どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
プラグインは導入することで機能を向上させたり、より使いやすく効率化を図ったりすることができる便利なものです。
色々な機能を持ったプラグインが存在するので、初めのうちはこれも使える、あれも使えるといったようにどんどん追加してしまって、気がついた時には30、40種類とプラグインを導入している方も多いと思います。
もちろんその全てがちゃんと機能していて、本当に必要なものであれば問題はありませんが、あまりにプラグインが多すぎるとパフォーマンスの低下にも繋がります。
そこでワードプレス(WordPress)を導入したら、絶対必要になるプラグインを10種類に厳選してご紹介したいと思います。
※お使いのテーマによっては不要なものや、正常に機能しないものもあります。
プラグインとは
プラグインについて簡単に説明しておくと、ブログやサイトに新たな機能を追加したり、依存の機能をさらに拡張したりできるものです。
機能を拡張する方法としては、他にも「HTML」や「CSS」を直接編集することでカスタマイズすることができますが、初心者の人にとってはそう簡単にできるものではありません。
ですが、プラグインであればワードプレスにインストールするだけで、手軽に使いたい機能を導入することができます。
特にワードプレスでは、プラグインの種類が非常に豊富なことが特徴でもあるので、大抵のことはプラグインに任せれば問題なく運営を行うことが可能です。
ワードプレスで絶対必要なプラグイン10選
ブログなどを運営を続けていくうちに活用できるプラグインが増える可能性はありますが、ワードプレス導入当初に必要不可欠となるプラグインは10種類あるので、まずはこの10種類を確実に追加していきましょう。
①All in One SEO Pack
「All in One SEO Pack」はワードプレスのSEO全般を最適化する為の設定や、サイトマップを作成してGoogleやBingなどの検索エンジンに、サイトの変更を自動的に通知する機能などがあります。
すでに3,000万回以上もダウンロードされているSEOプラグインで、利用者が非常に多く誰もが知っているメジャーなプラグインの1つです。
参考:All in One SEO Packを正しく設定してSEOを効果的に機能させる方法 |
②Akismet
「Akismet」は運用中のブログに対する全てのコメントをチェックし、スパムのように見えるものを自動的に対処・処理してくれるスパム対策に特化したプラグインです。
ブログのアクセス数が増えてくるとその分スパムの数も多くなる可能性があり、パフォーマンスが低下する恐れがあるので、最悪のスパムをAkismetでしっかりブロックすることでブログを常時保護することができます。
参考:スパム対策プラグイン「Akismet」のAPIキー取得と設定方法 |
③Broken Link Checker
「Broken Link Checker」はリンク切れや存在しない画像がないか、ブログ内を自動的にチェックして見つかった場合は、ダッシュボードまたはメールで通知を行ってくれるプラグインです。
ブログの記事数が増えて規模が大きくなると、手動で全てチェックするのはかなりの時間が必要になり、手間もかかるのでこのプラグインを導入しておくことで効率的に修正を行うことが可能になります。
参考:リンク切れチェッカー「Broken Link Checker」プラグインの設定と使い方 |
④PS Auto Sitemap
「PS Auto Sitemap」はブログ内にある全ての記事を一目で確認できるサイトマップを、自動的に作成してくれるプラグインです。
サイトマップがあるとSEOに効果があり、ユーザビリティの改善などが期待できる他、記事更新と同時にマップも更新されるので手間もかかりません。
参考:サイトマップをパパッと表示!PS Auto Sitemapプラグインの使い方 |
⑤WP Multibyte Patch
「WP Multibyte Patch」は日本語版ワードプレスに対応し、マルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行ってくれるプラグインです。
英語中心で作成されたワードプレスを、日本語環境で正しく動作させる為に必要となる機能を網羅しているので、WP Multibyte Patchは導入必須となります。
⑥TinyMCE Advanced
「TinyMCE Advanced」はワードプレスの記事作成において、ビジュアルエディターの機能を拡張させてHTMLの知識がなくても、簡単に高度な入力ができるプラグインです。
デフォルトの投稿機能では使用できるボタンが少なく、細かく編集することができませんがTinyMCE Advancedを導入すれば、無料ブログのように多彩な編集ができるようになります。
参考:使えるエディタ!TinyMCE Advancedの導入からカスタマイズする方法 |
⑦Contact Form 7
「Contact Form 7」はブログ訪問者がお問い合わせや質問などをメールで送信できるように、ブログ内にお問い合わせフォームを設置することができるプラグインです。
特にビジネスブログを運用するのであれば、記事に対する評価や他のブログ運営者との交流などの役に立つ重要なプラグインなので、お問い合わせフォームは設置必須になります。
参考:「Contact Form 7」お問い合わせフォームの設置と基本設定・使い方 |
⑧EWWW Image Optimizer
「EWWW Image Optimizer」はブログにアップロードした画像ファイルを、自動的に最適なサイズに圧縮を行ってくれるプラグインです。
画像の使用頻度が高いブログの場合は、画像ファイルで容量が大きくなってしまうので、圧縮することでデータを軽量化できる便利なプラグインとなっています。
参考:画像圧縮で軽量化!「EWWW Image Optimizer」プラグインの設定と使い方 |
⑨Lazy Load
「Lazy Load」はブログを閲覧する際に画像表示を見える範囲だけにすることで、ブログの表示速度を上げることができるプラグインです。
通常の場合はアクセスした時に全ての画像を読み込んでからの表示となるので、その分表示速度が遅くなってしまいますがLazy Loadを使用すれば最適表示が可能になり、ブログを高速化させることができます。
参考:遅延ロードで表示速度アップ!「Lazy Load」プラグインの設定と使い方 |
※STINGER8の場合は、上手く遅延ロードが機能しない可能性があります。
⑩BackWPup
「BackWPup」はワードプレス上の全てのデータを、定期的に自動でバックアップしてくれるプラグインです。
データベース上とサーバー上にある2つのファイルのバックアップができるので、不慮の事態が起こっても問題なくデータを復元させることができます。
参考:まるっと自動バックアップ!「BackWPup」プラグインの設定と使い方 |
あると便利なオススメのプラグイン
絶対に必要という訳ではありませんが、利用する価値の高い便利なプラグインをいくつかご紹介します。
Google XML Sitemaps
「Google XML Sitemaps」はGoogle、Yahoo!、Bingなどの検索エンジンに対して、ブログのサイトマップを自動的に送信してくれるプラグインです。
新しい投稿記事を作成して公開するたびに検索エンジンに通知してくれるので、クローラ(自動巡回プログラム)がより効率的にサイト検索できるようになります。
「All in One SEO Pack」内にも同様の機能がある為、そちらで設定しない場合はこのプラグインの使用がオススメです。
AddQuicktag
「AddQuicktag」はHTMLコードや定型文を登録しておくと、簡単に文章中に挿入することができるプラグインです。
ボタンをワンクリックするだけでショートコード、よく使うタグなどを入力できるので記事作成の効率をアップさせる効果があります。
Table of Contents Plus
「Table of Contents Plus」は投稿記事内に見出し(h2・h3・h4)を、目次として自動生成して表示してくれるプラグインです。
目次があることで見たい場所にすぐ移動することができ、読者側からすれば記事の構成もわかりやすいので十分利用する価値があります。
参考:記事内に目次を自動生成!「Table of Contents Plus」の設定と使い方 |
Category Order and Taxonomy Terms Order
「Category Order and Taxonomy Terms Order」はカテゴリをドラッグ&ドロップすることで、簡単に順番を並び替えられるプラグインです。
カテゴリ分けしてサイドバーに表示している場合に、思い通りの順番になっていないことがあり、ちぐはぐな並びになっていたりする時に非常に便利なプラグインとなっています。
WordPress Popular Posts
「WordPress Popular Posts」はブログのサイドバーに人気のある記事を、簡単に表示させることができるプラグインです。
基本的にはサイドバーに最新記事が表示されていることが多いですが、ある程度の人気がある記事を表示した方がアクセスアップに効果があります。
参考:人気記事が表示できる「WordPress Popular Posts」の設定や使い方 |
Q2W3 Fixed Widget
「Q2W3 Fixed Widget」はページをスクロールダウンしても、選択したサイドバーの項目が追尾するようにできるプラグインです。
投稿記事の内容が2,000文字、3,000文字以上になってくると、下にスクロールした場合にサイドバーが見えなくなってしまいますが、追尾するように設定しておくと常に視野に入れることができます。
プラグインまとめ
プラグインは導入するのが簡単な上に高機能なものが多いので、ブログ運営に大きく貢献してくれます。
立ち上げ当初であれば導入済みのプラグインも少ないので、活用できそうなものはどんどん追加してもブログのパフォーマンスが低下するようなことはそうそうありません。
ただし、滅多に使用しないようなプラグインを導入している場合は、しっかり削除して少しでも容量を軽くするように心がけましょう。