人間良いことや嬉しいこと、自分にとって「利」となることに関しては喜んで飛びつくけど、悪いことや悲しいことのように「損」になることには近寄りたがらないですよね。
その原理と同様で苦手意識があることには、なるべく関わらないもしくは目をそらす行動をとってしまう場合があります。
ですが、自分の苦手や弱点を知っておくことは大切なことであり、理解して把握しておくことで今後の生活スタイルもより良いものとなるでしょう。
そこで今回は、人が苦手・弱点としていることが多い項目をリスト形式でまとめたので、自分の欠点となるものがないか確認してみて下さいね。
そもそも苦手や弱点とは?
苦手というのは得意と反対の意味で「使いにくい」であったり、「慣れない」といったことに対する言葉です。
例えばピーマンが食べられなくて身体が受けつけないような状態や、虫を見たり触ったりできないような「拒否反応」を示すことは基本的に苦手なものですね。
弱点も短所や弱みという意味合いで、苦手と似たようなところがありますね。
また、他にも「私にこんな重役が務まるのか」だったり、「これで失敗したらどうなるんだ」というような不安な気持ちになることを「苦手意識」と言ったりしますよね。
よく人間関係の相性が悪かったときに、「生理的に受けつけない」という言葉を聞くことが多くなりましたが、これは苦手のレベルより上の「嫌い」に該当することです。
「苦手 = 拒否反応」ですが「嫌い = 完全否定」の意味に近いので、苦手から嫌いになってしまうと改善することはより難しくなってしまいます。
苦手の段階であれば対象のことを全て否定しているわけではないので、努力を重ねていくことで改善の余地はあるでしょう。
自分の苦手を知ることのメリット
人間は誰しも人生の中で苦手に直面することは、必ずと言っていいほど起こり得ることです。
その状況に陥ったときに自分の苦手を知っていないと、「なぜこんな感情になるのか」を理解できません。
ですがあらかじめ自分の苦手や弱点を理解しておくことで事前に対策を立てたり、苦手と向き合いつつ最適な方法で乗り切ることもできます。
苦手というのはあくまでも自分の個性の1つであり、自分自身の中に確かに存在するものなので、否定はせずにしっかり受け止めてあげることも必要です。
苦手なことにいつまでも目をそらしていては何の解決にもなりません。
だったら真正面から向き合って上手く立振る舞うことを選択した方が、人生も楽しく過ごせるというものです。
ネガティブ思考になりがちなことではありますが、苦手の1つや2つは誰にでもあることで完璧な人間なんでそうはいません。
「できないくらいが丁度いい」という言葉もあるくらいですから、そこはポジティブに考えて苦手を可愛がるくらいの気持ちで接していくのがいいかもしれませんね。
苦手や弱点を知る77個のチェックリスト
それでは自分に苦手や弱点があるかどうかを知るためのチェックリストとして、私なりに考えた77個の項目をまとめて用意してみました。
当てはまるものがないか、ぜひここでチェックされてみて下さい。
- 早起きができない
- 高所恐怖症だ
- 閉所恐怖症だ
- 地図の見方がわからない
- 雷などの突発的な音を聞きたくない
- 汚れているものが触れない
- 注射を刺される時は我慢できない
- 昆虫類を触れない
- 動物類を触れない
- カラオケで歌うことに抵抗がある
- 苦いものを食べたり飲んだりできない
- 甘いものを食べたり飲んだりできない
- 辛いものを食べたり飲んだりできない
- 酸っぱいものを食べたり飲んだりできない
- やると決めても行動は後回しになる
- 物を選ぶときは時間がかかり優柔不断だ
- 待ち合わせでは時間通りに着かず遅刻する
- 暑さに耐えられない
- 寒さに耐えられない
- 勉強はできるだけ避けたい
- 暗記力には自信がない
- デスクワークを続けるのは苦痛だ
- 肉体労働のように力仕事にはついていけない
- 人込みに入るとすぐに酔ってしまう
- 運転はあまりしたくない
- 騒音がする環境には居られない
- 猫舌で熱いものには弱い
- 目立つことをしたくない
- 目を見て会話することができない
- 初対面の人とはまともに顔も見れない
- 暗い夜道は不安で怖い
- ホラー映画はひとりで見れない
- 自分から人を誘うことはほとんどない
- 体力には自信がない
- 自分の意思で決められる決断力がない
- 曖昧な返答でハッキリと断言できない
- パソコンやスマホ端末の扱いが難しい
- 文章力に欠けていると感じる
- 時間に縛りがあると落ち着かない
- 料理を作るのは面倒に感じている
- お酒に弱くほとんど飲めない
- お金は使いたくないけど欲には勝てない
- 出費を抑えたいけど節約ができない
- 大金を目の前にすると人が変わってしまう
- 物事の考え方は主観的が多く客観的に見れない
- 一度夢中になってしまうとなかなかやめられない
- 都合の悪いことがあると逃げてしまう
- 感情の抑制やコントロールができない
- 上っ面だけの人付き合いばかりだ
- 心から人を信用・信頼したことがない
- 教育の面で怒るまたは厳しく接することができない
- 努力は避けて楽な道を探してしまう
- 人を好きになることに抵抗がある
- 過去のトラウマを乗り越えられない
- 遠距離恋愛で気持ちを維持する自身がない
- 人の感情を読み取るのが鈍感だ
- 場違いな行動をとってしまい空気が読めない
- 人が考えていることを先読みして行動できない
- 先手が取れずにいつも後手に回ってしまう
- 集中力がすぐに切れてしまう
- 時間管理やスケジュール管理ができない
- 指示された仕事内容しかこなせない
- 応用力がなく臨機応変な対応ができない
- 気遣いや心遣いに欠けている方だ
- 正念場に立たされた時にリタイヤしてしまう
- 「いいえ」が言えずにイエスマンになってしまう
- 不満は自分の中に溜め込んでしまう
- 我慢強さや辛抱強さがなく耐えられないことが多い
- 気分次第でやるかやらないかを決めてしまう
- 心霊現象や怪談話にはめっぽう弱い
- 真っ暗な状態では眠れない
- カフェやレストランでは人の目が気になって落ち着かない
- 不規則な生活リズムに慣れてしまっている
- 人任せにしてしまう癖がある
- 人の下で働くことに抵抗がある
- 悪口や影口を言う人は好きになれない
- 自分より若い人の意見を素直に聞き入れられない
自分の苦手や弱点となる項目があった方は
以上の77個の苦手・弱点チェックリストの中に当てはまるものがあった人は、その項目に対して苦手意識がある状態ですね。
今までに経験してきたことを思い出してみて、自分がそのときにどんな行動をしたのかを考えてみて下さい。
あまり意識していなかったことであれば、今後は苦手を意識して行動することで生き方に無駄がなくなったり、苦手に直面したときに落ち着いて対応できるようになります。
人間は日々成長していく中で様々な情報を収集したり物事について理解したり、人と意思疎通を取りながら人の本質を学んでいきます。
ですが人間は万能ではないので経験を重ねるがゆえに、自分の前に立ちはだかる障害や乗り越えなければならない試練が出てくるものです。
苦手や弱点くらいは生きていれば誰にだってあることですし、自分の特徴として上手く付き合っていくのがいいかもしれませんね。
無理に克服しようとしても疲れてしまうので、まずは焦らずに自分のペースで改善していくか、考え方を変えて自分の得意を伸ばして苦手をカバーすることも考えてみて下さい。
苦手や弱点を知るチェックリストまとめ
苦手や弱点を知るということは自分のことを理解するという意味もあるので、把握しておくと役立つ機会も多いのではないでしょうか。
今まで気がつかなかった自分の中の一面を理解すると、日々の生活も過ごしやすいものとなるかもしれませんよ!
自分の中に苦手とすることがあるかを知りたいという方は、ぜひこの記事を読んで頂いて77個のチェックリストから探してみて下さいね。
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