仮想通貨(暗号通貨)を取り扱う取引所として、たびたび名前が出てくるのが「Zaif(ザイフ)」ではないでしょうか。
Zaif(ザイフ)は他の取引所と比べて取引手数料が安いだけではなく、ビットコイン(bitcoin)やモナコイン(monacoin)に関しては、「マイナス0.01%」と取引するたびにお金が貰えるシステムになっています。
毎月日本円で一定金額のコインを積立できる「Zaifコイン積立」サービスもあるので、長期的な投資にも向いている取引所になっています。
仮想通貨の取引は初心者の人からすると難しく感じるところもありますが、Zaifでは「簡単売買」という初心者向けのサービスも利用できるのが特徴でもありますね。
そこで今回は、Zaif口座開設の全手順を画像付きで図解し、その後の必要な設定などもわかりやすく解説していきたいと思います。
Zaif(ザイフ)の口座開設の流れ
まずはZaifの口座開設を進めていく上で、基本的な作業の流れは以下のようになっています。
- Zaifの公式サイトにアクセス
- メールアドレスを入力してZaifにアカウント登録
- ユーザーの基本情報を登録
- SMSによる電話番号認証の設定
- 本人確認書類のアップロード
- Zaif口座開設の手続き完了
- 郵送されるハガキに記載の本人確認コードを入力
使用するメールアドレスは、今お使いのものでもいいのですが複数のサイトで使い回すのは、セキュリティ上あまりよくありませんよね。
なのでできることならGmailやYahoo!メールなどのサービスを利用して、新たにアドレスを新規取得された方がいいでしょう。
SMS認証は携帯端末を使ったテキストメッセージでの確認なので、口座開設の手続きを始める前に用意しておきましょう。
また、本人確認書類の画像データも同様に用意しておくといいのですが、これから登録する内容と確認書類の内容が一致している必要があります。
違っていた場合は確認が取れないので、その辺も注意しながらZaifの口座開設を進めていくとスムーズに手続きできます。
アカウントの登録自体はメールアドレスだけでできますが、取引においては何かと制限されてしまう為、必ず「本人確認」を行うようにしておきましょう。
Zaif(ザイフ)のアカウント作成の手順
ここからご紹介していく作業手順はパソコン画面を使ったものになりますが、基本的な手続きの流れはスマホ・タブレットでも同様になっています。
それではまず初めに、Zaifの公式ページにアクセスしましょう。
▼公式ページはこちら▼
メールアドレスでZaifにアカウント登録する
Zaifのページに移動したら、「メールアドレス入力で簡単登録!」のところに使用するメールアドレスを入力し、『無料登録へ』のボタンをクリックします。
そうすると画面が切り替わり、画面左の方に「確認メール」送信の表示が出ているので、入力したメールアドレスのボックスを確認しましょう。
Zaifからの確認メールは設定の状況によって、迷惑メールのフォルダに振り分けられている可能性もあるので、もし届いていなかった場合はそちらも確認されてみて下さい。
届いたメールを開くとURLリンクが表示されているので、これをクリックしましょう。
Zaifページの「ユーザー登録」画面に移動するので、「利用規約、重要事項説明」を必ず読んでから問題なければチェックして、パスワード入力後に『同意して登録』ボタンをクリックします。
利用規約と重要事項説明にチェックするためには、必ずリンクをクリックして内容を確認する必要があります。
パスワードの強度は51%以上にする必要がありますが、英字の大文字・小文字と数字を混ぜた9文字以上にすれば、51%~85%くらいの強度になります。
次の画面の移動するとログイン画面が表示されるので、先程記入したメールアドレスとパスワードをここで入力して、『ログイン』ボタンをクリックします。
これでZaifのアカウント登録は完了となり、トップページの画面に移動します。
Zaif(ザイフ)口座開設の手順
次に仮想通貨の取引における制限を解除する為、Zaif口座開設の手続きを進めて本人確認を行っていきます。
Zaifの画面右上にある『アカウント』をクリックしましょう。
基本情報を登録する
「本人確認状況」の一覧に『基本情報登録』の項目があるので、これをクリックします。
基本情報の入力画面が表示されるので、各項目を順に記入していきます。
入力項目 | 注意点など |
国名 | お住まいの国を選択 |
お名前 | フルネーム・漢字で入力 |
フリガナ | カタカナで入力 銀行口座名義と同じもの |
生年月日 | 西暦でハイフン有りで入力またはカレンダーから選択 |
郵便番号 | ハイフン無しで入力 |
ご住所 | 都道府県から入力して、マンション名や部屋番号まで入力 |
ご連絡先電話番号 | ハイフン無しで入力 電話番号認証を行うため携帯電話番号が推奨 |
使用言語 | 日本語を選択 |
ご職業 | 任意のものを選択 |
お取引目的 | 任意のものを選択 |
以上の内容が入力できたら、「外国PEPsに該当しますか?」の項目で「いいえ」を選択して、『変更』ボタンをクリックします。
これで基本情報の登録は完了となるので、画面右上の「アカウント」をクリックして先程のページに戻りましょう。
SMSで電話番号認証を行う
続いて「本人確認状況」の一覧にある『電話番号認証』のリンクをクリックします。
「電話番号認証コード発行」の画面に移動すると、すでに基本情報で登録した電話番号が入力されているので、そのまま『送信』のボタンをクリックします。
※固定電話番号や海外の電話番号では、認証設定ができないので注意しましょう。
携帯電話の方にSMSのテキストメッセージで、6桁の数字が書かれた認証コードが届くので、そのコードを確認して『電話番号認証コード登録はこちら』をクリックします。
次の画面で届いた認証コードを入力して、『登録』ボタンをクリックします。
これで電話番号認証の設定は完了となります。
本人確認書類をアップロードする
電話番号認証の完了後に表示されているページから、『本人確認画像のアップロードはこちら』のボタンがあるのでクリックしましょう。
続いて提出する本人確認書類を選択します。
選択できる確認書類 | 使用上の注意点 |
運転免許証 | 裏面も必ず提出が必要 |
マイナンバーカード | 裏面のアップロードは不要 |
在留カード | 裏面も必ず提出が必要 |
日本国パスポート | 顔写真と住所記載のページを提出 |
ビザ | 裏面のアップロードは不要 |
健康保険証 | 裏面も必ず提出が必要(住所が記載されているか確認) + 氏名・住所・発行日が確認できる書類(電気・ガス・水道明細など) |
住民票 | 発行から3ヶ月以内のもの + 氏名・住所・発行日が確認できる書類(電気・ガス・水道明細など) |
※アップロードする画像ファイルの形式は、JPEGもしくはPNG形式のみとなっています。
確認書類を選んだら、「ファイルを選択」から用意した画像データを選択して、『ファイルをアップロード』ボタンをクリックします。
本人確認書類のアップロードができたら、すぐ下に表示されている基本情報の内容と提出書類に相違ないかを確認して、問題がなければ『本人確認の申請をする』ボタンをクリックします。
本人確認の申請が完了すると、提出した本人確認書類の確認が行われて承認されると、登録住所宛にハガキが郵送されてきます。
Zaif口座開設の手続きは一旦ここで完了となり、ハガキが届き次第「本人確認コード」を入力すれば、入出金や取引といったすべての機能が使用できるようになります。
郵送されるハガキに記載の本人確認コードを入力する
転送不可の簡易書留ハガキが1週間~2週間程度で届くので、そこに記載されている6桁の本人確認コードをZaifで入力します。
サイトにログインしたら、「登録情報/本人確認」⇒「本人確認」⇒「郵送による本人確認」の順に進みます。
ハガキに記載されている本人確認コードを入力して、『本人確認コードを送信』ボタンをクリックします。
「郵送による本人確認が完了しました。」とメッセージが表示されれば、Zaifの口座開設は完了となってすべての機能が使えるようになります。
Zaif(ザイフ)の口座開設後に行う設定
Zaif口座開設が完了したら以下の設定を進めていきましょう。
- パスワードの変更
- 2段階認証の設定
- 銀行口座の登録
パスワードは今後変更する可能性もあるので、今のうちに変更方法を把握しておくと後になって困りませんし、強度の低いものを設定している場合は高めに設定変更した方がいいでしょう。
2段階認証は取引所において、必ずと言っていいほど必須のセキュリティ対策なので、できる限り早めに設定しておくことをオススメします。
銀行口座は入出金時に必要になるので登録を行いますが、これは郵送による本人確認が済んでからしか設定できないので、その辺も把握しておいて下さいね。
パスワードを変更する
Zaifの「本人確認状況」にすぐ下に「登録情報と本人確認」という項目があるので、そこの『セキュリティ』をクリックします。
セキュリティの画面に移動したら、『パスワード変更』をクリックします。
そうするとパスワードの入力画面になるので、現在設定しているものを入力して新しいパスワードを設定し、強度が51%以上になったら『変更』ボタンをクリックします。
これだけでパスワードを変更できるので、現在設定しているものに不安を感じている人はできるだけ早めに新しいパスワードに変更しておきましょう。
また、不正ログインなどの被害を避けるために、なるべく他のサイトで利用しているような共通するパスワードは、使わないように注意しておいて下さい。
2段階認証設定を行う
こちらも「セキュリティ」内にある『2段階認証設定』をクリックします。
2段階認証の設定を進めていくには、専用の認証アプリをスマホにインストールする必要があるので、まだアプリがないという方は以下のリンクからインストールを先に済ませておきましょう。
「Google Authenticatr」は基本的にどこの取引所でも対応しているアプリで、操作性も簡単なのでオススメです。
認証アプリがインストールできたら、『2段階認証の設定を開始』ボタンをクリックしましょう。
次の画面でQRコードが出てくるので、これを認証アプリでスキャンするかアカウントキーを手入力して、アプリにZaifのアカウントを追加します。
アカウントが追加されると、アプリ内に6桁のトークンが取得されるようになります。
これは「ワンタイムパスワード」になっていて、使い捨てのようなものなので覚える必要はありません。
認証アプリで取得した6桁のトークンを、以下の部分に入力して『確認』をクリックしましょう。
次の画面で「2段階認証の設定を有効化しました」というメッセージが表示されたら、設定は完了となります。
ここで設定した2段階認証を使う場面がズラッと表示されていますが、特に変更する必要はないかと思います。
銀行口座を登録する
銀行口座を登録するには、「登録情報/本人確認」⇒「JPY出金口座」と移動して、『新規追加』のボタンをクリックします。
口座情報を入力する画面がポップアップされるので、各情報と2段階認証のコードを入力したら『新規登録』ボタンをクリックします。
これで銀行口座の登録は完了となります。
Zaifでは振込先が住信SBIネット銀行になり、同銀行であれば振込手数料が無料になるので、住信SBIネット銀行の口座を持っていた方がお得になります。
まとめ
Zaif(ザイフ)は他の国内取引所と比べて取引手数料がかなり安かったり、アルトコインの取り扱い通貨の種類は少ないものの、他よりもお得に購入できるのが魅力ですね。
Zaifでしか購入できない独自トークンもたくさんあるので、幅広く投資を行っていくこともできます。
仮想通貨投資の初心者だと、いきなり通貨の売買をするのが不安に感じる方も多いと思いますが、「Zaifコイン積立」という低リスクな投資法も用意されています。
仮想通貨に興味はあるけど本格的な売買はちょっと難しいと考えている方は、積立サービスを利用してみるのもいいかと思いますよ。
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