日々の生活においてお金の悩みは尽きませんが、その中でも大きな問題となってくるのが「借金」ではないでしょうか?
消費者金融やクレジットカードを利用すれば、数十万円~数百万円をすぐに借りられる便利な世の中。
ですが、そのせいで借金額が雪だるま式にどんどん膨れ上がってしまい、「借金がやばい金額に!?」という方は多いかもしれません。
返済できる許容範囲であればいいんですが、借りたお金を「自分のお金」と錯覚してしまうと、借金を重ねてしまう原因にもなります。
そうなると借りては返し、借りては返しという「自転車操業」状態になり、負債が一向に減らない借金地獄が待っています。
私自身もギャンブルなどで数百万円という借金を抱えていた経験がありますが、借金を減額できる方法を知ると、一気に負担を軽くすることができます。
そこで借金がやばい金額になっている方に、おすすめできる減額方法をご紹介します。
雪だるま式に増えた借金で自転車操業になってません?
そもそも自転車操業とは、資金の借り入れと返済を繰り返しながら、赤字を承知の上で操業を継続することを意味します。
これは自転車を走らせることをやめてしまえば、倒れてしまうことから由来しています。
日々生活を送る中でお金を使う機会は多く、
- 結婚資金や出産祝い
- 賃貸の家賃やスマホ代
- 食費や水道光熱費
- 車や住宅ローン など
とにかくお金が必要になることばかりですよね。
毎月決まった収入から節約などを行って、なんとかやりくりしている人もいますが、誰もがみな同じように上手く行動できるわけではありません。
私もお金に関しては大雑把な方だったので、収入と支出を管理とかもしていませんでした。
また、仕事が休みの日は友人と遊んだり家族と外食したり、自分の好きなことやギャンブルなどにお金を使ってしまう人も多いんじゃないかと。
毎月得られる収入内で支出が収まらないと、金を借りる選択肢しかありません。
この「借りる」ということを覚えてしまうと、計画的な借金でない限りはエンドレスに借金を繰り返す引き金となります。
特に中小企業で働いている方の中には、経営の悪化でボーナスや給料がカットされて、返済が滞ってしまうことも珍しいことではありません。
一旦できてしまった借金生活の流れを断ち切るには、それ相応の労力と時間が必要になるので、毎日借金に悩まされている人は少なくないはずです。
増えた借金を減額できることを知らない人は多い
借金生活を送っている人の多くは、意外にも自分の借金を減額できるという事実を知らなかったりします。
私自身も今までに借金を作っては、元金だけではなく律儀に高い利息を払っていて、結局は大して返済できずにまた借りてしまうという流れ。
利息分だけでも相当な金額を支払ってきたと思います。
例えば金利15%で200万円を借り入れしたとすると、毎月5万円の返済をすれば約4年7ヶ月で完済となります。
この場合の支払い総額は約278万円、利息だけでなんと78万円も取られてしまいます。
ですが、200万円を100万円に減額できれば、同様に返済した場合は約1年11ヶ月で完済となり、支払い総額は約116万円なので利息は16万円程度で済みます。
また、減額の条件によって「金利なし」で返済を行うことができる可能性もあるので、無駄なお金を支払う必要もなくなります。
これなら借金への負担もかなり軽減させることができますし、早期に完済することも現実的になりますよね。
借金を抱えている方は「自分はどうせ減額できないよ。」と考えている場合も多く、そのまま仕方なく返済を続けている方は未だに多いんじゃないかと思います。
特に複数社から借金をして雪だるま式に増えてしまっている場合は、大きく減額してもらえる可能性も高いでしょう。
なので、まずは借金が減額できるかどうかを確認してみることをおすすめします。
最も手軽な借金減額方法は「任意整理」
法律で認められている借金減額方法としては「債務整理」があり、弁護士や司法書士に依頼することで手続きを進めることができます。
この債務整理には以下の3種類があり、
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
「自己破産」はすべての財産が没収される代わりに、借金をすべてチャラにできる最終手段になります。
「個人再生」は借入が約5~10年できなくなりますが、借金が約5分の1に減額されて原則3年間で返済することになります。
なお、自己破産と個人再生は「裁判所」を通す必要があるので、手続きに時間を要するのが難点ですね。
「任意整理」は借入が約5年できなくなりますが、利息が免除されたり減額によって毎月の支払い額を抑えることができます。
任意整理は裁判所を介さず、貸金業者と弁護士・司法書士で交渉を進めるため、手続きが他の債務整理より簡単でリスクが低いです。
なので、いきなり個人再生や自己破産を考えるのではなく、まずは任意整理を検討するのが一般的ですね。
借金減額の任意整理をするならどこがいい?
任意整理ができる弁護士事務所や司法書士事務所はたくさんあるので、一体どこにお願いすればいいのか…と悩む方も多いかと思います。
ネット上で評判が良いのは主に以下の事務所です。
どこも借金の相談・解決実績のある法律事務所ですが、任意整理の料金設定は少し異なります。
そこで上記法律事務所の中でも料金の安い3社をご紹介しておきますね。
法律事務所に任意整理を依頼する場合は、基本的に以下の料金体系になっています。
- 相談料:電話相談などで着手前にかかる費用
- 着手金:任意整理を行う前の初回費用
- 報酬金:債権者1件あたりにかかる費用
- 減額報酬:減額に対して発生する費用
- 過払い報酬:還付額に対して発生する費用
- 諸費用:事務手数料など手続きにかかる費用
①:東京ロータス法律事務所
任意整理の料金 | |
相談料 | 何度でも無料 |
着手金 | 1件20,000円 |
報酬金 | 1件20,000円 |
減額報酬 | 10% |
過払い報酬 | 20% |
諸費用 | 1件5,000円 |
「東京ロータス法律事務所」は業界でも最安級の料金体系なので、複数社から借金を抱えている方は費用を安く抑えることができます。
支払い方法は「分割払い」や「後払い」にも柔軟に対応してくれます。
借金持ちの人は、今すぐにお金を用意できない…という場合も多いと思いますし、これはとてもありがたいですね。
依頼にあたっては「出張面談」を行っているため、全国どこでも対応しているのも特徴の1つ。
地方に住んでいるから時間が取れない…という方でも安心ですね。
また、相談料が30分数千円かかる法律事務所もありますが、東京ロータス法律事務所は「相談料無料」なので実績豊富な弁護士と気軽に相談できます。
電話相談は「土日祝日」や「夜間」にも対応していますし、電話が苦手な場合は「24時間メール無料相談」も行っています。
任意整理を低予算で対応してくれる数少ない法律事務所なので、借金問題でお困りの方はまず相談してみるのがいいでしょう。
▼電話相談・メール相談無料▼
②:名村法律事務所
任意整理の料金 | |
相談料 | 何度でも無料 |
着手金 | 1件20,000円 |
報酬金 | 1件20,000円 |
減額報酬 | 10% |
過払い報酬 | 20%※ |
諸費用 | 1件5,000円 |
※訴訟上の返還請求の場合は25%になります。
「名村法律事務所」は、東大法学部卒の名村弁護士が代表として「25年以上の実績」を誇る法律事務所です。
任意整理にかかる費用は、東京ロータス法律事務所と同様に業界最安クラスの料金体系。
支払い方法は「分割払い」に対応しているので、手持ちに不安がある方でも安心ですね。
相談料は「電話」「メール」ともに無料。
また、全国対応で「地方出張」も行っており、名村法律事務所は面談も必ず実施する方針としています。
面談を重要視していない事務所は多いですが、直接会って話を聞くことで親身になって対応してくれるため、借金問題の解決事例も数多い特徴がありますね。
名村法律事務所は代表弁護士1名、事務員4名と規模はそこまで大きくありませんが、経験と実績が豊富なベテラン揃いです。
メール相談は24時間無料で対応しているので、借金解決に向けて気軽にお問合せしてみるのがいいかと思います。
▼相談料無料・いつでもメール相談OK▼
③:はたの法律事務所
任意整理の料金 | |
相談料 | 何度でも無料 |
着手金 | 0円 |
報酬金 | 1件20,000円 |
減額報酬 | 10% |
過払い報酬 | 20%※ |
諸費用 | 管理費等の実費分 |
※10万円以下の場合は12.8%(別途1万円の計算費用)になります。
「はたの法律事務所」は司法書士歴35年、相談件数は10万件以上と十分な実績のある事務所です。
任意整理では着手金が1件あたり必要になることが多いですが、はたの法律事務所では「着手金0円」とトータル費用が非常に安く、分割払いにも対応しています。
手持ち資金ゼロでも、任意整理の依頼をすればすぐに支払いをストップできます。
電話・メール相談は完全無料で、電話相談は平日・土日関わらず「7:00~24:00」まで受け付けてくれます。
平日は忙しくてなかなか相談できない…という方には嬉しいところ。
また、全国どこでも「無料出張」してくれるので、地方にお住まいの方でも安心して相談できます。
相談者からの満足度は95%以上となっていて、法律事務所としての評判の高さも評価できますね。
はたの法律事務所は「費用」「実績」ともに信頼性があるので、任意整理を依頼する上で有力な1社と言えます。
▼土日でも電話無料相談OK▼
多重債務者だからこそ借金を大幅に減額できる場合あり
自転車操業で借金の返済を続けていると、1社からではなく複数の会社から借り入れをすることもあるでしょう。
一般的な会社員の方であれば、借り入れできる限度額が100万円程度になる場合が多いと思います。
ただ、200万円・300万円と借金が膨らめば、他の消費者金融などから借り入れを行う他ありません。
そうして3社・4社と複数から借金を作ることで多重債務者となってしまい、毎月の返済額が10万円以上になることもよくあります。
20代男性会社員の平均月収が20万円程度と考えると、収入のおよそ半分が借金に充てられることになりますね。
ここから生活費などを差し引けば貯金をする余裕なんてありませんし、普通に生活するだけでも大変な状況になってしまいます。
ですが、こうした多重債務者であるからこそ、増えた借金の減額ができる可能性もあります!
返済する余力があるなしに関わらず、早急に減額して生活の負担を軽くすることを優先するべきでしょう。
例えば、4社から総額300万円を借りていて毎月13万円の返済額だったのが、債務整理をしたことで総額が170万円になり、毎月の返済額が3万円になることもあります。
また、今まで金利15%の利息を支払っていたものが、金利0%になって利息なしで元金を一気に返済できれば、無駄なお金を支払う心配もなくなります。
毎月13万円だった返済額が3万円になれば、10万円もの余力資金が生まれますし、生活環境も大幅に改善されるはずです。
借金がやばい金額なら早々に解決した方がいい
「借金はなんとかしたいけど、実際に行動するのは不安だよ。」と思っていたり、「考えてはいるけど、どうするか迷っている。」という人は結構多いと思います。
ですが、そうしてズルズルと先延ばしにしてしまうと、自転車操業によって借金の額は次第に大きくなってしまいます。
また、初めのうちは毎月の収入から返済できたとしても、気がついたときには借り入れしたお金で借金を返済する流れになることもあります。
こうなってしまうと、雪だるま式に借金が増えていくことがほとんどでしょう。
そうなればいずれは自分の返済できる許容範囲を超えてしまい、どうしようもなくなってしまう可能性が高いですよ。
そもそも借金は利息分の支払いが高額なので元金がなかなか減りません。
加えて支払い期間が長くなれば長くなるほど、無駄に支払うお金の額も大きくなってしまうもの。
消費者金融側やクレジットカード会社側にとってみれば、毎月安定した利息が貰える不労所得になるので、貸し手は儲かり借りては損をするだけです。
また、借金事情はあまり周囲にバレることは避けたいでしょうし、どうしても相談できずに1人で抱え込んでしまう人も多いと思います。
ですが返済が遅れ始めると「督促状」が送られてくるようになります。
そうなうと自宅や勤務先に連絡がいくことで結局は家族や同僚、上司などにバレてしまう事態になることも珍しくありません。
だからこそ、そうなる前に借金問題をなんとか解決することを優先するべきですね。
少しでも余裕のあるうちに、法律事務所などで借金減額の無料相談を行いつつ、早め早めの行動が大切になりますよ。
雪だるま式に増えた借金を減額する簡単な方法まとめ
これまでに借金を抱えたことのある人は1年・2年ではなく、5年・10年と長期間にわたって返済を続けていることが当たり前の世の中です。
手軽にお金を借りられるサービスは便利ではありますが、毎月の返済や多額の利息を支払っていくのはアホらしくなりますよね。
何か目的があって自己投資などに使う借金なら問題ありませんが、ただの娯楽目的で使う借金は汗水垂らして稼いできたお金をドブに捨てることと同じです。
すでに多額の借金を抱えてしまっている方は、このドブに捨ててしまったお金を少しでも取り戻せるチャンスがあります。
借金問題を抱えている方は、まず任意整理で減額できるか等を法律事務所で無料相談されるのがいいかと思いますよ。
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