WordPressには無料テーマから有料テーマまで色々用意されているので、使うものによってデザインや機能性などが違ってきます。
気分を変えたくてWordPressテーマを変更したり、初めは無料テーマを使っていたけど途中から有料テーマに変えたいって人もいますよね。
私のブログではこってりとカスタマイズをしていたので、正直言うとテーマ変更にはかなり不安がありましたが、思ってたほど難しくはなかったので助かりました。
そこでWordPressでテーマ変更時に注意しておくことと、事前にやっておくべきことをまとめたので、今後の参考にしてもらえればと思います。
私がテーマ変更を行った時の状況
ブログを運営していたら、自分で何かしらのデザインを変更したり、プラグインを色々追加したり、収益化のために広告などを貼っていたりするんじゃないでしょうか。
私のブログもそうだったので、大体のことをまとめるとこんな感じです。
- WordPressテーマはSTINGER8を使用
- 記事数は300記事以上
- 20種類ほどのプラグインを導入
- カエレバ・ヨメレバリンクを導入
- Google AdSenseの広告を導入
- PHPファイルのコードをカスタマイズ中
- CSSでデザインをカスタマイズ中
「STINGER8」は中でもシンプルな無料テーマだったので、自分でカスタマイズしている人は多いかもしれません。
私も自分で言うのもなんですがPHPやCSSはとにかく色々試してきたので、デフォルトからかなり変わっています。
ブログを収益化しているなら、カエレバ・ヨメレバやAdSenseなどの広告も、基本的には記事内に貼っているかと思います。
WordPressでテーマ変更する時の注意点
WordPressテーマを変更すると、どんな感じで内容が反映されるかがわからないし、デザインが崩れたりエラーが出る可能性もある。
なのでテーマを途中から変更するときに、注意しておくことをまずはしっかり把握しておきましょう。
- PHP・CSSファイルはすべて切り替わる
- ウィジェットがリセットされる
- ヘッダー・フッター・サイドバーもリセット
- 使えないプラグインが出てくる可能性がある
- Googleアナリティクス・サーチコンソールの再設定が必要
- AdSense広告の再設置が必要
- アイキャッチ画像のリサイズが必要になる場合もある
変更するテーマによって内容が多少変わることもあると思いますが、基本的にはこの辺の内容に注意しておくといいでしょう。
このブログでは無料テーマ「STINGER8」⇒有料テーマ「JIN」に変更したんですが、特別大きなデザインの崩れはありませんでした。
ただし、WordPressのアップデート前にテーマ変更して、その後にアップデートを行ったら表示が大きく崩れたので、変更のタイミングも意識しておいた方がいいかもしれません。
STINGER8のテーマ自体はWordPress内に残っているので、もし大きく表示が崩れたら以前のテーマに一度戻すのも有効ですね。
それからあらためて新テーマをWordPressに再インストールして確認すると、デザインが正常な状態に戻っているはずです。
事前にやることリスト
テーマ変更は何も考えなしにいきなり変えると、長時間にわたって未完成状態のブログを晒してしまうことにもなりかねません。
そこで私が実際に行ったテーマ変更時のやることリストをまとめてみました。
- データのバックアップを取る
- 新テーマをWordPressにインストール
- ライブプレビューで変更後デザインを確認
- 機能が重複するプラグインの確認及び停止
- head内に貼り付けるコードの確認及び準備
- 使用中AdSenseの広告コードを確認及び準備
- 既存のCSSデザインを反映させる為のコードを確認及び準備
データのバックアップは、万が一にテーマ変更でWordPressにアクセスできなくなった場合に元の状態に戻すためのもの。
一般的には「BackWPup」プラグインを使って、データをオフライン環境(PCなど)に保存する流れになりますね。
また、テーマ変更時にはかなり使えるのが、「ライブプレビュー」というWordPressの機能です。
ライブプレビューの特徴
メニューの「外観」⇒「テーマ」に移動して変更したいテーマにカーソルを合わせると、下記画像のようにライブプレビューボタンが出てきます。
このライブプレビューで何をするのかというと、
- テーマ変更後のデザインを事前に確認
- ブログタイトルやヘッダー画像の設定
- メニューやウィジェットなどの設定
- CSSコード追加でデザインの変更
このように本番前の非公開状態で設定することが可能で、変更した内容はリアルタイムで反映されます。
ここである程度設定を済ませてから、「有効化して公開」ボタンをクリックすればその内容を維持したまま反映され、「×マーク」をクリックでリセットすることもできます。
これならテーマ変更しても整った状態でブログを公開することができるので、今後WordPressテーマを変更する機会があれば活用していきましょう。
テーマ変更後に最低限確認すること
テーマ変更が無事にできたら、実際に問題が起きていないかを確認する必要があるので、最低でも以下の内容はチェックしておきます。
- アナリティクス・サーチコンソール
- AdSenseなどの広告関係
- CSSによるデザイン
- アイキャッチ画像・記事内容
- プラグイン
アクセス解析や収益化のための広告なんかは、コードを再設置するだけでいいので難しくはありません。
一番大変なのは記事内容に問題がないかを確認することだと思いますが、例えばカエレバ・ヨメレバリンクやマーカーデザイン、ボタンリンクなどはCSSでコードを追加すればデザインは引き継げます。
特に記事数がかなりあるブログなんかでは、一気に修正することはまず無理なので応急処置としても使えるので、そこから徐々に新しいデザインに変更していくのがいいかと思います。
また、新テーマ内にプラグインで使っている機能がすでに実装済みだったりするので、この場合は機能が重複することになる為、プラグインを停止した後に不要なら削除しておきます。
テーマと相性が悪い場合も同様に停止するようにしましょう。
まとめ
WordPressを立ち上げた時にテーマを設定するのは簡単ですが、数ヶ月運営して記事が多くなってきたり、独自でカスタマイズしているとテーマ変更も結構大変です。
ただ、悩み続けたままズルズルと続けていると余計に変更しにくくなってしまうので、悩むくらいなら思い切って変更するのもアリだと思います。
自分の納得のいく環境にした方がブログ更新に集中できたり、余計な心配もなく楽しみながら記事を書くこともできるかもしれません。
ということで新テーマの「JIN」でこれから頑張っていこうと思います!