どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
ブログを収益目的で運用する時に利用しやすいのが、広告がクリックされるだけで収益が発生するGoogleアドセンスです。
報酬発生のハードルが低いので初心者でも使いやすい広告ですが、「アドセンスって審査が厳しいんじゃないの?」と、一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
ネット上では審査で何回も落とされたという人や、審査が1ヶ月経っても終わらないなんていう事例もあるみたいですね。
ですが、しっかり準備して挑めば1週間程度で一発合格できるので、そんなに心配するほどのことでもありません。
そこで今回はこれからGoogleアドセンスで、ブログを収益化させようと考えている方に向けて、アドセンスの始め方や一発で審査に合格する方法などの完全マニュアルを作成しました。
アドセンスで稼ぐってどうすればいいの?
アドセンスはGoogleが提供している「クリック報酬型」と言われているアフィリエイトになります。
基本的にはブログにアドセンス広告を貼って、訪問ユーザーがその広告をクリックしてくれた時点で、1クリックあたりの収益が発生する仕組みです。
アドセンスについて詳しく意味や仕組みを理解したい方は、こちらの記事を参考にされてみて下さい。
参考:アドセンスで稼ぐ?ブログで広告収益?その意味や仕組みを理解しよう |
この広告は多くの個人ブログやサイトなどで利用されていて、「スポンサーリンク」とか「広告」とか書かれているところに表示されている広告は、ほとんどアドセンスと思ってもらっていいでしょう。
アドセンスで稼ぐにはブログに広告を貼る必要があることと、広告を貼るための審査に合格しなければなりません。
そこでまずは、審査用のブログを用意することから始めていきます。
用意するブログ媒体はワードプレス推奨
ブログ媒体には「無料ブログ」と「有料ブログ」があり、無料ブログはその名の通り無料で使えるのですがアドセンスのルール上、無料ブログでは審査を受けることができません。
その為、アドセンスで収益化するには有料ブログが必要になるので、特に使いたいサービスが決まっていないのなら、安定した人気と機能性に優れた「ワードプレス」がオススメです。
参考:無料ブログよりオススメのワードプレスがわからない初心者は集結せよ |
ワードプレスはブログを構成するためのシステムの1つで、このサービス自体は無料で利用することができますが、ワードプレスだけでは機能しないので以下の2つを用意します。
- 独自ドメイン(月額100円程度)
- レンタルサーバー(月額500円~900円程度)
独自ドメインはブログのURLにあたるもので、レンタルサーバーはワードプレスの運用に必要な領域を構成するためのものと考えておいて下さい。
月額1,000円程度でワードプレスを運用することができるので、金銭的リスクも低く手軽に始めることができる為、無料ブログしか利用されたことがない方は、早速ワードプレスの立ち上げ準備をしていきましょう。
ドメインの取得からサーバーの契約、ワードプレスブログの始め方などはすべて以下の記事でまとめていますので、手順に従って作業を進めてみて下さい。
参考:ワードプレス導入でブログを始める方法から必要な設定までを完全図解 |
アドセンスでブログを収益化させる手順
ワードプレスブログの用意ができたら、Googleアドセンスに申請してすぐに審査を受けたいところですが、ブログにコンテンツが何もない状態で審査を行っても、ほぼ100%の確率で落とされます。
なのでアドセンスに一発合格するための方法と、合格後の作業も含めて以下のような流れで進めていきます。
- アドセンス申請前に下準備をする
- ブログをアドセンスに申請する(一次審査)
- 広告をブログに貼り付ける(二次審査)
- 審査中はできれば毎日ブログを更新する
- 審査に合格したら広告をブログに設置する
- アドセンスとアナリティクスを連携する
ステップ4まではアドセンスの審査前~審査中に行うもの、ステップ5、6は合格した後に行うものになります。
それではステップ1から順に説明していきます。
①:アドセンス申請前に下準備をする
アドセンスは審査時にブログが有益であるかどうか、コンテンツがある程度作られているか、アドセンスポリシーに違反していないかなどが見られます。
ここでどこかに問題があると審査に受からなくなってしまうので、まずは申請に向けてアドセンス用に下準備を行うことが必要です。
最低限準備するものとしては以下のようになります。
- 1000文字~2000文字程度で20記事以上
- 運営者情報(ニックネームやメールアドレス)
- プライバシーポリシー
- お問い合わせページ
記事の内容は「AdSense プログラム ポリシー」に違反しないもので、ユーザーの役に立つ1000文字以上(できれば2000文字程度)を意識して作成していきます。
ただの日記のような内容ではいくら量産しても意味がないので、1記事1記事しっかり作り上げることが重要です。
プライバシーポリシーはアドセンスの「必須コンテンツ」になっているので、必ずブログ内に記載しておきましょう。
お問い合わせページは必ず必要になる訳ではありませんが、プラグインで簡単に設置できるので、ブログのヘッダーのメニューリストなどに表示させておくといいかと思います。
私がアドセンスに申請する前に行った対策などを、こちらの記事ですべて公開していますので、わからない方は参考にしてみて下さいね。
参考:今のアドセンスに1週間で合格!申請時の状況と行った対策を全て公開 |
②:ブログをアドセンスに申請する(一次審査)
ブログコンテンツの準備ができたら、いよいよアドセンスに審査してもらうために申請を行っていきます。
以前までは一次審査で合格通知が届いてからじゃないと、二次審査に行くことができませんでしたが、現在では申請をした段階ですぐに二次審査に移行します。
一次はアドセンスに登録情報を入力していくだけなので、特に審査らしい審査はありませんし、ここで落ちるということはまずないでしょう。
参考:【2017年最新版】初めてGoogleアドセンスに登録して申請する方法 |
※アドセンスの報酬を受け取るときに、初回は自分の住所に郵便が届くようになっていることと、銀行口座の名義を入力する項目があるので正確に入力して下さい。
銀行口座はアフィリエイト用に「ネットバンク」を用意しておくとかなり便利なので、私的にはポイントシステムに優れている「楽天銀行」がオススメです。
アドセンスの収益管理もしやすくなるので、まだ利用されていない方は口座を開設しておきましょう。
③:広告をブログに貼り付ける(二次審査)
一次審査が終わったら二次審査を開始する為、ブログにアドセンスのテスト用広告コードを貼り付ける作業を行います。
コードを貼り付ける場所はどこでもいい訳ではなく、「<head>タグ」部分に貼り付けるようにと、ちゃんと指定されています。
この<head>タグに苦戦される方が多く、どこにあるのかわからないという人がたくさんいるみたいなんです。
しかも、テスト用の広告は正しく貼れていても、間違った場所に貼っていても一切何も表示されません。
広告が正確なところに貼れていなければ、二次審査はいつまで経っても開始されないだけでなく、「広告の貼る場所が間違っていますよ!」なんて通知もされないので1ヶ月、2ヶ月と一次審査で止まった状態になってしまいます。
なので、広告コードの貼る位置は絶対に間違えないようにしっかり確認を行って、確実に二次審査を開始させて下さい。
参考:アドセンスの二次審査で<head>タグに広告コードを確実に貼る方法 |
④:審査中はできれば毎日ブログを更新する
二次審査が無事に開始できても安心するのはまだ早いので、審査中もブログの更新を行うことが重要になってきます。
アドセンス側は、「ブログを更新する意思があるかどうか」ということも審査対象としています。
ここでピタッとブログの更新が止まると、「このブログはやる気がないな。」と評価されてしまい、不合格となることも十分考えられるので、アドセンスにブログを更新する意思を示しましょう。
「二次審査中にやっておきたいこと」で説明していますが、できるだけ毎日記事を更新することを心がけて、質の高い内容を意識することも大切ですね。
また、1日に2、3記事を一気に投稿する必要はないので、1日1記事のペースで進めるのがいいかと思います。
⑤:審査に合格したら広告をブログに設置する
ここからはアドセンス審査に合格した後の話になりますが、申請時に登録したメールアドレスに「おめでとう」メールが届いているはずです。
このメールが届いた時点で、アドセンスに自分のブログが承認されたことの証明になり、早速広告を設置できるようになります。
アドセンスから届いたメールからサイトにアクセスすると、広告の設定を行えるようになっているので、以下の3種類からブログに設置する広告タイプを選択できます。
- テキスト広告とディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
「記事内広告」はブログの記事内に設置するのが最適な広告タイプで、レスポンシブにも対応してくれているので、初めはこの広告をブログ内に貼り付けてみて下さい。
アドセンスのサイト側で広告コードを生成したら、ウィジェットなどを利用してコピー&ペーストすれば、少し表示されるまでにタイムラグがある場合もありますが、数分で広告が表示されているはずです。
参考:ブログを収益化!審査合格でGoogleのアドセンス広告を設置する方法 |
これで収益化を開始することができますが、アドセンスには「広告設置の注意点」がいくつかあり、自分で広告をクリックしたり追尾エリアに設置したりすると、アドセンスの停止やアカウントが停止されてしまう可能性があります。
アカウントは1人1つしか取得できないので、広告利用の際は十分注意しておきましょう。
⑥:アドセンスとアナリティクスを連携する
最後にブログに設置したアドセンス広告の収益情報を、アクセス解析ツールのGoogleアナリティクスを使って詳細に分析することができます。
どこのページがクリックされやすいのか、収益の高いページはどこなのか、という情報を確認できるようになるので、アナリティクスと連携を済ませておくことをオススメします。
参考:アドセンスの収益をGoogleアナリティクスで分析する為の連携方法 |
アドセンスの収益化を開始したら、今後はアナリティクスの解析データをもとに、収益効果を高めていくことに力を入れていきましょう。
これでアドセンスの全ステップが完了となります。
アドセンスポリシーに注意しよう
アドセンスは上記ステップ1で説明したように、「AdSense プログラム ポリシー」に違反しないよう、コンテンツを作っていくことが必要になります。
主にポリシー違反となるものは、「アダルト関係」「暴力的なもの」「お酒類」「タバコ関連」などです。
これらの内容に触れるようなコンテンツや、それを連想させるような表現などを使うと、アドセンスが停止される可能性があります。
また、報酬を提供するようなサイト(ポイントサイトなど)への紹介も、基本的にNGとなっていますので、アドセンスと併用することはできません。
アドセンスにはこうしたルールが細かく指定されていて、厳しく監視されているので広告の運用には十分注意して下さいね。
アドセンスはアクセス数が命です
アドセンスの収益を拡大させる一番の要因は、とにかくブログへのアクセス数を増やすことです。
目安として月間のアクセス数が10,000PV程度になってくると、2,000円~5,000円程度の収益が上がるようになります。
アクセス数とアドセンスの収益は比例しているので、ブログに多くのユーザーが集まれば、それだけ広告のクリック率も変化していきます。
成果報酬型のアフィリエイトとは違って、商品などを購入してもらう必要はないので、集客スキルを磨くことに専念しましょう。
集客効果を高めるためには、「キーワード選定」を行っていくことが必須となります。
アクセスが集まりやすいワードもあれば、全く集まらないようなワードもありますし、短期間に集中して集客できる内容や、長期的に安定して集客できる内容など様々です。
これから扱っていくキーワードによって、ブログのアクセス数は大きく変わってくるので、集客が見込めるワードやジャンルを探すことも重要になります。
参考:アドセンスブログを狙ったキーワードでアクセスUP!選定方法の基本 |
まとめ
Googleアドセンスでブログを収益化させるためには、ここでご紹介したマニュアルのように、ある程度準備を行っておくことが必要になります。
審査が厳しいというのは、多くの挑戦者が「簡単に合格できるだろう。」と考えて、少しのコンテンツだけで審査を受けたり、記事内容が日記のような薄いものだったりすることが原因なのかもしれません。
アドセンス側も広告の利益を高められるブログに厳選しているので、収益を得られそうにないブログでは審査に通過することは厳しいのです。
挑戦者側ではなく企業側の立場になってみればそれは至極当然のことなので、目線を変えてみて相手にとって利益があるかどうかを考えながら、アドセンスの審査に臨んでいきましょう。
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