ブログ運営を続けている方の中には、Google AdSense(グーグルアドセンス)の広告を貼って収益化させている人も多いでしょう。
そこで「AdSenseで収益3万円を稼ぐ!」ということを、1つの目標として頑張っている人はたくさんいると思いますし、ネットビジネスで月3万円稼げればトップ5%に入ります。
AdSenseによる広告収益が数千円でも数万円でも毎月入ってくるようになれば、お財布事情も少しは温かくなりますよね。
私が運営しているこの雑記ブログではAdSenseで収益3万円を稼ぐことができたので、その記録も兼ねて記事に残しておきます。
AdSenseで収益3万円を目指しているブロガーさんにとって、役立つ内容になるかはわかりませんがよければ参考にして下さい。
では達成にかかった期間や私が行った戦略を全てまとめていきますが、この記事は12,000文字ほどあるので、時間がある方はお付き合い頂ければと思います。
Google AdSenseで稼ぐことって難しい?
Google AdSenseは知っての通り、広告はクリックされるだけで報酬が貰えるので、ブログを収益化するなら「まずAdSenseから!」と考える人も多い。
現に私もその一人だったし、ブログ運営当初はAdSenseの審査に合格するだけでも凄いことだと感じていて、実際に合格できた時はかなり嬉しかった。
記事を全く書いたことがなくて、初めてブログを立ち上げた初心者さんには、その審査のハードルが高く感じるかもしれませんね。
私は結構慎重なタイプだったので、一発合格を狙うために20記事ほどhow to系記事を投入して、なんとかAdSenseを開始することができました。
ここからは規約に順守して、ユーザーに価値を提供できるような記事を心掛けながら、書き続けてきたわけです。
AdSenseの収益が初めて発生したのは2ヶ月目のことで、ペットボトル1本が買える程度。
この時にはすでに100記事を超えていましたね。(ちょーハイペース)
書いていた内容はほとんどブログ運営に関することで、月間アクセスは2,000PVくらいですから、AdSense導入から収益発生までの目安になるかな。
金額を問わなければAdSenseで稼ぐことはなんら難しくはない。
大事なのは大きな金額を求めることじゃなくて、「ゼロ ⇒ イチ」を作ること!ですよ。
ブログのPV数(アクセス)とAdSense収益の目安
AdSenseには1クリックあたりの平均単価や、ブログのPV数に対してのクリック率(CTR)が存在します。
一般的な平均単価は約20円、クリック率は100PVあたり1回程度と思って下さい。
これをベースにしたPV数とAdSense収益の早見表がこちら。
ブログの月間PV数 | AdSense収益の目安 |
1万PV | 2,000円 |
3万PV | 6,000円 |
5万PV | 10,000円 |
10万PV | 20,000円 |
15万PV | 30,000円 |
20万PV | 40,000円 |
この表の通りにいけば、AdSense収益で月3万円稼ぐためには最低でも月間15万PVが必要になるので、「15万PVとか無理ゲーじゃん!」となるかもしれません。
ただ、これはあくまでも1クリックの単価が20円程度の場合ですから、当然AdSenseの単価が高くなれば早々に達成できます。
実際のところ広告単価にどこまでの上限があるかはわかりませんけど、1クリックで200円や300円クラスは結構ありますね。
場合によっては1,000円以上もあるようですし。(お目にかかりたい!)
なんでこんなに単価が変動するのかというと、記事ジャンルによってAdSense広告もそれに合わせて表示されるからです。
アニメ関係の記事を書けばアニメ系の広告、金融関係の記事なら金融系の広告が選ばれる。
つまり、表示されるAdSense広告によって単価は大きく変動するということ。
そして、想像すれば大体予想できますがアニメ関係は単価が低く、金融系もしくはお悩み系は単価が高くなる傾向にあります。
少ないPV数で収益3万円を達成したいのなら、高単価に期待できそうな記事を書いていくのがベストでしょう。
AdSense収益3万円を雑記ブログで達成した期間とPV数
PV数とAdSense収益の早見表から考えると、収益3万円というのはハードルが高そうに感じますよね。
では私が運営している雑記ブログはどうだったのかをサクッと見てみましょう。
- 達成に要した期間:7ヶ月
- 雑記ブログのPV数:約5.6万PV
- AdSenseの収益額:諭吉3.5人
収益額の諭吉さんは恒例の比喩表現なのでスルーして頂いて、注目するべきはブログのPV数です。
早見表では3万円までに15万PVが必要でしたが、実際にはおよそ3分の1になるPV数で達成できました。
また、ジャンルが絞られる特化ブログの方がAdSense単価は高くなるイメージですが、雑記ブログでも平均単価は60円以上はありますね。
つまりはブログの運営次第で単価は十分上げられるということです。
運営期間は7ヶ月とかなり時間がかかってしまいましたが、私よりも才能がある人なら半年も経たないうちに達成するんじゃないかと。(ちなみに私はただの凡人ですよ!)
ただ、AdSenseで収益化させるなら「ブログを継続させる覚悟」を持って下さい。
とにかくブログは続けないことには、なにをしても上手くいきませんから、これから挑戦される方は頭の中に「継続」の文字を焼きつけておきましょう。
AdSenseで収益化できれば半永久的に不労所得として稼ぎ続けることも可能ですし、1年以内でそれなりの結果は出ます。
実際に私のような才能もスキルも取り柄もない状態で、ただひたすらに経験を積んだだけで達成できたわけですし、あなたに達成できないわけがない!
AdSenseで収益3万円を稼ぐための戦略
ここからはこの雑記ブログで行った「AdSense収益化3万円戦略」を全て語っていこうと思います。
先に行った戦略をまとめておくと、
- アクセスを伸ばすためには300記事書く
- AdSense広告を効果的な配置に変える
- 数種類のAdSense広告を使い分ける
- AdSense広告は個別に収益管理する
- スマホのサイドバー非表示でAdSenseクリック向上
この5つの戦略について語っていきますね。
戦略1:アクセスを伸ばすためには300記事書く
ブログ記事が少ない人の一番効果的なアクセスアップは、まず「とにかく記事を増やすこと」です。
もうこれ以外には近道もショートカットもありません。
まずは記事を書いて書いて書いて書いて書きまくる!
でもなぜ300記事という数になるのか、それは私がAdSense収益3万円を稼げたのが280記事ほどになってからだったので。
280記事じゃ中途半端になるので、キリのいい目安としては300記事になるという結論になったわけです。
ゼロの状態からいきなり300記事と聞くと、「途方もない記事数だよ。」と感じるかもですが、冷静に考えてみると1日1記事ペースで書いたら300日で達成です。
また、ここまで記事数が必要になる理由は他にもあって、単純にブログを強くすることも理由の1つですが、実は1記事で10PV/日を集めることも難しい世界なんです。
まぁこれは書いていけばいずれ実感するときが来るんですが、基本はアクセスがいきなり集まるなんて期待しない方がいいですね。
だったらそれだけ記事を書き続けたらいいだけなので、仮に300記事書いたとして1記事ベース6PV/日あれば、「300記事×6PV×31日=月間約5.6万PV」になります。
1記事6PV/日くらいだったら初心者でもいけそうですよね。
それに100記事や200記事も書いたら、その中からある程度アクセスを集めてくれる主力記事が出てくるものです。
そこからさらに関連記事を書いていけば効率良くPV数を増やすことも可能です。
まずは10記事でも30記事でも50記事でもいいので、アクセスを伸ばすための記事も意識して書いていくことから始めて下さい。
戦略2:AdSense広告を効果的な配置に変える
AdSense広告をすでにブログに貼っていて、なかなかクリックされないと感じている場合は、広告の配置に問題がないかを一度確認した方がいいですね。
私のブログでは運営7ヶ月目時点で、以下のようにAdSense広告を配置していました。
PC閲覧時 | スマホ閲覧時 |
記事上(最初のh2見出し上) | |
記事中(3番目h2見出し上) | |
記事下(2つ横並び) | 記事下(1つ) |
関連記事下 | 記事最下部 |
記事最下部 | ー |
サイドバー上部 | ー |
AdSenseにちょっと詳しい人なら、「やっぱり王道な配置だな。」って思うかもしれませんね。
ただ、実際に上記表の「記事上」「記事中」「記事下」の配置は特に強く、収益効果が高いのは以下の通りになります。(3ヶ月間のデータを元にしています)
- 第1位:記事上
- 第2位:記事中
- 第3位:記事下
- 第4位:サイドバー上部
この流れからAdSenseは「視認率が高いほど効果も高い」ことがわかりますね。
つまりは記事ページが開かれてから、広告が読者の目に触れる頻度が大きく影響するということ。
記事ページは上から下にスクロールして見ていくわけですし、上の方にAdSense広告を配置していると、それだけ早く目視されてクリックされる可能性も高まる。
だからといって、記事上部に3つも4つも集中して広告を並べると、読者に敬遠されてしまう原因になるから、さり気なくウザすぎない程度に配置します。
AdSense期待の広告「関連コンテンツ」も実は使えるんですが、どうにもテキストのみの表示が改善されない。
なのでもう数ヶ月の間は記事の下の方で息を潜めています。(こりゃダメだ)
※関連コンテンツについてはすでに解決済みです。
それとは別に今年の3月から新たに「リンク広告」を実験的に導入してみたんですが、これはかなり効果に期待できるかも。特に記事タイトル下は凄い予感。
リンク広告は2クリックで報酬発生なので、少しハードルが高いと考えていたけど、これはただの思い過ごしだったのかもしれない。
とはいえ、検証期間が短いので今後の結果次第で正式に導入するか判断する予定です。
※リンク広告の検証結果がわかりました!
戦略3:数種類のAdSense広告を使い分ける
AdSense広告には色々なユニットが用意されていますが、それぞれにしっかり適材適所があります。
最近になってAdSenseでは、利用可能な広告のほぼ全てを一括で自動的に最適化してくれる「自動広告」なるものが登場しました。
この自動広告は1つのコードを貼るだけで、今までに設置済みの広告全てをまとめて管理し、Google側が最適な広告&最適な場所に自動表示してくれるという驚愕の機能。
最初に発見した時は「これ使うしかないでしょ!」と興奮しましたが、実際に使ってみると「ここに広告入れんの!?」ってなったので現状はスルーしていますね。
他のブロガーさんの報告を見ている限りでは、かなり効果があった人と表示が崩れてしまってやめた人がいるので、この辺は今後の改善次第なので今は様子見かなと。
ということで、最終的に使い続けているAdSense広告の種類は以下の表の通りになります。(リンク広告含む)
広告配置 | PC閲覧時 | スマホ閲覧時 |
記事タイトル下 | リンク広告 | |
最初のh2見出し上 | 記事内広告 | |
記事中3番目h2見出し上 | 記事内広告 | |
記事下1 | 336×280 レンタングル | 300×250 |
記事下2 | リンク広告 | |
関連記事下 | 関連コンテンツ | |
記事最下部 | 728×90 | 300×250 |
サイドバー上 | スカイスクレイパー | ー |
サイドバー中 | リンク広告 | ー |
※現在はテーマ変更などで若干上記配置とは異なっています。
モバイルの「300×250」は「レスポンシブ」でもいいと思いますが、収益の方は発生しているので、レスポンシブと比較してみないことにはなんとも言えません。
ただ、モバイルの記事下は平均単価が低めなので、レスポンシブなら広告のバリエーションが増える為、もう少し収益が上がる可能性はありますね。
関連コンテンツ(テキストのみ)や記事最下部の広告は、視認率が10%以下という数値ながらも、何気に収益が発生しているので表示させる価値はあります。
キレイな関連コンテンツが表示される方は、記事下レンタングルの上か下に表示されているのが多いですね。
戦略4:AdSense広告は個別に収益管理する
AdSense広告の収益はユニットごとに管理することができるので、ブログに広告を貼る際は基本的に個別で広告ユニットを作成します。
そうすれば、どこのAdSense広告がクリックされやすくて、どこの広告なら単価が高いのか、視認率ってどのくらいなのかなど色々と分析できます。
これによって収益性の向上や広告同士の比較も可能になり、こういう変化を見ていると結構楽しくなってきます。
作成する広告ユニットはわかりやすく名前も付けれますし、私の場合はそれぞれの配置場所またはPC・モバイルを判別できるよう設定していますね。
特にAdSense広告を設置した当初はちゃんと設置できているか、これで本当に収益が上がってくるのか、問題なく表示されているのかなど心配になるものです。
だからといって自分で広告を1回でもクリックしてしまうと、広告停止処分を食らって1ヶ月ほど収益ゼロになってしまう。
そういった意味でも、それぞれに設置したAdSense広告を個別で管理することで、どこに問題があってどんな修正が必要なのかもわかってきますよね。
広告ユニットを新たに作成する際は、その辺も十分考慮しておくといいでしょう。
戦略5:スマホのサイドバー非表示でAdSenseクリック向上
ブログのサイドバーってPC閲覧時なら画面両サイドに表示されているから、見られる可能性もありますが、スマホ閲覧時の場合には下に回り込むからまず見られない。
記事下の関連記事でさえ、あまり見られることがないから、記事内に内部リンクを入れて対策しているわけですからね。
そんな関連記事よりもさらに下にあるサイドバーがズラズラと並んでいても、基本的にはページスピードを遅くするし、実はAdSenseのクリック率を下げる要因にもなります。
あまり見られないと言いましたがアクセスが多くなってくれば、少なからず記事ページの下の方まで見てくれる人も存在します。
そのときにサイドバーが下にあると、「お!まだ何かあるな。」とAdSense広告をスルーして読み進めてしまう可能性があります。
それならサイドバーをスマホだけ非表示にして、代わりにAdSense広告を最下部に設置すれば、最終的に読者は広告を視認して記事を読み終えることになります。
これなら次の動作を行うときに、広告がクリックされる可能性はグッと高くなるわけですから、あまり意味のないサイドバーを表示させるよりはよっぽど効果的です。
私の雑記ブログでも運営5ヶ月目頃から実践中で、クリック数や視認率は他の広告と比べて低いですが確実に収益には貢献中です。
それから実はAdSenseの広告単価にも大きく影響することもわかっています。
また、仮にAdSenseのクリック率に変化がなかったとしても、サイドバーの読み込みがなくなることでスマホ記事の表示スピードが改善されますからね。
非表示にしたところでアクセスが低下することもないのでデメリットも見当たりません。
まぁ一応トップページだけはサイドバーありのままにしています。
メリットには十分期待できる内容なので、まだ実践されていない方は取り組んでみて下さい。
一時的な3万円ではなく半永久的な3万円を目指す
私のブログでは今しか得られない3万円の収益ではなく、今後も継続的に稼いでいける3万円の収益を軸としています。
今作業をやめてしまったら、ブログからの収入が数日後にはパッタリとなくなってしまう、そんな一時的な幸せは望んでいません。
目指す先は半自動的にお金を生み出す不労収入の仕組みを構築することです。
なので、積み上げていく記事の中心は一時的に爆発的なアクセスを集めるものじゃなく、一定数のアクセスを毎月安定して集めてくれるような記事を意識します。
瞬間的なアクセスに期待できるトレンドは、たしかに即効性があってAdSenseの収益も大幅に増加するでしょう。
ただし、数日後には大幅に収益が減少する覚悟も併せ持っていないと身が持ちません。
あとは誰よりも早く最新の情報を毎日何記事も投稿して、常に検索上位を維持する努力も当然のことながら必要です。
つまり、リアルタイムにほぼ一生努力を続ける自信がある!という人は挑戦してもいいかもしれません。
それが無理であれば、3ヶ月以上はアクセスがほとんど集まらないと理解して、将来の資産記事を積み上げていくことを目指しましょう。
目先のことを考えるとどんなに記事を頑張って書いてもアクセスが増えず、AdSenseの収益もゼロのままなのでこれに耐えられないと人は挫折します。
でも半年や1年と継続することができた人は、AdSenseからの不労収入を毎月得ることができるチャンスを掴むことができるんです。
一時的な3万円か半永久的な3万円かを選ぶのはあなた自身なので、どちらが自分にとって適しているのかをよく考えてみて下さい。
ブログを収益化させるということは、単にお金を稼ぐということだけじゃなくて、これから進んでいく道も選択しておかないといけませんからね。
アクセスアップに効果的だったもの
AdSenseの収益を増やすためには、ブログのアクセスアップが必要不可欠ですから、誰でも「アクセスが欲しい!」と考えますよね。
そこで効果的にアクセスアップを狙うための方法をいくつかまとめます。
- 読者の悩みを解決できる記事を考える
- 記事タイトルには必ずキーワードを2語以上入れる
- 検索流入を底上げする流れを作る
- 関連記事を内部リンクで繋いでいく
これらをベースにして行動していきますが、具体的にどうするのかを説明しますね。
読者の悩みを解決できる記事を考える
人の悩みというのは永遠になくなることのない需要が期待できますし、悩みを解決できないかとネットで検索する人はたくさんいます。
悩みっていっても、人それぞれで抱えているものは違いますよね。
- 今よりもお金をたくさん稼ぎたい
- ブログのアクセスを増やしたい
- ダイエットして体重を減らしたい
- 暇な時間を有意義に過ごしたい
- 勉強していい成績を取りたい
- 一人暮らしに必要なことが知りたい
- ホワイト企業に就職したい
- 引越し費用を安く抑えたい
- 生活費をなるべく節約したい
- 溜まったストレスを発散したい
- 簡単で美味しい料理を作りたい
- 面白いアニメやマンガが知りたい
まだまだいくらでも悩みはあるので、1つの悩みに対して解決策を記事にしてあげればアクセスは自然と集まるものです。
例えばダイエットしたいという人がいたとして、その人がどんな悩みを解決したいのかを考えます。
まず男性なのか女性なのか、何キロ痩せたいのか期間はどれくらいなのか、サプリメントなのか健康グッズなのか食生活なのか、顔なのか腕なのか脚なのかなどなど。
ダイエットというワードの中を見れば、悩みはさらに多岐にわたるものになりますよね。
人が抱えている悩みの数だけアクセスを集めるネタが存在するので、記事を書こうと思えばいくらでも書けます。
あとは記事の中にその悩みを解決するためのヒントや、実際に自分が行って効果があった体験談や商品など、わかりやすく伝えていくことでそこに価値が生まれる。
価値があるものに対して人が集まるのは自然原理みたいなものですし、自分の書いた記事で多くの人の悩みが解決できたら嬉しいですよね。
私はそんな読者に価値を与えられる記事が書けるように心掛けています。
記事タイトルには必ずキーワードを2語以上入れる
キーワードは一応簡単に説明しておくと、「検索時に入力されるワード」のことです。
Google検索をするときは、検索窓に自分の知りたいワードを入力していくんですが、そのときって基本は2語以上で検索することが多い。
例えば面白い映画を調べるときに「映画」だけで検索すると、映画館の情報や企業サイトがズラッと1ページ目に並んでいます。
これだと目当ての記事ページが見つからないので、「面白い 映画 おすすめ」のように調べるわけです。
まずは検索者の立場になって「この情報を調べるときはこのワードを使うだろう。」と、ある程度行動を予想してキーワードの選定を行っていきます。
そこでポイントとなるのは、
- ライバルが少なくて需要はそれなりにあるワード
- 記事タイトルに使う検索ワードは左側に寄せる
最低でもこの2つを意識して作成すれば、検索需要がありつつライバルも少ない土俵で上位表示が狙っていけます。
激戦区になるビッグワードはアクセスを集める効果は絶大なんですけど、当然ながら上位表示が難しくて順位変動も激しいので常に消耗戦になってきますからね。
特に初心者のうちからここを狙うのはあまりおすすめしません。
また、検索を意識したワードを記事タイトルの左側に寄せるのは、Google検索で入力されたワードが先にある方が上位表示されやすいからです。
同じ内容の記事でも、検索ワードが前にあるのと後ろにあるのとでは、全く結果が違ってくるので検索流入を増やすことを考えるなら重要になります。
つまり、ライバルが少なく需要が安定しているワードで記事タイトルの左側に2語以上入れる!ですね。
検索流入を底上げする流れを作る
安定したアクセスを集めるためには検索流入が欠かせませんが、ブログの運営期間が浅くて記事数もそんなにない段階では、流入にほとんど期待できません。
そこで私が実践してきた中で、早い段階で検索流入を効果的に底上げしてくれたものが以下の2つ。
- ブログサークル
Twitterは誰もが知っているSNSの1つで、他にもFacebookやGoogle+なども活用していますが、アクセスアップ効果が高いのはTwitterでした。
それにTwitterは気軽につぶやいたり、参考になるツイートもたくさん見れるので情報収集にも最適です。
私が使っているTwitterアカウントは、2018年3月7日時点でフォロワーさんが約3,100人ほど、ツイートは約500くらいになります。
ツイートは以前まで記事更新と同時にTwitterにも投稿するだけでしたが、ここ最近はブログに関連することもつぶやいています。
これが結構反応があって、いいね!やリツイート、コメントなどもして頂けて「Twitterってこんなに面白いんだ!」と感じています。
フォロワーさんがそれなりに多くなってくると、ブログへアクセスしてくれる人も増えるようになる為、アクセスの底上げにも繋がります。
そしてブログサークルは、その名の通り「ブログを運営している人が集う場所」です。
Twitterはジャンルも一切関係なく世界中の誰とでも繋がれるSNSですが、ブログサークルはブロガーさんとより多く繋がりを持てるサービスです。
要は自分と関連性の高い人たちと交流できるというもの。
ここではブログ運営を頑張っている人(私も含めて)がたくさんいますから、お互いに応援し合ったりコメントをもらったり、気になる記事を見たりすることもできます。
自分と似た境遇の人や共通のある人の記事ってつい見たくなっちゃいませんか?
検索からは見られないような記事も、ブログサークルからなら確認することができますし、ここでしか得られない情報もありますから。
そしてブログ運営の孤独感を少しは紛らわすこともできます。(寂しいのは嫌だ)
そんなTwitterとブログサークルがアクセスアップに繋がる、でも検索流入の底上げになるのはなぜ?って思った方。
その答えは「アクセスが増えればGoogleに評価される」からです。単純ですね。
ブログ単体でアクセスを集めるよりも、以下のようなメリットがあります。
- ブログ記事が拡散される可能性がある
- アクセスの流入先(入口)を増やすことができる
- アクセス増加に伴って検索流入も増える
ほんの数%でもアクセスが増える可能性があるなら、なんでも取り組んでおいた方があとで後悔せずに済みますし。
早いうちからアクセスの流れを作っておくに越したことはないですね。
関連記事を内部リンクで繋いでいく
ブログ記事がある程度増えてくると、内容が関連している記事も増えてきます。
「これって前に書いた内容に共通しているな。」とか、「この記事だったらこっちもオススメできるな。」のような記事が出てきます。
そこで行ってほしいのが、記事と記事を内部リンクで繋ぐことです。
簡単に言うと共通している記事があるなら、記事中か記事下にリンクを貼って誘導しましょう!ということです。
方法としてはテキストリンクのみかアイキャッチ画像付きのブログカードがあり、どちらがいいかは好みの問題かなと。
このブログではすべてテキストリンクにしていましたが、テーマ変更によって最近はブログカードを活用しています。
テキストリンクの場合は太字にした方が印象に残りやすくなります。
あとはただひたすらに関連記事があったら、内部リンクを繋げていくことを繰り返すだけでアクセスアップの効果に期待できます。
イメージとしてはクモの巣のように糸を張り巡らして、ユーザーの離脱を少しでも遅らせる感じですね。
ただし、前提として記事が読まれるようになってこないとあまり効果はありません。
ですが、いずれ読まれる記事になったときには絶大な効果を発揮するので、地道に取り組んでおいた方がいいですよ!
結構地味で大変な作業になりますが重要度は高いです。
そしてこの内部リンクには「SEO効果」もあったりするんですが、一応サラッとまとめると以下の効果が得られます。
- クローラーがスムーズにブログ内を巡回できる
- ブログの重要なページであると評価してもらえる
クローラーはGoogleの自動巡回プログラムで、Google(女王アリ)とするならクローラー(働きアリ)のような感じ。
内部リンク(道)を作ってあげることで、クローラーが上手く巡回できるようになる為、Googleに素早く情報を伝えられます。
また、内部リンクで繋がれている記事ページは「重要なページだな。」と認識され、正しく評価してもらうことができる。
なので内部リンクの設置はやっておいて損はありません。
AdSenseとアフィリエイトを併用する場合は
Google AdSenseを利用しているブロガーさんの中には、成果報酬型のアフィリエイトを併用している人もいるでしょう。
私の雑記ブログもそうですが、運営期間がまだ浅い頃からAdSenseと一緒に実践してきた中で、これは注意しておきたいと思う点があります。
それはAdSense広告とアフィリエイト広告を混在させないことです。
なにかの商品やサービスに誘導するアフィリエイト記事を書いた場合、そのページ内にアフィリエイト広告を当然貼りますよね。
でもそのページにはAdSense広告も表示されているはず。
これだとAdSenseの方に報酬が持っていかれる可能性があり、アフィリエイト記事本来の目的からズレてしまうことになります。
収益性の最大化を目指すなら、アフィリエイトの記事内からAdSense広告を外しておくのが望ましいですね。
とはいえ、当ブログではCSSでAdSense広告を管理していて、記事ごとやプラグインを使っての設定は一切していません。
なので記事別に管理する方法をイマイチ理解していないのが現状なので、このブログではそのまま両方表示させていますが一応対策は行っています。
※テーマ変更で記事別に広告が非表示にできるようになりました。
対策といっても大したものじゃないですが、アフィリエイトの広告リンクは基本的に使わずにテキスト用リンクのみに移行しています。
もちろんAdSenseに流れてしまうのは防げませんが、誘導先をしっかり分けることで広告を嫌うユーザーに対しては有効になります。
過去記事の中には、広告になったままのものがまだ残っていますが。(修正しないと)
それに広告ばかりになるとちょっと鬱陶しくなりますし、広告表示はAdSenseに任せるようにしています。
まぁ簡単な役割分担のような感じですね。
私のように「アフィリエイト記事とAdSense広告を上手く分離できない。」という方は、記事ページ内の広告感が強くなりすぎないように何かしらの対策は行っておきましょう。
まとめ
ここまでまとめるのにかなり長くなってしまいましたが、お付き合い頂いてありがとうございます!
今回の「AdSenseで収益3万円を稼ぐ」という内容を凝縮すると、
- AdSenseの広告配置最適化や視認率を意識した収益性の改善
- 寿命の長いテーマで相手に価値を与える記事を書きまくる
- SNSや内部リンクを駆使してアクセスの底上げを狙う
もっと凝縮すると、「記事を増やしてアクセスを集めてAdSenseの収益を稼ぐ」です。
なんだか凄く当たり前のことなんですけどね。笑
これだけを思ってただ前に進んでいったら、私は7ヶ月目でAdSense収益3万円の壁を越えることができました!
誰かの役に立つ記事を書き続けていれば、3ヶ月ほど経った頃から徐々に変化が見え始めてきます。
それに記事の書き方やわかりやすさ、読み手を意識した構成や内容の情報量、まとめるスピードや自分の得意分野など、今までに見えていなかったことがどんどん見えてきます。
人はちゃんと行動すればその分しっかり成長しますし、継続することを諦めない限りは結果も後からついてくるものですよ!
今あなたが「頑張ってみよう!」と気持ちが動かされているのなら、その気持ちを忘れないうちに自分にできることから始めていきましょう。
▼AdSenseを始めてみよう▼
▼アクセス数を増やす為に▼