どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
「ブログを書くのが楽しー!!」っていう人は結構いるんじゃないかと思うんですが、せっかく記事を書いたんだし、どうせなら少しでも多くの人に見てもらいたいですよね。
自分の記録として残しているだけのブログなら話は別ですが、自分以外の他のユーザーさんに読んでほしいという場合は、記事の書き方を工夫する必要があります。
「なんで自分の記事は読まれないんだろう。」と感じているブロガーさんは多いと思いますし、私もその中の1人なので日々思考錯誤しています。
そこで私が最近感じているのは、読者を魅了している読まれやすい記事の中には、3つの「きょう」が存在するということです。
「きょう」ってなんのこと?と感じていると思うので、今回はこの3つの「きょう」について解説していきますね。
第一のきょう「共感(きょうかん)」
まず1つ目は、「私もそう思う!」や「自分も同じ考えだった!」、「それは理解できる!」のように他人が思っていることに「共感」するというものです。
もし自分の書いた記事内容に共感できなければ、「よくわからなかった。」「考え方が全く違った。」など、読者に対して記事の評価も低くなってしまいます。
記事を書く上では「丁寧な文脈」で万人受けしやすい書き方と、「個性的な文脈」で自分の色を前面に出す書き方がありますよね。
丁寧な文脈は当たり障りのない言葉使いで、どんな人が記事を見たとしても特に違和感なく読み進められるのが特徴です。
例えば「私はりんごが好きなんですが、あの赤い色を見ると無性にかじりつきたくなります。」のような文章です。
対して個性的な文脈は自分の感情をそのまま文章化した感じで、好き嫌いが分かれることもありますが、他の人には真似のできない記事になるので、ファンが集まりやすいのが特徴ですね。
例えば「りんごが好きすぎて堪らないよ。あの真っ赤な色を見たらついかじっちゃいそうになる。」のような文章です。
基本的に内容や意味が同じであっても、書き方1つで読者の感じ方や印象も違うものになりますよね。
このように文章構成によって人の感情を動かしてそこから共感を得るというのが、人気を集める要素の1つであると言えるでしょう。
つまり、共感を得るためにはいかに読者の感情を揺さぶることができるか、これが重要になってきますね。
第二のきょう「興味(きょうみ)」
2つ目は「今までやってみたかった!」や「前から気になっていた!」、「それを知りたかった!」のように他の人の内容に「興味」を持つことです。
自分の記事を読んだ時に「そんなことはどうでもいいよ。」だったり、「特に必要ないな。」と感じてしまうと、記事を最後まで読まずに早々と去ってしまうことになります。
ですが、今読者が興味のあることであれば、自然とその情報を求めて記事の元まで訪れてきてくれますよね。
人それぞれで興味を持つものは違いますし、時間の経過とともに興味も色々移り変わっていくので、人が求めている興味を的確に捉えるのは難しいことです。
ただ、これをポジティブに考えると、興味のある情報は無限大に存在するということになるんじゃないでしょうか。
例えば車やバイクに興味がある人、ブログ運営に興味がある人、ネットビジネスや投資に興味がある人、健康グッズやダイエットに興味がある人など。
様々なことに人は興味を持つことがあり、そんな気になってしまう心が記事に対しての意識を高めてくれるんです。
つまり、興味を持つことで意識が生まれて、その意識が高まっていくことで記事を読みたくさせるという行動原理ですね。
あとは記事に書かれた内容の中に、読者の求めている答えが散りばめられているか、これによって記事の評価は大きく左右します。
いざ自分が興味を持った時にどんな形でどんな情報が知りたいのかを、客観的に捉えることができれば、読まれやすい記事にすることができるかもしれません。
第三のきょう「共通(きょうつう)」
そして3つ目は「私もそれ経験したことある!」や「同じことをしてきた!」、「悩みの原因が一緒だった!」のように他人と「共通」している部分があることです。
自分が今までの人生の中で肌で感じてきたことや実際に体験してきたことであれば、なんだか遠い存在ではなく身近に感じるものですよね。
これは本当に体験した人にしかわからないことなので、誰でも同じように感じることができる訳ではないですが、共通した感覚がある人たちには効果大です。
例えば人見知りで対人恐怖症の人にしかわからないこと、お金を稼ぎたいけど稼ぎ方がわからない人、アトピー性皮膚炎に悩まされている人など。
人には悩みの1つや2つは必ずあるものですし、周りに相談できないようなコンプレックスもあるので、そういった情報を赤裸々に書くことで共通認識のある人にとって有益なものとなりますよね。
これは共感する部分にもよく似ていますが、共感は感情の変化から生まれるものであり、共通する部分というのは人の「認識力」が左右するものです。
認識力とは物事に対してどれたけ知っているか、経験や体験をしてきたことで得られる理解度を意味していて、認識力が高いほど共通した感覚は強くなっていきます。
記事に書かれた内容に自分と共通している部分が多ければ多いほど、「読み進めたい!」という気持ちや「自分も頑張らないと!」という気持ちが強くなりますよね。
つまり、共通した内容であればあるほど、人の認識力が高まって記事が読まれやすくなるという訳です。
感情・意識・認識で読者を魅了する
以上のことから、共感・興味・共通という3つの「きょう」が与える影響力を上手く活かすことで、記事がより読まれやすくなっていく流れになります。
記事を書くときには、以下のことをイメージしながら進めるといいですね。
- 人の感情を揺さぶるような文脈で共感を得る
- 人の意識を集めやすい内容にして興味を持ってもらう
- 人の認識を活かして共通した感覚を高める
記事の内容にもよりますが、あまりかしこまりすぎないように自分の思いを文章に乗せて、個性的に魅せることで読者を魅了する。
興味を持ってくれそうな内容にするだけではなく、その中に自分でしか出せない何か1つを加えて、他の人と差をつけることで読者を魅了する。
今までの経験や感じてきた悩みなどを、ありのままに文章という情報に変えてしまい、共通認識で読者を惹きつけて魅了する。
これらを上手く構成するには、基礎・基盤となっているライティングスキルも必要になってくるので、日々の反復がなにより大切になるでしょう。
共感・興味・共通を記事に上手く盛り込むには、考えることよりも実際に手を動かして書いてみた方が早いです。
人は皆、「行動」⇒「理解」⇒「改善」という流れで成長を繰り返すので、まずは思考するより動くことを優先しましょう。
いくら時間をかけて考えて考えて考え抜いても、実際に行動しなければ「情報の持ち腐れ」となってしまいます。
行動したことによって得られる知識の方が何倍も価値があるので、「1に行動、2に理解、3・4で悩み、5に改善!」みたいな感じですかね。笑
まとめ
という訳で今回は読まれやすい記事や、読者を魅了するために必要な3つの「きょう」について私なりに解説してみました。
本当は共感・共味・共通だったら語呂も良くて、3つの「共」にできてシックリくる記事にできたんですが漢字は改変できませんし、ここは仕方なく「きょう」にした次第です。
私のブログではまだまだこれらを意識できていないことと、私なりの考え方(マインド)を伝える記事も多いので、文脈がどうしても固めになってしまうんです。
個性的な内容にするというのは、簡単なようで意外と難しいものですね。
「記事を書いてもなかなか読んでもらえない!」という悩みを抱えている方は、ぜひこの記事を参考にしてもらって、共感・興味・共通の3つの「きょう」を取り入れてみて下さいね。
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