ポケットWi‐Fiでよくおすすめされている「WiMAX」ですが、デメリットはないのか気になっている方も多いかと思います。
WiMAXはコスパも良くて使いやすい特徴があるものの、よく考えずに契約してしまうと結局高額な料金になってしまったり、快適に使えない場合もあります。
最近では2年契約じゃなく3年契約が主流になっていますし、すぐに解約したいと思っても約2万円ほどの違約金を支払う羽目になります。
WiMAXは幅広い方におすすめできるサービスなのは確かですが、デメリットを十分に理解していないと、自分には合わないポケットWi‐Fiを手にすることにもなりかねません。
そこで今回は、WiMAXのデメリットを中心に、ポケットWi‐Fi契約前に知っておくべき全知識を解説していきます。
おすすめなポケットWi‐FiとしてWiMAXが選ばれる理由は?
- ネットの通信速度が速い
- 月額料金が安い
- 基本的に無制限で使える
WiMAXが多くの方に選ばれているのは、この3つの要因が大きいことが考えられますね。
WiMAXが提供しているポケットWi‐Fiは年々グレードアップされていますが、すでに非常に高速な通信を可能にしています。
多くのサイトで掲げている「最大〇〇Mbps」というのは、最高の環境で計測されたシステム上の数値。
なので、一般的に使用するときには、この最大値が出ることはほぼありません。
ですが、対応エリア内であれば「20~70Mbps」の速度は確保できるので、高画質動画の再生も問題なく利用できるレベルです。
WiMAXはそんな高性能Wi‐Fiを、月額2,000円~3,000円台で使えるようになるので、料金コストも非常に安いですね。
また、データ容量を気にしなくてもいい「ギガ放題プラン」が提供されているので、一部速度制限があるものの、無制限で利用することも可能です。
ここだけ見れば魅力的なWiMAXですが、実はデメリットもたくさんあるんです。
WiMAXを利用するデメリット
WiMAXのポケットWi‐Fiに契約する前に、必ず知っておきたいデメリットをまとめてみました。
- 独自回線なので対応エリアがやや狭い
- 屋内だと電波が弱く繋がりにくい
- 無制限プランは3日で10GB使うと速度制限がかかる
- 本家で契約してしまうと料金が高い
- お得なプロバイダでも落とし穴がある
- 契約期間中の解約違約金がかなり高額
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
デメリット①:独自回線なので対応エリアがやや狭い
WiMAXは2018年11月時点で、全国各地にエリアを展開・拡大しています。
ですが、田舎の方の山間部などでは通信電波が届かない地域も多く、WiMAXのWi‐Fiが使えない場合もあります。
これは「UQ WiMAX」の「サービスエリア」を確認したものですが、大阪付近の都心部にはしっかり対応しているものの、田舎の方はまだまだエリア外のところも多いですね。
大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンク回線に比べると、対応エリアが狭いと言えます。
WiMAXはau系列が運営しているので、「auの4G LTE回線」も利用することは可能です。
ただ、3年契約でなければ月1,005円(日割りなし)がかかることと、月間7GB超で速度制限(最大128Kbps)がかかってしまいます。
128KbpsはYouTubeもまったく閲覧できない激遅レベルですね…
なので「エリア外だけど、au回線が使えるからなんとかなる!」と考えている方は注意が必要です。
デメリット②:屋内だと電波が弱く繋がりにくい
WiMAXは通信に使用されている電波の性質上、遮蔽物が多いと通信状況が不安定になることもあります。
ビルの屋内や地下にいるときなど、開けた場所でない場合には速度が遅くなることも。
WiMAXの対応エリアであっても、必ず快適に使えるとは限りません。
また、仕事の都合上で持ち運ぶことが多い方もいますよね。
そんなときに、使用する場所によっては通信が途切れてしまうことも考えられるので、その点については事前に理解しておきましょう。
デメリット③:無制限プランは3日で10GB使うと速度制限がかかる
WiMAXのギガ放題プランは、無制限でインターネットが楽しめる魅力的なプランです。
ただ、完全に無制限というわけではなく、3日間で10GBを超えると「翌日18時~深夜2時頃」まで速度制限(1Mbps)がかかります。
10GBと言われてもイメージしづらいかと思うので、YouTube動画の画質別に何時間再生できるかを比較してみました。
YouTube | |
動画の画質 | 10GBの再生可能時間 |
超高画質 | 約7時間 |
高画質 | 約14時間 |
標準画質 | 約47時間 |
低画質 | 約83時間 |
例えば、2時間の映画を高画質で視聴するなら、3日間で7本ほど見るとWiMAXの速度制限にかかるイメージですね。
遅くなるといっても1Mbpsは出るので、YouTubeの標準画質なら止まらずに視聴できる速度があります。
制限される時間帯も1日中ではなく夜の時間だけなので、一見すると問題なく感じるかもしれません。
ただ、実際のところは18時~深夜2時頃って、会社員の方であればプライベートで一番利用する時間帯ですし、まったく問題ないとは言えません。
無制限だからといっても、高画質の映画を頻繁に視聴するような方には向かないので、WiMAXではなく光回線などを検討した方がいいですね。
デメリット④:本家で契約してしまうと料金が高い
WiMAXで契約を行う場合は、本家となる「UQ WiMAX」か、代理店となる「プロバイダ」を選択することになります。
仮にUQ WiMAXでポケットWi‐Fiの契約をするとなると、無制限のギガ放題(3年)プランで以下の金額になります。
ここで3年間で必要になるトータルコストを考えると、「3,696円×3ヶ月+4,380円×33ヶ月=155,628円」になります。
これを基準にしてWiMAXの「格安プロバイダ」で契約した場合、以下のようなコストの違いになってきます。
WiMAXのギガ放題(3年) | |
プロバイダ | トータルコスト |
GMOとくとくBB (キャッシュバック型) | 110,160円 |
novas WiMAX (月割り型) | 115,140円(WX04限定) 140,880円(その他の端末) |
Broad WiMAX (月割り型) | 120,741円 |
@nifty WiMAX (キャッシュバック型) | 124,640円 |
DTI WiMAX (月割り型) | 126,670円 |
So-net WiMAX (月割り型) | 130,320円 |
カシモ WiMAX (月割り型) | 132,668円 |
UQ WiMAX (月割り型) | 155,628円 |
※金額は税抜き、「月割り・キャッシュバック」適用後になります。
※事務手数料3,000円(税抜)が別途かかります。
※カシモ WiMAXは2年契約で3年利用した場合の料金になります。
このように同じプランでも、契約するプロバイダによって金額差があります。
最も安い「GMOとくとくBB」と比べると、4万円以上も余計に支払うことになりますね。
UQ WiMAXが直接宣伝するよりも、各プロバイダに協力してもらった方がサービス拡大に有効なので、本家との格差があると考えられます。
それとあえてUQ WiMAXの価格を高額にすることで、プロバイダからの契約を伸ばす目的もあると思います。
UQ WiMAXでも端末別のキャッシュバックが用意されていますが、それでも最大1万円なので、本家から契約するメリットはほとんどありませんね。
デメリット⑤:お得なプロバイダでも落とし穴がある
WiMAXのポケットWi‐Fiを利用する場合は、基本的にお得なプロバイダから契約しますが、「キャッシュバック型」で割引を受けるときは注意が必要です。
例えば、一番安いおすすめの「GMOとくとくBB」では、3年契約で42,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。
ただ、この42,000円が受け取れるのは契約してすぐではなく、11ヶ月先のことでしっかり手続きを行わないと受け取り損ねる場合があります。
キャッシュバック特典は、端末発送月を含む11ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールを送信し、ご返信があった翌月末日(営業日)にご指定の口座に振り込みます。基本メールアドレスはGMOとくとくBBへのご入会時にお作りいただくメールアドレスとなります。キャッシュバックのお受け取りに関してはキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールをご確認ください。
こんな感じで送られてきたメールに返信して、ようやくその翌月末に振り込まれるというもの。
キャッシュバックはかなりお得ですが、受け取れなかったら結局本家と同額の料金を支払うことになります。
なので「キャッシュバックを受け取る自信がない…」「いちいち時期を気にしたくない…」という方は、月割り型の「Broad WiMAX」などで契約するのがいいですね。
デメリット⑥:契約期間中の解約違約金がかなり高額
WiMAXで3年契約をした場合には、基本的にどこのプロバイダも以下のような解約制度になっています。
3年契約時の解約違約金について | |
1年目(1~12ヶ月) | 19,000円 |
2年目(13~24ヶ月) | 14,000円 |
3年目(25~36ヶ月) | 9,500円 |
更新月(37ヶ月目) | 0円 |
4年目(38ヶ月~) | 9,500円 |
※金額は税抜き価格になります。
※36ヶ月ごとに更新月がくる仕組みです。
WiMAXのポケットWi‐Fiが届いた月の翌月を1ヶ月目として、契約期間がスタートします。
初めて3年契約をしてから無料で解約するには「37ヶ月目の更新月のみ」なので、ここを逃すと3年後の更新月を待つしかありません。
なので、最低でも9,500円は支払う覚悟は持っておいた方がいいですね。
それと「GMOとくとくBB」はちょっと特殊で、更新月でも20日までに解約申請しないと違約金が発生することになります。
また、2年目までに解約する場合の違約金は24,800円(税抜)と、他のプロバイダより高額になっています。
「Broad WiMAX」では、解約金に関しては上記表の通りなんですが、別途でキャンペーン契約解除料9,500円(税抜)がかかる場合があります。
WiMAXに契約した後に違約金制度に気がつく方もいるんじゃないかと思いますし、ここは事前によく確認しておく方がいいですね。
ちなみに、契約直後に問題があった場合は救済処置として、8日以内や20日以内であれば無償でキャンセルできるサービスはあります。
WiMAXが使えるか心配なときは「Try WiMAX」で試してみる
WiMAXのサービスエリア判定で、「△」評価だった場合は使えるか不安に感じる方は多いかと思います。
判定が「〇」であっても、利用する場所や環境によっては通信が不安定になる場合もあります。
そんなときに便利なのが、「Try WiMAX」という15日間無料お試しサービスです。
Try WiMAXを活用することのメリットは、
- 提供中の端末をお試しできる
- 自宅・外出先での通信速度がわかる
- 通信の安定性を実際にチェックできる
- 複数の端末で接続可能か確認できる
こんな感じになりますね。
Try WiMAXで貸出されている機器が最新のものまであります。
在庫状況が「×」の機器に関してはお試しできません。
レンタル機器は「出荷から15日後」までに届くように返却する必要があり、この期限を過ぎた場合は違約金が発生します。
なので、1週間ほど試したら返却準備を始める方が安全ですね。
返却は佐川急便から送られてきたまま、中に入っている伝票を利用して、電話かネットで集荷依頼をするだけなので簡単です。
もし問題なくWiMAXが使えた場合は、レンタル機器を返却した上であらためて格安プロバイダで契約するのがいいでしょう。
WiMAXのデメリットをカバーできるポケットWi‐Fiはある?
ここまでWiMAXのデメリットを徹底解説してきましたが、利用する環境にマッチしている方なら、とても便利なポケットWi‐Fiです。
ただ、エリア外で使えなかったり、屋内で利用することが多くて通信が不安定だったり、速度制限がネックに感じている方も中にはいますよね。
WiMAXのデメリットの中でも、実際に影響してくる重要なことは以下の3つ。
- 独自回線なので対応エリアがやや狭い
- 屋内だと電波が弱く繋がりにくい
- 無制限プランは3日で10GB使うと速度制限がかかる
この条件をカバーできる優れたポケットWi‐Fiがないか探したときに、「これだ!」と思ったのが「NEXTmobile(ネクストモバイル)」です。
ネクストモバイルは、そこまでメジャーで知られているポケットWi‐Fiではありませんが、実はWiMAXと並ぶほどの優れたサービスなんです。
そこでWiMAX以外を検討されている方向けに、ここからはネクストモバイルのおすすめポイントを解説していきますね。
ネクストモバイルだからこそのおすすめポイントは?
ネクストモバイルには魅力がたくさんありますが、大きな特徴としては以下のようになります。
- ソフトバンク回線なのでエリアが広い
- 屋内でも安定性の高い通信を維持できる
- 速度制限なしで最大50GB使える
- WiMAXにも負けない料金の安さ
- 支払いは口座振替にも対応している
それぞれ詳しく解説していきますね。
おすすめ①:ソフトバンク回線なのでエリアが広い
ネクストモバイルのポケットWi‐Fiが使用している回線は、大手キャリアのソフトバンクになります。
なのでソフトバンクが使える「4G LTEエリア」「4Gエリア」なら、ネクストモバイルも使用できるということですね。
全国の主要都市で人口カバー率が99%以上を誇っているので、使えない場所を探す方が難しいかもしれません。
ポケットWi‐Fiはコンパクトサイズで持ち運びも便利ですし、自宅でも会社でも出張先でも問題なく利用可能です。
対応エリアが広いというだけでも、かなり安心できるポイントじゃないかと思います。
エリアチェックは、ネクストモバイル公式から確認できます。
おすすめ②:屋内でも安定性の高い通信を維持できる
WiMAXは独自回線を使っている分、大手キャリアの回線より安定性に劣っている面がありました。
ですが、ネクストモバイルはソフトバンクの回線をそのまま利用しているので、安定性で劣るということはありません。
ビルの奥内でも地下鉄のような遮蔽物が多い場所でも、快適な通信環境を維持することができます。
おすすめ③:速度制限なしで最大50GBが使える
ネクストモバイルでは、速度制限を気にせずに使える大容量プランが用意されています。
選べる料金プランは以下の3つ。
データ容量 | 月額料金 | 2年間のコスト |
20GB | 2,760円 (最大2年間) | 66,240円 |
30GB | 3,490円 (最大2年間) | 83,760円 |
50GB | 3,490円 (最大1年間) 4,880円 (2年目) | 100,440円 |
※金額は税抜き価格になります。
※事務手数料3,000円(税抜)が別途かかります。
WiMAXは3年契約が中心になりつつありますが、ネクストモバイルでは2年契約による料金プランになっています。
仮に50GBプランであれば、高画質の2時間映画を35本ほど視聴できるデータ容量があるので、1日1本ペースで見ても問題ないですね。
1ヶ月に50GBを消費しようと思うとかなり大変なので、ネットサーフィンやSNSを利用するくらいなら20GBあれば十分でしょう。
ただ、ネクストモバイルは月間データ容量の上限に達すると、次月になるまでは128Kbpsの速度まで遅くなることになります。
「3日で10GB使用したら翌日は速度制限がかかる」という条件はないんですが、データ容量を超えるとほとんど機能しなくなるので注意が必要ですね。
おすすめ④:WiMAXにも負けない料金の安さ
ネクストモバイルは、最低でも1ヶ月あたり20GB使える魅力的なポケットWi‐Fi。
そこで気になるのが「WiMAXと比べて安いのか」ということですよね。
なので、3年間利用した場合の料金を比較してみました。
平均月額 | 3年間の合計額 | |
NEXTmobile (月割り型) | 20GB:2,760円 30GB:3,490円 50GB:3,953円 | 99,360円 125,640円 142,320円 |
GMOとくとくBB (キャッシュバック型) | 3,060円 | 110,160円 |
Broad WiMAX (月割り型) | 3,354円 | 120,741円 |
※金額は税抜き価格になります。
※WiMAXは「ギガ放題(3年)」プランの料金になります。
※NEXTmobileは「2年契約」⇒「再契約」したときの料金になります。
ネクストモバイルは2年以上継続して利用すると料金が高くなるので、更新月に一度解約して再契約する方がお得になります。
「GMOとくとくBB」と「Broad WiMAX」は特に安いプロバイダですが、ネクストモバイルの20GBプランならさらに安い料金ですね。
よほどのヘビーユーザーでない限りは毎月20GBを使うことはないですし、料金も最安レベルなのでライトユーザーにはおすすめです。
「20GBじゃ少し心配…」という方でも、まだまだ安い30GBプランが選べることと、ネクストモバイルは月割り型なので、キャッシュバックの受け取り忘れもありません。
WiMAXの無制限以外で探している方には、非常におすすめなポケットWi‐Fiですよ。
おすすめ⑤:支払いは口座振替にも対応している
WiMAXの格安プロバイダは、基本的にクレジットカード払いしか対応していないので、ここがデメリットに感じている方もいるかもしれません。
WiMAXがどれだけ優れたポケットWi‐Fiであっても、クレカを持っていなければ契約することができませんよね。
ですが、ネクストモバイルは30GBプランに限って、口座振替にも対応しています。
30GBプランはデータ容量と料金のバランスが良いので、一番人気のプランでもあります。
口座振替手数料200円(税抜)が毎月かかりますが、クレカを持っていない方にとっては非常にありがたいですね。
些細なことかもしれませんが、こういったちょっとした気遣いもネクストモバイルの魅力と言えます。
▼最大50GBまで速度制限なし▼
ネクストモバイルに契約する前に知っておきたい注意点
WiMAXと比べても全然劣っていないネクストモバイルですが、契約する前に注意しておくべきポイントがあります。
これはデメリットとも言えますが、「契約するとその後のプラン変更ができない」ということです。
ネクストモバイルの料金プランは3種類ありますが、一度契約してから「やっぱり容量を上げよう。」と考えても、別のプランには変更できません。
これに関してはWiMAXなら契約後でも毎月プラン変更できるので、後から調整することもできるんですが…
なので、ネクストモバイルの場合は契約するときに悩むかもしれませんね。
後々になって後悔しないように、なるべく1ランク上の料金プランを選ぶ方が確実です。
例えば、「20GBで足りると思うけど、ちょっと心配…」という方は、30GBにしておく方が無難ですね。
最悪なのはデータ容量が足りなくて、激遅の通信速度になってしまうことですから。
どうしても料金プランを変更したい場合は、一度解約するしかありませんが、1年未満だと違約金19,000円(税抜)がかかってしまいます。
せっかく安いポケットWi‐Fiに契約したのに、違約金がかかってしまっては本末転倒。
なので、少しでも迷うようなら上位プランに契約することをおすすめします。
WiMAXと比較してNEXTmobileの端末スペックはどう?
WiMAXが提供している端末は「WX05」が最新ですが、最も高速通信を可能にしているのは「W05」になります。(2018年11月25日時点)
通信速度は「最大758Mbps」となっていますが、詳細を見ると「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」エリアで速度が違います。
WiMAX 2+ | au 4G LTE | |
下り通信 | 558Mbps | 200Mbps |
上り通信 | 37.5Mbps | 75Mbps |
下り通信とは、インターネット閲覧やYouTube等の動画視聴に必要なデータを受信するための速度のこと。
上り通信とは、データをアップロードする際に必要なデータを送信するための速度のこと。
重要なのは下り通信で、「WiMAX 2+」も「au 4G LTE」もシステム上の最高値なので、実値速度としてはどちらも下り20~70Mbpsほどになるイメージ。
YouTubeの標準画質なら1Mbps、高画質なら3Mbpsほどあれば快適に視聴できるレベルです。
NEXTmobileが提供している端末スペック
モバイルタイプ | ホームタイプ | |
下り通信 | 150Mbps | 150Mbps |
上り通信 | 50Mbps | 50Mbps |
画像左がモバイルタイプ(ポケットWi‐Fi)です。
一見すると「WiMAXよりも遅いんじゃ…」と感じるところですが、どこのサイトでも最高値は実際に出る速度じゃないので、ほとんど当てになりません。
ネクストモバイルのポケットWi‐Fiは、下り20~60Mbpsほどの通信速度は出る感じですね。
ネクストモバイル手に入れてめっちゃ快適😆3枚目は某格安sim pic.twitter.com/ziRCObdKdd
— MEGAくそぼーず(雑種) (@MC_MEGACAP) 2018年4月12日
ダウンロードも速いですが、上り(アップロード)も十分な速度です。
ネクストモバイルはソフトバンク系の格安SIM(MVNO)なんですが、格安SIMの多くは通信速度が遅い中、安定した高速通信を可能にしています。
WiMAXとNEXTmobileの端末詳細
WiMAX (W05) | NEXTmobile (FS030W) | |
サイズ | 130×55×12.6mm | 74×74×17.3mm |
重さ | 約131g | 約128g |
連続通信時間 | 最大約10時間 | 20時間 |
通信速度(下り) | 最大758Mbps | 最大150Mbps |
通信速度(上り) | 最大112.5Mbps | 最大50Mbps |
外部接続端子 | USB3.0 (Type-C) | USB2.0 |
接続可能台数 | 最大10台 | 最大15台 |
※W05の通信速度は「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の合計値です。
どちらもコンパクトかつ軽量ですが、ネクストモバイルは「長時間バッテリー」も備えています。
最大15台と接続できるので、外出先で利用するならとても便利なポケットWi‐Fiですね。
▼高機能で持ち運びも便利▼
ネクストモバイルはポケットWi‐Fiの端末0円キャンペーン中!
ネクストモバイルでは、お得なキャンペーンも開催しています。
新規申し込みをされた方全員を対象に、全端末代金が無料になるキャンぺーンなので、お得に契約することができますね。
公式ページには以下のように記載されています。
2016年3月17日 ~ 終了未定
※当キャンぺーンは予告なく変更・終了する場合がございます。予めご了承ください。
終了時期は未定となっていますが、一応「期間限定」のキャンペーンなので、いつ終わるかもわかりません。
一般的な他社のモバイルルーターは、初期費用として一括払いするか、契約中に分割払いすることになります。
これがネクストモバイルならすべて無料になるので、費用をできるだけ抑えたい方にはありがたいですね。
▼端末0円キャンペーン中!▼
WiMAXとNEXTmobileなら結局どっちを選べばいいのか
ここまでで、WiMAXに代わるポケットWi‐Fiとして、ネクストモバイルをおすすめしてきました。
ですが、デメリットを踏まえた上で使いやすいポケットWi‐Fiは、それぞれ人によって違ってきますよね。
なので、これまでの内容をまとめて特徴を比べてみました。
WiMAX | NEXTmobile | |
通信エリア | 田舎は厳しい | 全国各地 |
通信環境 | 遮蔽物に弱い | 遮蔽物に強い |
実値速度 | 20~70Mbps | 20~60Mbps |
データ容量 | 無制限 | 20GB/30GB/50GB |
速度制限 | 3日で10GB | 制限なし |
月額料金(平均最安) | 3,060円 | 2,760円 |
3年間の合計額 | 110,160円 | 99,360円 |
※WiMAXは「ギガ放題」プランになります。
※NEXTmobileは「20GB」プランの料金になります。
WiMAXは速度制限にかかると、翌日18時~深夜2時まで1Mbpsの速度になります。
NEXTmobileは月間容量オーバーになると、次月まで128Kbpsの速度になります。
大きな違いとしては通信エリアの広さ・安定性と、無制限であるかないかですね。
「どうしても無制限がいい!」という方は、キャッシュバックが最もお得な「GMOとくとくBB」か、月割りが最安級の「Broad WiMAX」になります。
外出先で使用することが多かったり、毎月50GBも使うことがなければ、速度制限のない「ネクストモバイル」がおすすめです。
どちらも優れたポケットWi‐Fiであることには違いないので、自分のライフスタイルに合った方を選ぶといいですね。
まとめ:WiMAXのデメリットはネクストモバイルでカバーできる
- ソフトバンク回線なのでエリアが広い
- 遮蔽物が多い場所でも通信が快適
- データ容量内であれば速度制限なし
- WiMAXと同等の速度と料金の安さ
- 端末代金が0円キャンペーン中でお得
「ネクストモバイル」はWiMAXと比べると知名度はまだまだ低いので、この記事を読むまでは知らなかったという方は多いかもしれませんね。
WiMAXは人気の高いポケットWi‐Fiですが、デメリットもたくさんあります。
特にエリア外だと、どれだけ通信速度が速くても使い物にならないので、他のポケットWi‐Fiを探すしかないですよね。
そんなときの候補として、ネクストモバイルは「広い対応エリア」「高速通信」「高い安定性」「速度制限なし」「安い料金」と、非常におすすめできるサービス。
ネクストモバイルにも、契約プランを途中変更できないというデメリットがありますが、どのプランもデータ容量が多いので、オーバーすることはあまりないかと。
WiMAXが使いやすいか、ネクストモバイルが使いやすいかは、利用する地域や環境によって違ってきます。
スペック的にはどちらを選んでも失敗するようなことはないので、自分が気に入った方を選ぶようにしましょう!