どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
人間には一人ひとり違った特有の個性があり、100%同じという人は存在しませんよね。
自分のことをよく知っている人は得意なことや持っている特技、長所などを活かして有名になったり、人の役に立つことや周りに良い影響を与える存在となっていきます。
そんな中で「自分に一体何ができるんだろう」だとか、「特に才能なんかない」というように考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
自分のことを理解しているかしていないかで、人それぞれに格差ができてしまい、「私もあんな特技があったら」や「得意なことがあって羨ましい」と、感じたり思うこともありますよね。
そこで今回は得意や特技、長所がないという人向けに、自分の中に眠る才能を開花させる方法をご紹介していきたいと思います。
得意・特技・長所の意味を知る
得意・特技・長所というのは、一般的に「他の人よりも優れていること」と想像することがほとんどではないでしょうか。
ですがここで言う「他の人」というのは、誰と比較して優れていると判断しているのかによって、優れている度合いも全く違ってきます。
学校の友だちや会社の同僚、有名人などの様々な人が比較対象になる他、日本国内だけに収まらずに世界中の人を対象にすることだってあるかもしれません。
身近な人からは「才能があるね!」と言われても、全国で見れば大した能力ではないと考えてしまうこともあるでしょう。
ただ、それを言ってしまえば得意や特技、長所がある人なんてほんの一握りしか存在しなくなってしまいます。
そこで他の人と比較するどうこうよりも、まずは自分の中にある「これだけは絶対負けない」という気持ちを見つけてみて下さい。
他人と比較すると劣ってしまうことかもしれませんが、本当に理解すべきはそこではなく自分でもできる強みを自分自身で理解することです。
そこで発見できたものが、得意なことや特技であると私は考えています。
自分自身のことを知らない人が多い
何が得意でどんな特技があるのか、長所はどこなのかを見つけるためには必要なことがあります。
それは自分の行動・思考・性格・経験から、自分を知りよく理解することです。
自分という人間が何者であるのか、どんな意味があり考えて行動してきたか、己を知らなければどんな才能が眠っているのかがわかりません。
今までなんとなく成り行きに任せて行動していたり、他人の考えに流されて結論を出してしまったりと、時の流れに身を任せていては自分を知る機会を失ってしまいます。
他人のことばかりに気を取られて、どうしても自分から意思が離れてしまいがちですが、一度周りのことはシャットダウンして生きている目的や、人生において何が大切なのかということを思い返してみましょう。
今まで何がしたかったのか、これから何がしたいのか、今の力で何ができるのかを考えていくと、結果として得意分野や自分にしかできない特技、性格を活かした長所が見つかるかもしれませんよ。
今までの経験から才能を見出してみる
今までの人生の中で何かしら経験をされてきたと思いますが、過去の経験はあまり意識されなくなり、記憶から忘れ去られてしまうことも多いです。
ですが、小学生や中学生の時代、高校生や大学生といったように過去に経験した内容を振り返ってみることで、思いがけないヒントが見つかることもあります。
そこで自分にはどんな才能があるのかを見出す手掛かりとして、以下の内容を中心に思い返していきます。
- 無意識のうちに行動してしまうこと
- これだけは努力を続けたいと思えたこと
- 他人から評価されたこと
- 自分の行動が周りに良い影響を与えたこと
- なんだかんだ言って継続してきたこと
- 他人から頼まれたこと
- 他人に教えたことで喜んでもらえたこと
無意識のうちに行動してしまうこと
人はある程度考えて行動するので、完全に無意識というのは難しいかもしれませんが、生活習慣の流れになっていることでもいいんです。
例えばテーブルの前に座ったらパソコンを開いているだとか、わからないことがあればすぐに調べるだとか、何時何分になったらニュースを見るとかですね。
生活の一部に溶け込んでいることで、その行動をすることが自分の中で当たり前になり、限りなく無意識に近い行動をしています。
これは自分の中では無意識な行動であっても、他人からしてみればそうではない行動なので、そう簡単真似できることではありません。
これだけは努力を続けたいと思えたこと
1つの目標に向かって頑張ろうとすると、必然的に努力を行っていくことになりますが、興味がなければ努力自体そう長くは続かないものです。
スポーツが好きだからといってもテニスだけにしか興味がなく、そんな人がサッカーをやってもすぐやめてしまうでしょうし、勉強が好きといっても日本史だけで英語を勉強しても、そう簡単には頭に入らないでしょう。
それでもなお、努力を続けていきたいと思える何かや、これだけは絶対にやめられないと強く感じることを思い出してみて下さい。
それは自分にとって大事な繋がりであることと同時に、今後の人生に大きく影響してくる重要なものである可能性があります。
他人から評価されたこと
これまでに取り組んできたことに対して、他人から「こんなことができるんだね」とか「凄いこと思いつくね」など、評価されたことがないか思い返して下さい。
学校で書いた論文やパソコンで作った計画書、新人指導マニュアルや新規コンテンツの企画、イラストの作成や画像データの加工など、褒められたりした経験はありませんか?
人助けをしたとか、落し物を拾って交番に届けたとか、ほんの些細なことでもいいので最終的に「評価された」という結果になったことを、リストアップしていきましょう。
自分の行動が周りに良い影響を与えたこと
これは他人から評価されたことと精通していますが、自分から何かを発信したことでその後周りの環境や雰囲気が良くなったり、業績が上がったりしたことを考えてみます。
1つのグループの人達の中が悪くてギクシャクしていたところを解消させたり、まとまりのなかったチームを1つにまとめたり、効率の悪かった業務を改善させたり自分の起こした行動から、周囲を良い方向に変化させた経験はありませんか?
自分の気が付かない程度のちょっとしたことで、実は大きく変化していたということもあるので、そういった節が今までにないか思い返してみて下さい。
なんだかんだ言って継続してきたこと
最初は興味津々で始めたことでも長く続けているうちに考え方が変わり、苦痛に感じてくることもあるので結局やめてしまう人も多いでしょう。
初めて挑戦することに対しては意欲があるので、一度開始してからは自分の中に継続したいという意思があるかないかで結果は変わってきます。
そこでやめるという選択肢を選んだものには、努力に値する価値はないと判断したことと同義であり、嫌々ながらも続けているということはその先に努力するだけの価値があると信じているからです。
少しでも継続したいと感じるものがあるのなら、それらをまとめておくといいでしょう。
他人から頼まれたこと
友人から「勉強を教えてほしい」だったり、会社の同僚から「書類作成」をお願いされたりと、自分の持っているスキルを求めて頼みごとをされたことはないでしょうか。
頼まれるということは、自分から教わることで相手にメリットがあることや、その問題に対して得意だと感じたからこそ、お願いをされている場合がほとんどでしょう。
何気なくこなしていたことが相手にとっては難しいことだったりするので、自分目線だけでなく周りからの目線も考慮して考えるといいかもしれませんね。
他人に教えたことで喜んでもらえたこと
自分が得た知識を人に伝えたことで、相手からすれば予想以上に価値があることだったりするので、喜んでもらえることもあると思います。
情報というのは人それぞれで価値が違ってきますし、自分にとって興味のない無価値な情報だったとしても、他の人からすれば最も欲していた情報であるかもしれません。
今までに喜んでもらったことや、そうではなかったことなどを分類してみることで、今後に必要な価値のある情報の収集に役立つこともあるでしょう。
周りの意見も参考にしてみる
友人や同僚、家族のように身近な存在に、自分自身のことを聞いてみることも1つの参考になりますね。
面と向かってストレートに聞くことは恥ずかしいと思いますが、自分の性格や強み、頑張っているところなどを思い切って聞いてみましょう。
自己分析するだけでなく周囲のひたしい人の意見も参考にすることで、主観的とは別に客観的に見た分析もすることができます。
過去の経験からまとめてみた情報と照らし合わせることで、得意・特技・長所をより明確なものにすることができるでしょう。
また、今まで気が付かなかった自分の欠点などもわかることもあるので、あまり知りたくはないことですが、正直な評価を受け止められるだけの寛大な心で臨みましょう。
思いつくことを洗い出して整理する
以上のことを踏まえて自分の分析がある程度できたら、思いついた才能の原石を洗い出して整理していきます。
- 子供の頃は注目を集める人気者だった
- 体育のマラソンでは常に1位を取っていた
- 勉強は嫌いだったが平均80点以上は取れていた
- いつも親切で人にやさしい性格と言われていた
- スポーツなら何でもできるレベルだった
- 旅行などの計画を立てるのが得意だった
- トラブルには迅速に対応できる力があった
- 集中力は人並み以上で本番に強かった
- 対戦ゲームをさせたら右に出るものはいなかった
- 仕事場ではお客さんから慕われる存在だった
- 他の人より要領が良く仕事が早かった
- 人材の指導が上手く信頼されていた
- 努力を惜しまなかったので努力家だと褒めてもらえた
- 思い立ったことは即行動に移せる行動力があった
- 何事にもポジティブに捉えられる考え方をしていた
- こまめな整理整頓ができるキレイ好きな性格をしていた
- 迷わずに即決できる判断力があった
- 取り組むからには全力の姿勢を続けてきた
- ブログ記事を書くことが好きで毎日続けている
- アナリティクスでデータを解析することが楽しい
これは1つの例ですが自分のわかる範囲でいいので、思いついたことは忘れないうちにリストアップして残しておくといいでしょう。
役立つことや影響を与えるものが才能になる
最後に洗い出したリストから、他の人に役立ちそうで良い影響を与えるようなことをまとめていきましょう。
例えば親切でやさしい性格というのは、解決できない問題や悩み相談を受けたりすることに適していて、一緒に改善策などを考えてあげることができると思います。
また、人材の指導が上手い人なら教育の現場で活躍できますし、行動力があるのなら思い切って自分のやりたいことに挑戦することもできるでしょう。
判断力に長けている人は迷うことがほとんどないので、時間を無駄にせずに有効活用できる能力があります。
ブログ記事を書くことが好きな人はそれを活かして情報発信を行い、読者が必要としていることを届けることだって可能なんです。
このように自分の過去の経験などから、得意なことや固有の特技に変えて長所として活かすことで、少なからず他の人に役立ったり影響を与えて有益な価値を見出すことができます。
才能というのは生まれ持った天性のものだと思われがちですが、ここでご紹介したように段階を経て開花する才能もあるということを覚えておいてほしいと思います。
まとめ
自分の得意なことってイマイチわからないと悩んでいたり、突出した特技もなくアピールできなかったり、目立った長所もなく平凡な人間なんだと塞ぎ込んでしまうこともあるかもしれません。
ですが生まれながらにして天賦の才能を宿している人なんて、全体の1%くらいしか存在しないのではないでしょうか。
後の人は自分自身と真剣に向き合って己の力量を正確に理解し、そこから自分の強みとなる部分を磨き続けて、才能を手に入れたのだと思います。
原石を持っているなら磨くだけで才能が開花し、持っていなかったとしてもその努力の末に、自分の得意と言えるものに成長させることはできるはずです。
最初から「自分にはなんの能力もないただの凡人だ」と決めつけてしまうのは、浅はかな考えだと私は強く思います。
なのでここでの記事を参考にして頂いて、まずは自分自身と正面から向き合って自分という人間を知ることから初めてみて下さい。
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