転職アプリの「ミイダス」では、自分に向いている職種をある程度把握するために役立つ「適性診断」が提供されています。
どの職種が自分に合うか合わないかは難しい問題ですし、転職をする上でも客観的に自己分析して己を理解することも大切ですね。
そこで個人的におすすめしたいのが、無料で使えるミイダスの適性診断サービスです。
「コンピテンシー」診断と「パーソナリティ」診断があり、行動特性や個性・人格などを見いだすことができます。
無料の適性診断とは言っても想像以上にクオリティが高く、自己分析したい方は活用しておいて損はありません。
ここでは、ミイダスの適性診断サービスでは何がわかるのか、実際に使ってみた口コミをご紹介します。
【ミイダスで使える無料診断まとめ】
- 市場価値診断(適正年収診断)
- コンピテンシー診断
- パーソナリティ診断
▼約5分で無料登録/適性診断可能▼
そもそもミイダスとは?
ミイダスとは、経歴や経験・スキル情報などを登録することで、求める企業から直接オファーが届く転職アプリです。
運営元は2019年4月1日にパーソナルグループが新設したミイダス株式会社。
ちなみにパーソナルグループは、大手転職サイト「doda(デューダ)」も運営しています。
転職アプリのミイダスは、一般的な転職サイトとは違って企業からオファーが届くので、自分を求めている企業だけを知ることができます。
届くオファーは、すべて書類選考合格済みの「面接確約オファー」ということも大きな特徴ですね。
1人で転職活動をしている方なら、ミイダスを使って効率的な転職が行える便利なサービスです。
ミイダスは市場価値診断(適正年収診断)も無料
ミイダスでよく利用されているのが、この適正年収がわかる「市場価値診断」ですね。
職務経歴や経験・スキル情報を入力することで、7万人の転職データの類似するオファー実績から算出してくれます。
自分の年収相場ってくらいだろう…と気になっている方も多く、手軽に適正年収を知りたいときに便利です。
ただ、診断された年収相場通りに転職できるとは限らないので、あくまでもおおよその相場を把握する程度に考えておくといいですね。
市場価値診断では適正年収以外に、選考条件に合致した企業数も合わせて算出してくれます。
こちらの診断も無料ですから、気軽に利用できますよ。
ミイダスで使える無料の適性診断は2種類ある
転職アプリのミイダスでは、2種類の適性診断サービスが用意されています。
- コンピテンシー診断
- パーソナリティ診断
それぞれの内容も見ていきましょう。
コンピテンシー診断
コンピテンシー診断では、自分の強みやストレス要因、相性のいい上司や部下など、仕事をする上での行動特性を診断してくれます。
どういった場面でストレスを感じやすいのか、職場で上司と上手くコミュニケーションが取れるのか、こういった疑問を解決するために役立ちます。
また、自分の強みを知ることで漠然とした状態で転職先を探すのではなく、強みを活かせる職種に絞って探すこともできますね。
コンピテンシー診断は転職活動をする上でも役立ちます。
パーソナリティ診断
パーソナリティ診断では、生まれ持った個性や今のコンディションなど、どうすれば仕事で力を発揮できるかを診断してくれます。
つまり、自分の人格・性格を客観的に分析してくれるというものですね。
どんな個性があるのか…なんてあまり真剣に考える機会はありませんし、自分のことをよく知るいいきっかけになります。
個性の活かし方もわかるので、パーソナリティ診断はやってみると面白いですよ。
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ミイダス適性診断の使い方
ミイダスの適性診断は無料で受けることができます。
ですが、適性診断を行うにはミイダスにログインする必要があり、まずは市場価値診断を行って無料ユーザー登録をすることになります。
流れは以下のような感じですね。
- ミイダス公式ページにアクセス
- 市場価値診断(約5分)
- 適性診断(約15~20分)
ミイダスは市場価値診断をすることで、同時に無料ユーザー登録も簡単にできるようになっています。
面倒な入力もないので、適性診断の前に年収相場をチェックしておきましょう。
市場価値診断(約5分)
まずは、ミイダスの公式ページにアクセスします。
公式ページに移動したら、『現在の市場価値を調べる』をタップします。
そうすると、さっそく市場価値診断を開始することができます。
ここからプロフィール・職務経歴・実務経験などの質問に回答していきましょう。
すべて回答し終わると、現在の市場価値が確認できますよ。
過去に市場価値診断をしたことがありますが以前と比較すると、
- オファー年収実績:708万円⇒790万円
- 選考条件に合致した企業数:899社⇒3,003社
自分を求めている企業がかなり増えましたね。
また、790万円と結構高い相場になっていますが、オファーの平均年収なので企業によっては相場より低いところはたくさんあります。
先ほどもお伝えしましたが、適正年収はあくまでも目安として理解しておくのがいいですね。
適性診断(約15~20分)
ミイダスの市場価値診断後は、無料ユーザー登録をしてさっそく適性診断を受けましょう。
現在の市場価値が表示されている画面に『ミイダスに登録してコンピテンシー診断を受ける』ボタンがあるのでタップします。
アカウント登録をするため、利用規約の同意にチェックを入れて、メールアドレス・パスワード入力します。(FacebookアカウントでもOK)
下部の『次へ』をタップして、認証コードの入力やいくつかの質問に回答すると、ミイダスのユーザー登録は完了です。
次にミイダスの画面左上にある「三」マークのメニューを開き、一覧の下の方に『コンピテンシー診断』があるのでタップします。
下部までスクロールして適性診断の注意事項をよく確認したら、「上記に同意する」にチェックを入れて『コンピテンシー診断を始める』をタップします。
コンピテンシー診断は、第1部の30問と第2部の132問で構成されています。
所要時間25分程度とありますが、複数の設問の中から当てはまるものを選ぶだけなので、実際には15~20分程度で終了しますよ。
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ミイダスのコンピテンシー診断を使ってみた結果と口コミ
- マネジメント資質
- パーソナリティの特徴
- 職務適性
- 上下関係適性
- ストレス要因
ミイダスのコンピテンシー診断では、上記5項目の分析結果を知ることができます。
それぞれの項目を私の診断結果をもとに解説していきますね。
マネジメント資質
マネジメントとは、経営・管理する能力のことですね。
仕事や部下を管理して育成や評価を行い、リーダー的存在として組織をまとめて事業を成長に導くような能力です。
10段階評価の「2」ですから、マネジメントには向いていないことがわかりますね。
パーソナリティの特徴
ここでは、パーソナリティについて9つの側面から10段階で評価され、左右に大きく振れるほど特徴が強くなります。
私の場合であれば以下のような感じでした。
項目 | 評価 |
ヴァイタリティ | 4 |
人あたり | 4 |
チームワーク | 2 |
創造的思考力 | 3 |
問題解決力 | 4 |
状況適応力 | 6 |
プレッシャーへの耐力 | 5 |
オーガナイズ能力 | 7 |
統率力 | 2 |
単独で仕事をするのが好きなので、チームワークが低いのは納得です。
オーガナイズ能力は高いので、計画的に仕事を進めることや、問題を予見したり緻密な対策を用意する能力に長けているということですね。
確かにいつも先を見越して行動するよう心がけているので、あながち間違いでもないかな。
総合評価も書かれていて、仕事をする上での特徴も知ることができますよ。
職務適性
ここでは代表的な17職種の適性予測が確認できます。
高得点であるほど、職務に早く慣れることができるようですね。
私は事務職(オフィスワーク)が最も高い「9」で、公共サービスが最も低い「3」でした。
また、17職種をさらに細分化した147職種から、適性の高いものを最大10職種まで表示してくれます。
チェックしてみると、企画職のWebマーケティングも「7」となかなか適性がある結果でした。
反対に地方公務員や教員の適性は低く、そもそも私にはなれそうもありません…
上下関係適性
ここでは、上司としてのタイプ、部下としてのタイプ、上司部下のタイプ別適合度がわかります。
上司としては、権限委譲型の「8」と交渉取引型の「10」が高かったです。
部下としては、素直従順型の「6」と自主判断型の「7」ですね。
上司部下のタイプ別適合度は以下の表で確認できます。
例えば私が交渉取引型の上司なら「率直直言型」の部下と相性が良く、「自主判断型」の部下とは相性が悪いという結果に。
自主判断型の部下としてなら「権限委譲型」の上司と相性が良く、「指示指導型」と「交渉取引型」の上司とは相性が悪いです。
自由に自分のやり方で働ける環境が好きな私にとっては、細かく指示を出したい上司には扱いにくいでしょうね…
ストレス要因
最後にストレス要因ですが、活動や条件によってストレスを感じやすい環境を予測してくれます。
高得点であるほど大きな要因となります。
「9」以上の得点をたたき出したのは以下の項目でした。
項目 | 得点 |
ハードスケジュール | 9 |
戦略欠如 | 9 |
ぬるま湯体質 | 10 |
営業/交渉行為 | 9 |
意見交換/調整 | 10 |
これらに該当する環境で仕事をすると、相当なストレスを感じるということですね。
特に結果に関わらず同じ評価しかされない「ぬるま湯体質」と、意見を交換して絶えず連絡を取り合う「意見交換/調整」は環境として最悪…
いくら頑張っても評価されず、頻繁に連絡しないといけない職場なんて絶対行きたくないですね。
これに加えて、厳しいノルマを限られた時間内に達成しないといけない仕事だと、私の場合はまったく続けていく自信がありません…
対してストレス要因としてなりにくいのは「孤独な業務」だったので、やはり1人で黙々と仕事をするのが向いているみたい。
こうしてコンピテンシー診断を見返すと、どの項目もかなりの的中率というか、これはまさに自分だな…と感じる部分が多かったです。
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ミイダスのパーソナリティ診断を使ってみた結果と口コミ
- 生まれ持った個性
- 今のコンディション
パーソナリティ診断では、上記2項目の分析結果を知ることができます。
こちらについても、それぞれ私の診断結果をもとに解説していきますね。
ちなみに、パーソナリティ診断は128問で所要時間15分とありますが、私の場合は25分程度かかりました。
生まれ持った個性
人にはそれぞれ生まれ持った個性パターンがあり、分類された8つのタイプから傾向の強い上位2パターンを表示してくれます。
私の診断結果ではメインが「職人気質」で、サブが「完璧主義」でした。
個性の詳細も記載されていて、職人気質の内容を見ると以下の一文があり、
人との交わりよりも、自分の世界に没頭し、孤高を極める人と言えます。
普通に納得してしまう内容で、サブの完璧主義を見ても、
一つのことに集中し、細部を念入りに吟味し、時間をかけてじっくり取り組みます。
あぁなるほどなぁ~、確かにそんな感じだなぁ~と思いましたね。
また、診断をして終わりではなく、個性を活かせるようにアドバイスまでしてくれます。
個性がわかってもどう活かせばいいかわからなかったりするので、個人的にはとてもありがたいですね。
今のコンディション
今のコンディションは環境や経験で変化するもので、コンディションは8段階に分けられていて、一番上の「充実」を目指します。
コンディション | 充実度 |
充実 | ★★★★★ |
安定 | ★★★★ |
妄想的 | ★★★ |
気分屋 | ★★★ |
独裁的 | ★★ |
直感的 | ★★ |
依存的 | ★★ |
疲れ気味 | ★ |
私の場合は独裁的な状態で、「自己中心的で自分の関心や欲求を満たすことに焦点が向き」という部分はまさにそうかも。
今よりコンディションを良くするにはどうすればいいか、なかなか難しい問題だな…と感じた矢先、実はこちらもしっかりアドバイスしてくれます。
充実度が最も低い「疲れ気味」と診断された方は、コンディションを整えることも意識する必要がありそうですね。
私も今が充実しているとは思っていないので、アドバイスの内容を参考に改善していきたいところです。
パーソナリティ診断は、コンピテンシー診断とは違った側面から自己分析できるので、どちらも活用しておいて損はないですよ。
無料で使えるミイダス適性診断の口コミまとめ
【コンピテンシー診断でわかること】
- マネジメント資質
- パーソナリティの特徴
- 職務適性
- 上下関係適性
- ストレス要因
【パーソナリティ診断でわかること】
- 生まれ持った個性
- 今のコンディション
ミイダスは転職アプリとしても斬新なサービスですが、個人的におすすめしたいのは今回ご紹介した2つの適性診断です。
コンピテンシー診断とパーソナリティ診断はどちらも想像を超えるクオリティで、分析結果を見ても自分に当てはまる内容が多かったですね。
無料の適性診断でここまで正確に自分を理解できるものは早々ありません。
それぞれ15~20分程度の時間はかかりますが、実際に使ってみて思いましたが正直やる価値は十分あります。
今すぐ転職は考えていないという方でも、将来を見据えて自分のことをよく理解しておくことは大切です。
向いている職種がわかれば、明確に方向性を決めて行動できますし、まずは気軽に無料診断されてみて下さいね!
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