MetaMask(メタマスク)は、Google Chromeの拡張機能であり、仮想通貨のイーサリアム(ETH)を保管することができるウォレットです。
このMetaMaskは、今話題のブロックチェーンゲーム(DApps)や、分散型取引所(DEX)などを利用していく上でも必要になるものです。
特にイーサリアム保有のユーザーにとっては便利なウォレットなので、まだ利用されたことがないという人は今から使い方を覚えておきましょう。
ここではMetaMaskの基本的な使い方から、入金・送金方法なども画像付きでわかりやすく解説しているので、すぐに使い方をマスターできると思いますよ!
METAMASK(メタマスク)のインストール&初期設定
まずはMetaMaskをインストールするために公式ページにアクセスしましょう。
▼公式ページはこちら▼
そうすると以下の画面に移動するので、『GET CHROME EXTENSION』をクリックします。
Google ChromeにMetaMaskの拡張機能を追加できる画面になるので、画面右上の『Chromeに追加』ボタンをクリック後、『拡張機能を追加』をクリックします。
これでChromeのアドレスバー右側にキツネマークのアイコンが追加されるので、それを選択して『Accept』をクリックしたら、規約的な内容が書かれているので目を通してもう一度『Accept』をクリックします。
次にMetaMaskのパスワードを設定するので、最低でも30文字以上の英数字記号を入れて『CREATE』ボタンをクリックします。
自分で決められないという場合は、「パスワード生成ツール」を使うと便利です。
次の画面でMetaMaskの「復元用パスフレーズ」が12語の英単語で表示されるので、ウォレットと同様にオフライン環境下で保管した後、『I’VE COPIED IT SOMEWHERE SAFE』ボタンをクリックします。
※このパスフレーズをなくすと復元できなくなるので、必ず厳重に保管して下さい。
これでMetaMaskのインストールと初期設定が完了となって、「Account 1」というイーサリアム(ETH)のウォレットが作成されます。
METAMASK(メタマスク)の入金&送金方法
MetaMaskにイーサリアムを入金するには、「・・・」アイコンをクリックします。
すると英語で書かれた4つの選択肢が表示されるので、ここの『Copy Address to clipboard』をクリックでETHウォレットのアドレスがコピーできます。
あとは自分の使っている仮想通貨取引所やハードウェアウォレットなどで、コピーしたMetaMaskのETHアドレス宛に送金すれば完了です。
取引所からの送金方法がわからない場合は、以下の記事で手順を図解しているのでよければ参考にして下さい。
ちなみにイーサリアムを安く購入することも考えるなら、「ザイフ」か「ビットバンク」が最も割安になりますね。
続いてMetaMaskのETHウォレットから取引所などに送金する場合は、『SEND』ボタンをクリックします。
次の画面で「送金先ETHアドレス」と「送金数量」を入力して、『NEXT』ボタンをクリックします。
確認画面が表示されるので、問題がなければ『SUBMIT』ボタンをクリックします。
これでMetaMaskからのETH送金が完了となります。
ここで「REJECT」を選択すると送金内容をキャンセルすることができます。
入金・送金方法は基本的に取引所と使い方は同じなので、英語表記であること以外はかなり使いやすいかなと思います。
MetaMask(メタマスク)にETHウォレットをインポート
イーサリアムの保管先として、「MyEtherWallet(マイイーサウォレット)」などを使っている人もいるかと思います。
そんな普段から利用している使い慣れたETHウォレットを、MetaMaskにインポートして同期させることも可能です。
まずはMetaMaskの右上にある人のマークを回っている矢印部分をクリックします。
次に選択肢が2つあるので、そのうち『Import Account』をクリックします。
そうすると「Private Key」か「JSON File」でウォレットがインポートできるので、Keyを入力するかFileを選択して『IMPORT』ボタンをクリックします。
これで新しく「Account 2」のETHウォレットが追加されたはずです。
ウォレットの名前をわかりやすく変更する
MetaMaskで複数のETHウォレットを管理する場合、「Account 1」「Account 2」ではわかりにくいので、見分けやすいように名前を変更しましょう。
現在設定されている「Account 1」などにカーソルを合わせると、『edit』という項目がすぐ上に表示されるのでこれをクリックします。
次の画面で選択されているETHウォレットの名前を変更できるので、好きなものを入力したら右側の『Save』ボタンをクリックします。
これで名前の設定は完了となります。
いつでも簡単に名前の変更ができるので、今後MetaMaskで複数のETHウォレットを同期させる場合は、管理を楽にするために活用してみて下さい。
MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ
MetaMaskは英語表記になっていますが、ウォレットの中では使い方がシンプルで操作性も簡単な方だと思います。
この拡張機能自体はGoogle ChromeでONにしておくことで、フィッシング詐欺の対策にもなるので、セキュリティ強化としても効果的ですね。
あとはウォレットで資産を自己管理するときは、復元用のパスを絶対になくさないようにしないといけません。
取引所で保管するよりは安全性は遥かに向上しますが、その分自己管理は徹底していく必要があるので、MetaMaskを利用する際にも十分注意して下さいね。
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