どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
ブログを初めたばかりの初心者は、「とにかくまずは記事を書け!」とアドバイスされることがほとんどで、たしかに記事がないことには始まりません。
お金を稼ぐことを目的にブログの運営を行っている人や、これからブログで稼ぐことを考えている人は、自分のコンテンツを積み上げていくことが必要になります。
ですが、記事を書くにしてもどんな方向性にすればいいのか、どうやって稼いでいくかの未来ビジョンがなかなか想像つかないことが多いと思います。
自分の力だけでイチからビジョンを考えるのは至難の業なので、基本的なノウハウはプロブロガーから吸収するのが手っ取り早いです。
そこで私は今までに100ブログ以上のノウハウを分析した結果、わかったことなどをここにまとめてみました。
ブログの教科書はプロから吸収する
学生が数学や英語を勉強する時に、誰もが平等に学べるよう「教科書」というテンプレートがありますが、ブログにも同じように教科書が存在します。
ただやみくもに勉強するのと、教科書の手順に従って勉強するのとでは、得られる知識や結果が全然違ってきます。
ブログの世界ではプロブロガーの人達が初心者の道しるべとなるよう、ノウハウという教科書を提供してくれています。
そんなノウハウ本を見て運営を行っていけば、ブログに必要な知識を効率的に学んでいくことができます。
ですが、普通の勉強では教科書を見れば必ず問題に対する答えが載っていますが、ブログの場合は「こうすれば絶対に稼げる!」という答えは載っていません。
それにブログの教科書は1つだけではなく、ブロガーの数だけ学べるノウハウの内容も違い、行っていく方法も異なるものです。
自分のやり方と合わない教科書もあれば、根本的に内容が間違っているものもあるので、正しい内容かつ自分にとって最適なノウハウ本を探すことが重要になります。
100ブログ以上を分析してわかったこと
私はブログの記事を書く前に、上位のライバルブログやトップブロガーの記事を調査することが日課のようになっています。
そんなこんなで100ブログ以上の上位ブロガーを分析してきた結果、共通して意識されていることは何なのかが大体わかってきました。
- ブログ媒体はワードプレスなどの有料サービス
- キーワードと文字数を考えた記事タイトル
- 見出しを使った記事構成
- 内部リンクで関連性の深い記事を結びつける
- LP(ランディング ページ)やメルマガへの誘導
- クリック率を高めるアドセンスの貼り方
- 身バレを恐れない顔だしプロフィール
- 内容を掘り下げた専門性のあるコンテンツ
- 独自SSLによるWEBサイトの暗号化通信
- 自然にアフィリエイトに誘導するブログ構造
- SNSによる記事の拡散
- アナリティクスでのアクセス解析
- サーチコンソールによるお宝キーワードの発掘
- 資産型ブログでの収益の自動化
- アイキャッチ画像でインパクトの強化
- プラグインでブログ機能を拡張する
- 記事下にCTA(コール トゥ アクション)の設置
- キーワードプランナーで競合率の調査
- 同キーワードを使っているライバルの調査
- 複数のASPで同じ案件の単価を比較
- レスポンシブ対応でモバイル端末の最適化
- データを圧縮・軽量化して表示の高速化
私が分析しただけでも以上の22項目は、ブログで稼ぐために必要なことだと確信しました。
とは言ってもブログ初心者の人が、記事も書かないうちからいきなり上記項目を全て取り入れようとしても、上手くいかずに失敗してしまうことになります。
例えるなら、今まで勉強や努力をしてこなかった人が、思いつきで東大を受験したら一発で合格した、くらいのミラクルを起こすほどにハードルが高いですね。
つまり、ブログ業界のプロが行っているような対策をあれこれ真似する前に、コンテンツを増やすことに力を入れた方が、ブログは成長するということです。
冒頭でお伝えした「とにかくまずは記事を書け!」という言葉は、そういったことも考慮した結論として導き出された最も効果的で有効な答えなんです。
もしブログ記事を100記事も書いていないのなら、まずは1記事ずつ着実に書き進めて経験値を積みながら、自分自身をレベルアップさせていきましょう。
レベル1の状態とレベル100の状態では、できることも行った結果も物事に対する理解力も全く違ってきますよね。
ここでの分析結果の意味や必要性を理解するためにも、己の能力向上は欠かせません。
真似する部分としない部分を見分ける
検索上位に君臨しているプロブロガーの人達は、ユーザーの心を簡単に動かせる「感情誘導力」と、検索エンジンを味方につける「SEO攻略術」を合わせ持っています。
人の感情を誘導することができる力というのは、ブロガー自身のライティングスキル(文章力)のことです。
ユーザーがつい記事を読みたくなるようにさせるタイトル、引き込まれるような独自の世界観のある内容、リピートしたくなる魅力的な仕掛け作りなど。
プロブロガーは文章というツールを使って、言葉巧みに読者の感情を揺さぶる天才です。
これはプロブロガーが初心者時代に培ってきた経験と、記事を書き続けることによって磨いたスキルによるものなので、初心者が簡単に真似できることでも太刀打ちできることでもありません。
また、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、自分のブログをいかに上位表示させることができるか、というSEOに対する技術力も半端ではありません。
キーワードの選定から使い方、内部リンクや外部リンクの貼り方、ユーザビリティを意識したブログデザインや構造、SNSの拡散力をフル活用するなど。
どの技術1つをとっても、抜かりなく使いこなしている天才です。
こんな天才集団に素人や凡人が勝つために必要なことは何か、対抗するにはどうすればいいのか。
それは、自分の中に突出した何かを作り出すことです。
例えば文章の終わりを「です・ます調」から「~だよね・~こと」のように変えるだけで、固いイメージから親しみやすいイメージになり、読者との距離感を近づけることができます。
自分の得意ジャンル(美容、スポーツ、グルメ、アニメなど)を見つけて、検索されやすいキーワードで自分しか知らないような経験や、体験談を書くことでSEOにも強くなります。
こういったノウハウもプロブロガーから学べるので、自分のやり方に合っているものを選別しながら真似できることは取り入れ、ただ同じことをするのではなくそこから自分流に飛躍させることが大切です。
自分のブログスタイルを見つける
自分のブログスタイルとは、記事の書き方や扱うジャンル、誰に対して伝えていきたいものなのか、その方向性を決めることです。
ブログを始めた理由が「稼ぎたい!」「副収入がほしい!」という金銭的な目的の場合、特にこれといって何が書きたいとかはないかもしれません。
決まったジャンルがない人は、無理に決めてしまうと途中で行き詰ってしまうことが多いので、まずはテーマは気にせずに書きたいことを好きに書く雑記ブログがオススメです。
ブログの運営で一番恐ろしいことは「記事の更新が止まること」なので、この事態だけは絶対に避けなければなりません。
そのためにもテーマは限定せずに、初めは自由に書くことを意識した方がブログを長く継続できます。
また、幅広く記事を書いていくうちに自分の得意ジャンルや傾向が見えてくるので、そこからジャンルに特化したブログを新たに作るという方法もあります。
私が100ブログ以上を分析してわかったことがあるように、自分の特性やクセ、行動パターンや苦手なものなど「自己分析」をすることで、今まで見えなかったことが見えるようになってきます。
なので、日々記事を書き進めながら自分のブログスタイルを見つけてみて下さい。
まとめ
プロブロガーのノウハウを分析して、初心者ブロガーの道しるべとなる教科書を意識してこの記事を書きました。
ですが、記事内でもお伝えしましたがブロガーの数だけ教科書は存在するので、100ブログ以上を分析したといっても、世界中の全ブロガーを分析した訳ではありません。
ここで私が書いた情報やノウハウが、初心者ブロガーの方全員に効果があるかどうかは、正直なところわからないというのが本音です。
私にとっては「価値のある教科書」だったとしても、あなたにとっては「意味のない教科書」かもしれません。
ブログの世界では正解は1つではないので、適した方法を見つけるためにも試行錯誤しながら、自分だけのブログを目指してみて下さいね。
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