ツーリングなどを楽しむのにも最適な大型バイクは、存在感が光るデザインに圧倒的な加速性能とパワーがあるので憧れる人も多いんじゃないでしょうか。
ただ、税金や車検などの維持費がかかってくるだけでなく、任意保険や自賠責保険についてもよく考えないといけません。
バイク保険を選び方もわからない!という方もいるんじゃないかと思います。
そこで今回は大型バイクの購入を検討されている人向けに、保険に関する内容をわかりやすく徹底解説していきます!
大型バイク以外を検討されている方も、ぜひ参考にしてみて下さいね。
大型バイクにかかる維持費はいくら?
大型バイクの年間維持費の目安 (排気量251㏄以上) | |
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自動車税 | 6,000円 |
車検代 (年計算) | 30,000円 |
重量税 (購入時と車検時) | 車検代に含む |
自賠責保険料 | 車検代に含む |
任意保険料 (等級で変化) | 40,000円 |
ガソリン代 (燃費 40km/L) (目安走行距離8,000km) | 26,000円 |
メンテナンス代 | 35,000円 |
合計金額 | 137,000円 |
大型バイクを購入して維持していくのは、約14万円ほどの金額が必要になってくることがわかりますね。
自賠責保険に関しては車検のたびに更新されていくので、基本的に期限切れになることはありません。
任意保険は月計算だと約3,300円くらいですが、等級によって金額が変化したり保険会社によっても違ってきます。
自賠責保険と任意保険の違い
それぞれの保険には補償範囲や補償上限がまったく違ってくるので、まずはこちらの一覧を見ていきましょう。
自賠責保険について
補償範囲
- 対人賠償保険(相手)
補償上限
- ケガ:120万円
- 死亡・後遺障害:3,000万円
- 常時介護:4,000万円
任意保険について
補償範囲
- 対人賠償保険(相手)
- 対物賠償保険(相手)
- 人身傷害保険
- 搭乗者傷害保険
- 車両保険
- 無保険車傷害保険
- 自損事故保険
補償上限
- 無制限
大きな事故ともなれば自分の車両や相手の車両が破損したり、同乗者への身体的な損害も起こり得るので、そんな場合は補償の対象外になってしまう。
事故というのは、予期せぬときに予想もしない状況下で発生するものですし、交通事故によってどんな損害が出るかもわかりません。
自賠責保険だけでは心配になることも多いでしょう。
なので対人賠償はもちろん、対物賠償・人身傷害・車両保険などの補償が受けられる任意保険にも加入して、万が一に備えておくことをおすすめします。
保険には代理店型とダイレクト型がある
どんな違いがあるのかというと、
代理店型
- バイク販売店などの代理店で契約を行う
- 直接プロのアドバイスを受けられる
- 代理店手数料が保険料に上乗せされるので割高
ダイレクト型
- インターネット上や電話などで契約を行う
- 見積り依頼などでプランの比較ができる
- 中間手数料がないので保険料が割安
ダイレクト型はインターネット契約ですから必ずしも店舗を持つ必要がないので、人件費や経費などを安く抑えられる特徴もあるので、必然的に保険料も安くなります。
代理店型にもダイレクト型にもメリットがありますが、年間保険料をできるだけ安く抑えたい!という方はダイレクト型の保険タイプがおすすめですね。
インターネットからいつでも申し込みができたり、お得な割引サービスを受けられたりする場合も多いです。
手軽さと低コストという魅力的な要素がダイレクト型の大きなメリットと言えます。
バイク保険はロードサービスの有無も重要!
例えば接触事故でホイールが曲がってしまったり、転倒事故によってガソリンタンクから燃料漏れが起こったり、何かとトラブルになりがちな面もあります。
こういった事態に陥ってしまった場合は、主に「JAF」のロードサービスを利用されることが多いかもしれませんね。
ただし、JAFは会員なら15kmまでの搬送は無料なんですが、非会員だと1km毎に720円かかります。
会員であっても15km以上は非会員と同様に追加料金が必要なので、長距離ともなれば数万円はかかることになります。
特に大型バイクではツーリング目的で購入される方も多いでしょうし、遠出することも増えてくれば何かしらのトラブルに遭ってしまうかもしれません。
それにロードサービスを個別に契約して料金を支払うよりも、任意保険とセットになっているものに契約した方がお得です。
任意保険にはロードサービス付きのところも多いので、サービス内容もしっかりチェックしておきましょう。
任意保険はノンフリート契約が基本
任意保険の契約には大きく分けて2つあります。
- フリート契約:10台以上に任意保険をかける契約
- ノンフリート契約:9台以下に任意保険をかける契約
個人契約を行う場合は、9台以下にあたる「ノンフリート契約」になるかと思います。
また、このノンフリートには「等級制度」があり、1等級~20等級の20段階に区分されていますが初めは6等級からになり、事故歴に応じて保険料が割引・割増されます。
1年間を無事故で終えることができれば次年度に等級が1つ上がる仕組みで、保険に影響する事故を起こせば等級がダウンしていきます。
等級が高いほど保険料の割引率が上がり、最大の20等級になれば約63%割引、対して最低の1等級だと約64%割増になります。
初めは6等級からになるので、約19%の割引が適応されることになりますね。
任意保険の乗り換えタイミングには注意
任意保険は基本1年更新になっているので、その更新前に今の保険会社から乗り換えてしまうと、無事故期間が一度リセットされてしまうんです。
例えば6等級から11ヶ月無事故で過ごした状態で、新規保険会社と契約した場合で考えてみます。
本来なら1年更新によって7等級に昇格できたところが、また6等級の0ヶ月からスタートすることになります。
気になる保険会社がある場合はすぐに乗り換えるのではなく、更新のタイミングを待ってからにした方がいいでしょう。
大型バイクの任意保険はどこがおすすめ?
大型バイクの自賠責保険については強制保険なので、基本的にはそれほどサービス内容や料金に違いはありません。
ですが任意保険には等級制度以外にも年齢や補償内容、オプションなどのサービスが違ってくるので、自分に合った利用しやすい保険会社を選ぶ必要があります。
そこで登録が手軽で保険料が割安なダイレクト型であり、ロードサービスにも対応のサービスを中心に紹介しておきますね。
- 24時間365日いつでも迅速な事故受付を行っている
- 保険料に対する満足とは93%と高評価
- レッカーは最寄り修理工場まで距離に関係なく無料
- 専任の事故担当チームが万全のサポートをしてくれる
- 最大10,000円のインターネット割引あり
- トラブル時の宿泊・帰宅費用を負担してくれる
- 事故発生時の連絡代行サービスがある
▼公式ページはこちら▼
- 24時間365日いつでも迅速な事故受付を行っている
- レッカー距離は修理工場等へ最大100kmまで無料
- インターネットからの申し込みで初年度最大3,000円割引
- レンタカーの貸し出しが最大24時間無料
- トラブル時の宿泊・帰宅費用を負担してくれる
- ホテルなどの宿泊施設のキャンセル料を50,000円まで負担
- 故障などの応急処置は時間制限なく無料
▼公式ページはこちら▼
- 24時間365日いつでも迅速な事故受付を行っている
- 事故対応時の満足度が92.2%と高評価
- レッカーは指定する修理工場まで距離の制限なく無料
- 専任スタッフによる親身な対応が受けられる
- インターネットからの申し込みで最大3,500円割引
- GPS位置情報による緊急手配を行ってくれる
- ロードサービスを利用してもノンフリート等級がダウンしない
▼公式ページはこちら▼
この3つの保険会社はダイレクト型の中でも特に人気が高いので、大型バイクの任意保険として申し分ないかと思います。
上記のダイレクト型3社の一括見積りも可能
どのダイレクト型にするか迷っている方は、大手のSBIグループが提供するインズウェブの「バイク保険一括見積り」を利用するのが便利です。
この一括見積りでは以下の主要8社に対応しています。
- アクサダイレクト
- チューリッヒ
- 三井ダイレクト損保
- 共栄火災
- 損保ジャパン日本興亜
- AIG損保
- 三井住友海上
- あいおいニッセイ同和
ここでご紹介した3社もしっかり対応していますね。
インズウェブによるバイク保険の一括見積りは最短5分で完了しますが、ゆっくりやっても10分ほどで申し込みできるかと思います。
大型バイクの車検証と免許証があれば申し込みできるので、もし今契約中も任意保険があるなら、一度見積りを出してみて内容を比較してみるのがいいかもしれませんね。
バイクの任意保険はいざというときに必須な保険なので、数社でしっかり比較して自分に合った保険会社を選ぶようにしましょう。
\主要8社に対応!インズウェブ/
大型バイクのおすすめ任意保険と選び方まとめ
大型バイクともなれば排気量が400㏄以上になるので、スピードを出して気分よく走りたいときもありますよね。
車体もそれなりの大きさと重量があるので、街乗りでは少々窮屈に感じる人もいるでしょうから、交通量の少ないときや夜間帯になると速度を上げがちになることもあります。
原付バイクなどとは違って圧倒的なパワーもありますし、その分事故に遭ってしまう危険性も当然高くなります。
なので身の回りの状況をよく把握して運転する必要がありますが、自分の身の安全も十分に配慮しておくことも大切です。
それでも内的要因だけでなく、外的要因によって事故に遭遇する可能性は常にある状況なので、保険による十分なバックアップ体制を整えておくと安心できますよね。
どの保険会社が良いのかわからない方は、まず「バイク保険一括見積り」を利用されてから決めるのも方法の1つです。
今回の内容を参考にして頂いて、これからのバイクライフを楽しむために備えていきましょう!
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