「dTVチャンネル」は、NTTドコモが提供する専門チャンネルの見放題サービス。
2018年1月から開始した新しいサービスで、映画・ドラマ・アニメなど30以上の幅広いジャンルをスマホやPCで楽しめます。
でも「それならdTVがあるんじゃ・・・」と感じた方もいるんじゃないかと思いますし、dTVチャンネルとの違いは何なのかも気になるところですよね。
そこで今回は、dTVチャンネルの特徴やメリット・デメリット、既存の動画配信サービス「dTV」との違いを徹底解説していきます!
【この記事の要点まとめ】
- dTVチャンネルはリアルタイム配信の見放題
- スマホやタブレットなどでオンライン視聴できる
- 追加料金なしで全チャンネル見放題
- dTVとのセット登録で月額料金がお得になる
- ドコモユーザー以外は2019年4月に料金変更
▼公式ページはこちら▼
dTVチャンネルとは?
dTVチャンネルは先に紹介したように、30以上の専門チャンネルが見放題になるサービスです。
どこもが運営を行っているので、「ドコモユーザーだけしか利用できないの?」と思われるかもしれませんね。
ですが、dTVチャンネルはドコモキャリア以外でも利用できるサービスなので、誰でも登録して見放題サービスが楽しめます。
映画・ドラマ・アニメ以外にも、音楽やドキュメンタリーなど幅広いチャンネルを視聴できるのが特徴ですね。
dTVチャンネルはスマホやタブレット、PC端末があればインターネット上で「リアルタイム配信」が手軽に観れる動画サービスとなっています。
このdTVチャンネルは定額見放題サービスですが、初回登録時は「31日間の無料お試し期間」が用意されていますよ。
ちなみに無料期間中にサービスを解約すれば月額料金はかかりません。
▼公式ページはこちら▼
dTVチャンネルの月額料金は?
dTVチャンネルの無料期間を終了すると、以下の定額料金が必要になります。
- 月額料金:780円(税抜)
※ドコモユーザー以外は2019年3月31日まで月額780円(税抜)、それ以降は月額1,280円(税抜)となります。
ドコモユーザー以外の方は、2019年4月以降になると月額料金が値上がりしてしまうことに注意が必要ですね。
月額780円は安いのか高いのか
dTVチャンネルの月額料金780円(税抜)は、他のサービスと比べてどうなのか気になる方もいるんじゃないかと思います。
そこで動画サービスの「dTV」と、多くの専門チャンネルを配信する「スカパー」「ひかりTV」で、基本となる料金プランを比較してみました。
月額 (税抜) | チャンネル | 特典 | |
dTV | 500円 | 動画12万本 以上 | 31日間無料 |
dTVチャンネル | 780円 | 31ch | 31日間無料 セット割あり |
ひかりTV | テレビプラン 2,500円 | 50ch 以上 | 2ねん割 (最大2ヶ月無料) (2年間1,000円割引) |
スカパー | 新基本パック 3,400円 | 47ch | 加入月無料 2週間70ch見放題 初回料金割引 |
※ひかりTVは別途でチューナー料金が必要になります。
※スカパーは110度CS対応テレビや、BSアンテナまたは光回線が必要になります。
こうして見るとdTVがかなり安い料金帯ですが、dTVチャンネルなどのリアルタイム配信と違い、好きな動画作品をまとめて楽しめるサービスです。
なので専門チャンネルが見放題としては、dTVチャンネルが最も低価格と言えますね。
dTVチャンネルとdTVの違いは?
dTVチャンネルとdTVの大きな違いとしては、
- 視聴タイプに違いがある
- 配信コンテンツに違いがある
- テレビ対応端末に違いがある
それぞれについてもう少し解説していきますね。
違い①:視聴タイプに違いがある
視聴タイプ | |
dTVチャンネル | dTV |
リアルタイム配信 | オンデマンド配信 |
dTVチャンネルは、地上波放送されているテレビ番組を決まった時間に配信する形式。
なので、テレビで普通に番組を視聴するようなイメージですね。
一部の番組は「見逃し配信」も行われていますが、基本的には配信されている時間でしか視聴できないのがdTVチャンネルです。
対してdTVは、今までに放送されてきた映画やドラマ、アニメなどを自分のタイミングで楽しめる配信形式。
インターネット上のレンタルビデオ店のようなイメージになりますね。
配信期限が終了してしまうと視聴できなくなりますが、過去の作品などを長期間楽しめるのがdTVです。
違い②:配信コンテンツに違いがある
配信コンテンツ | |
dTVチャンネル | dTV |
番組30チャンネル以上 | 動画12万本以上 |
dTVチャンネルは映画・ドラマ・アニメ以外にも、音楽・エンターテイメント・ドキュメンタリーなど、幅広いジャンルの番組が視聴できます。
突出して強いジャンルがあるというよりは、それぞれの番組を同じ水準で配信している感じですね。
対してdTVは映画・ドラマ・アニメが中心なので、dTVチャンネルよりも充実した作品が楽しめます。
それ以外のコンテンツはそこまで多くないので、dTVチャンネルが提供する専門チャンネルでしか視聴できないものが多いですね。
違い③:テレビ対応端末に違いがある
テレビ対応端末 | |
dTVチャンネル | dTV |
ドコモテレビターミナル Chromecast のみ | ドコモテレビターミナル Chromecast Apple TV Amazon Fire TV/Stick ひかりTVチューナー など |
dTVチャンネルの配信番組をテレビで大画面視聴するには、上記2種類どちらかの端末を用意する必要があります。
対してdTVではその2種類以外にも対応している端末が結構あるので、選択肢が多い方がありがたいですよね。
ドコモテレビターミナルは高価なものですし、基本的にドコモサービスのアプリにしか対応していません。
個人的には安価ながら、豊富な動画サービスもテレビ出力できる「Amazon Fire TV/Stick」に対応して欲しいところ。
dTVアプリはすでに対応済みであることから、今後はdTVチャンネルも対応する可能性があるかもしれませんね。
▼公式ページはこちら▼
dTVチャンネルのメリット
ここからは「dTVチャンネル」のメリットについて解説していきます。
- 月額780円で全てが見放題(追加料金なし)
- チューナーや専門機器なしで楽しめる
- dTVチャンネル+dTVで300円もお得になる
それぞれの内容を見ていきましょう。
メリット①:月額780円で全てが見放題(追加料金なし)
dTVなどの動画配信サービスでは、最新作のタイトルを視聴するには定額料金とは別に追加料金が必要になることがほとんど。
例えば新作映画1本で平均300円~500円ほどする感じです。
「せっかく見たいタイトルなのに有料かぁ・・・」となることも多かったりしますね。
ですが、dTVチャンネルではそんな心配をする必要がまったくないので、定額料金780円(税抜)だけで全ての番組が楽しめるのが大きな魅力!
加えて、CS放送の有料チャンネル「スカパー」などと比べて、インターネット経由で視聴できるdTVチャンネルはかなりの低コスト。
手軽に専門チャンネルを楽しめる動画サービスと言えますね。
メリット②:チューナーや専門機器なしで楽しめる
dTVチャンネルをテレビで視聴する場合は専用機器が必要ですが、スマホ・タブレット・PCなら登録するだけですぐに視聴可能。
「BSアンテナはないし、チューナーも持ってない・・・」という方でも、ネット環境があればdTVチャンネルを楽しめます!
外出時でもスマホから簡単に番組を視聴できるので、ちょっとしたスキマ時間を利用したり暇つぶしにもなりますね。
メリット③:dTVチャンネル+dTVで300円もお得になる
dTVチャンネルは月額780円(税抜)、dTVは月額500円(税抜)ですが、セットで登録すると300円割引の980円で利用できます。
「30チャンネル以上+12万本以上」の見放題がお得に楽しめる!ということですね。
dTVは動画配信サービスの中でも動画配信数が非常に豊富ですし、休日などにじっくり映画やドラマを視聴したい方にはおすすめです。
dTVチャンネルでリアルタイム配信を楽しみつつ、過去の動画作品はdTVで好きな時間に楽しむこともできますよ。
ドコモユーザーでない場合は、2019年3月31日まではセット料金が月額980円(税抜)です。
それ以降は月額1,480円(税抜)になるので注意が必要です。
▼公式ページはこちら▼
動画配信サービスにも「無料お試し期間」が用意されているので、まずはそれぞれのサービスを試してみるのもアリだと思いますよ。
dTVチャンネルのデメリット
dTVチャンネルのメリットを解説しましたが、ここではデメリットも解説しておきますね。
- 基本はリアルタイム配信のみ
- ダウンロード視聴ができない
- テレビ出力できる端末が限定されている
メリット同様それぞれについて見ていきましょう。
デメリット①:基本はリアルタイム配信のみ
dTVのようなオンデマンド配信でないdTVチャンネルでは、放送中の番組でないと視聴することができません。
テレビと同様に決まった番組表に沿ってリアルタイム配信されるので、「好きなときに好きな番組を視聴する」ということができないのがデメリットと言えますね。
dTVチャンネルでは、終了した番組を過去2週間「見逃し配信」していますが、対応しているのはごく一部の番組だけになっています。
今まさに見たい番組があるときにはうってつけのサービスですが、後から時間があるときにゆっくり楽しみたい場合には、他のサービスを併用する必要がありますね。
そういった意味ではdTVとのセット登録が有効的でしょう。
デメリット②:ダウンロード視聴ができない
dTVであれば、スマホアプリで動画をあらかじめダウンロードしておくことで、通信量を気にせずオフライン環境で動画視聴することができます。
対してdTVチャンネルではダウンロード機能がないので、オンライン上で視聴することが必須。
リアルタイム配信であることを考えると、今後も対応する可能性は低いかもしれませんね。
また、配信されている番組の録画にも未対応なので、放送終了後の番組に関しては一部の見逃し配信を除いて、視聴できないと思っていた方がいいでしょう。
外出先での番組視聴もWi-Fi環境がないと通信量も消費するので、出先での視聴はダウンロード機能がある動画サービスの利用も検討するのがいいですね。
デメリット③:テレビ出力できる端末が限定されている
- ドコモテレビターミナル
- Chromecast
テレビでdTVチャンネルの番組を視聴する選択肢が少ないのがデメリットと言えますね。
この点に関しては、今後対応する機器が増えていくんじゃないかと思います。
テレビ視聴以外であれば、以下の環境・端末で利用できます。
PC推奨ブラウザ
- Windows7/8/8.1/10
- Mac10.13以上
Android推奨OS
- OS4.4以降のスマホ・タブレット
iPhone/iPad推奨OS
- iOS9.0以降のiPhone、iPad
- ※iPod touchは非対応
メインどころには対応しているので、問題なくdTVチャンネルが楽しめるかと思います。
▼公式ページはこちら▼
dTVチャンネル利用の際の注意点
「dTVチャンネル」を利用する前に、以下の注意点を理解しておきましょう。
- ドコモユーザー以外はクレジットカード登録が必要
- ドコモユーザー以外は2019年4月から月額1,280円
- 月額料金の日割り計算はできない
もう少しわかりやすくそれぞれ解説していきますね。
ドコモユーザー以外はクレジットカード登録が必要
ドコモユーザーであれば「ドコモキャリア決済」が利用できるので、携帯料金とdTVチャンネルの料金を合算させることができます。
キャリア決済はとても手軽かつ便利なんですが、ドコモユーザー以外は利用できません。
なので、クレジットカード登録による支払い方法のみになっています。
他キャリアで「クレジットカードなんて持ってないよ・・・」という方は注意が必要ですね。
ちなみにカードを登録するといっても、実際に引き落としされるのは無料期間終了後に継続利用している場合になります。
31日間のお試し中に解約を行えば料金は発生しませんよ。
ドコモユーザー以外は2019年4月から月額1,280円
ドコモキャリア以外でdTVチャンネルを利用される場合は、2019年4月より月額780円から1,280円に変更されます。
月500円も高くなってしまうので、そのタイミングで解約しようと考えている方も中にはいるんじゃないかと思います。
dTVチャンネル+dTVのセット料金も同時に変更されるので注意が必要ですね。
「気がついたら値上がりしていた・・・」とならないよう、今から忘れずに把握しておきましょう。
月額料金の日割り計算はできない
dTVチャンネルの月額料金は「月単位」での請求になっています。
なので、例えば無料期間終了後に継続利用していた場合、20日に解約したとしても日割り計算されず、月額料金の780円が請求されます。
少しでも損をしないように楽しむなら、なるべく月末に近い日に解約するのがベストかもしれませんね。
無料期間終了後はその辺も考えて継続利用するのがいいかと思います。
dTVチャンネルのメリットやdTVとの違いまとめ
「dTVチャンネル」はここでご紹介したように、放送番組をリアルタイムで楽しめる見放題サービスです。
今までの動画配信サービスとは異なる配信形式なので、どういった形で番組視聴できるのかをまず体験してみるのがいいですね。
特にドコモユーザーの方には、今後も低コストな月額料金で利用できるメリットがありますし、見放題サービスとしても非常におすすめできます。
dTVチャンネルとdTVのセット登録なら、月額料金が300円もお得になるのも魅力的ですね。
dTVチャンネルの31日間無料体験はいつまであるかわからないので、今のうちにサービスを試しておくのがいいかと思いますよ!
▼無料体験はこちら▼
動画配信サービスのdTVにも31日間の無料お試し期間があります。
こちらはどのキャリアからでも月額500円(税抜)で利用できるので、dTVチャンネルとは別に無料体験してみるのもおすすめです。
▼無料体験はこちら▼
▼こちらも合わせてどうぞ▼