります。
海外の仮想通貨取引所は国内と違って、100種類以上の通貨を扱っている取引所が数多く存在しています。
今後は幅広く投資を行っていく予定がある方は、海外取引所の口座も持っておくことをおすすめします。
海外取引所はたくさんありますが、その中でも最大手でよく利用される取引所を紹介しておきますね。
おすすめ①:Binance(バイナンス)
- 設立日:2017年7月
- 取扱通貨:100種類以上
- 取引手数料:一律0.1%(BNBで0.05%)
- スプレッド:なし
※日本円ではなくBTCやETHでの取引
BNB=バイナンスコイン(独自トークン)
Binance(バイナンス)は、2017年7月に運営が開始されたばかりの新しい海外取引所なんですが、すでに最大手クラスへと急激に成長を遂げた取引所になります。
海外と聞くと少しためらってしまうかもしれませんが、しっかり日本語に対応していて取引画面も非常に見やすいので、初心者の方でも十分利用できると思います。
※現在では日本語が非対応になっているようです。
バイナンスはなんといっても取り扱い通貨の種類が約100種類以上もあり、国内と比較にならないほどアルトコインを豊富に揃っているのが魅力ですね。
また、取引手数料は全ての通貨で一律「0.1%」とかなり安く、取引所が発行しているバイナンスコイン(BNB)で手数料を支払うと「0.05%」になることも特徴です。
ただ、国内取引所のように日本円での取引ができないので、ビットコインやイーサリアムを送金して通貨の売買を行っていくことになります。
メリット
- 国内では買えない通貨でも売買できる
- 取引手数料はどの通貨でも一律0.1%と安い
- 海外取引所ながら取引画面は使いやすい
- スマホアプリにもしっかり対応している
デメリット
- 現在は日本語に非対応
- 日本円での通貨売買ができない
こんな人におすすめ
- 数多くのアルトコインに投資したい方
▼公式ページはこちら▼
Kucoin(クーコイン)
- 設立日:2017年11月
- 取扱通貨:100種類以上
- 取引手数料:一律0.1%(KCSで最大30%割引)
- スプレッド:なし
※日本円ではなくBTCやETHでの取引
KCS=KuCoin Shares(独自トークン)
Kucoin(クーコイン)は、2017年9月に運営が開始された海外取引所ながらユーザー数も増加を続け、「第2のバイナンス」とも言われている取引所です。
取り扱い通貨は100種類以上あり、バイナンスでは取り扱っていないアルトコインを購入することもできます。
クーコインの取引手数料は一律で「0.1%」ですが、取引所が発行する独自トークン「KCS」を保有することで、最大30%の割引を受けることができる特典も用意されています。
日本語にも対応していて取引時の操作性も特に難しいということもありません。
ただ、バイナンスと同様に日本円での取引ができないことに注意しておく必要があります。
メリット
- バイナンスで扱っていない通貨も購入できる
- 手数料は独自トークン保有で最大30%の割引
- 日本語にも対応している
デメリット
- 日本円での通貨売買ができない
- まだバイナンスほど大きな取引所ではない
- スマホアプリには非対応
こんな人におすすめ
- バイナンスだけでは物足りない方
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国内外の仮想通貨(ビットコイン)取引所の評価表
上記でご紹介してきた国内外の仮想通貨取引所9社を私の個人的見解で評価してみました。
仮想通貨取引所9社の評価表 | |
取引所 | 使いやすさ/安全性/手数料の安さ (5段階評価/計15点) |
ビットバンク | 4/5/4 計13点 |
コインチェック | 5/4/3 計12点 |
リキッド | 3/5/4 計12点 |
GMOコイン | 4/4/3 計11点 |
ビットポイント | 3/3/5 計11点 |
バイナンス | 3/3/5 計11点 |
DMM Bitcoin | 4/3/3 計10点 |
ビットフライヤー | 3/4/2 計9点 |
クーコイン | 2/2/5 計9点 |
これはあくまでも私の見解なので必ずしもこの限りではありません。
取扱通貨などは評価に入っていないのでどの通貨に投資していきたいか、現物取引なのかレバレッジ取引なのかなどで利用する取引所も変わってきます。
手数料の安さはビットコインやアルトコインの取引に対する評価なんですが、この辺は取引所形式と販売所形式で大きく変わることも覚えておきましょう。
また、仮想通貨投資では資産を1ヶ所の取引所に固めてしまうと、いざというときにすべてを失ってしまう可能性があります。
例えば1つの箱に10個の卵を入れていたら落したときに全部割れるリスクがある。
でも5個ずつに分けて2つの箱に入れておけば、1箱落としても5個の卵は助かりますよね。
資産を守るために安全対策も行っておこう
仮想通貨(ビットコイン)取引所の安全性が高くてセキュリティが万全だったとしても、取引所のハッキングリスクや破綻リスクなどはゼロにはなりません。
資産管理の方法は個々の判断になりますが、資産をより安全な場所で管理したいと考えている方は、以下の2つは基本的な対策としてやっておいた方がいいでしょう。
- 2段階認証の設定
- 取引所以外のウォレットで保管
2段階認証は今やどこの取引所でも利用できるセキュリティ強化の基本設定です。
ログイン強化としてIDとパスワードの他に、認証アプリなどでワンタイムパスワードを設定することができます。
補償制度がある取引所(ビットフライヤーなど)では、この2段階認証の設定をしていないと補償対象外になってしまうので注意しましょう。
こういった条件についても各取引所の内容をしっかり確認しておきましょう。
仮想通貨は自分のウォレットで管理しよう
仮想通貨で重要視されているのが「保有資産の保管場所」なので、とにかく取引所にそのまま置いておくのは危険です。
特に長期的に高額資産を保有してホールドする場合は、最も安全性が高い「ハードウェアウォレット」に移しておくのが望ましいですね。
ハードウェアウォレットにも色々あるんですが、中でも多くの仮想通貨ユーザーが利用しているのが、「Ledger Nano S(レジャーナノS)」です。
このウォレットに保管できる対応通貨は以下の通りです。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ビットコインゴールド(BTG)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ジーキャッシュ(ZEC)
- ネオ(NEO)
- ダッシュ(DASH)
などなど約24種類に対応
ビットコインやイーサリアム、リップルなどの主要通貨にもしっかり対応していますね。
上記画像のUSB端末のような機器に保有通貨を保管するので、ハッキングなどの被害に遭うことはまずありません。
仮想通貨取引所の安全性を意識するだけではなく、自分の資産は自分自身でしっかり守っていく対策も行っていきましょう。
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他のハードウェアウォレットも気になる方は、以下の記事を参考にして頂ければと思います。
手軽に保管するなら仮想通貨ウォレットアプリ
ハードウェアウォレットはちょっと面倒だなと感じた方は、スマホのアプリ内で資産管理できる「ウォレットアプリ」が便利です。
ウォレットアプリを簡単に説明すると、銀行口座をスマホアプリにしたようなイメージですね。
そう心配になっている方もいるんじゃないかと思います。
ただ、「Ginco(ギンコ)」というアプリなら、自分が使っている端末以外からアクセスできない仕様になっています。
これなら自分の資産を安全に守っていくことができますよね。
Gincoに対応している通貨も続々と増えてきています。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ビットコインキャッシュ
- ライトコイン
- リップル
- モナコイン←追加予定
- ネオ←追加予定
- リスク←追加予定
などなど
主要通貨はどんどん追加されていくようなので、Gincoのウォレットアプリだけでも十分管理できそうですね。
Gincoは独自の暗号化通信を利用しているので、セキュリティ面も非常に高く安全性の心配もないかと思います。
画面も見やすく使いやすい設計で、今後は仮想通貨同士の交換や法定通貨の入金などにも順次対応していくようです。
まずは気軽にアプリをインストールされてみて下さいね。(Androidは今後リリース予定)
▼インストールはこちら▼
仮想通貨(ビットコイン)取引所おすすめランキングまとめ
これから仮想通貨投資を始めるなら、仮想通貨取引所の口座開設は避けては通れません。
まだどんな通貨を購入するのか決まっていない方は、まずは口座開設だけでも早めに済ませておくのがいいかと思います。
本記事の内容を参考にすることである程度の特徴はわかりますが、仮想通貨取引所は実際に使ってみないとわからない部分もありますね。
口座開設自体は無料でできますから、実際にいくつかの取引所に登録して使用感などを見比べてみるのがおすすめです。
私も実際に色々登録して使ってみてから、最終的に利用する仮想通貨取引所をいくつか絞りました。
また、ハッキングリスクはどこの取引所にもあるため、できるだけ資金は分散させるか各自のウォレットに移すことを意識しておくことが大切です。
自分に合った仮想通貨取引所を見つけて、さっそく投資を始めていきましょう!
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