Twitter(ツイッター)は今や、誰もが利用しているほどの最もメジャーなSNS。
私自身もブログ運営を開始したタイミングの2017年8月から、Twitterを平行して活用するようになりました。
Twitterには色々なメリットがありますが、使い方によってはデメリットもたくさんあるサービス…
リアルタイムで様々な価値観を持っている人のツイートが見られる一方で、不特定多数から批判を受けることもあり、精神的ストレスを感じることもあります。
Twitterは良くも悪くも、反応が早い上にダイレクトで返ってくるので、あまり依存しすぎると疲れる場合もありますね。
そこで今回は、個人的に感じるTwitterのメリット・デメリットを解説していきます。
Twitter(ツイッター)を活用するメリット
さっそくTwitterのメリットからまとめてみました。
- 情報収集の利便性が高い
- 個人のブランド力が高まる
- 集客力アップに繋がる
- 即効性に期待できる
- ブログよりも手軽に発言できる
- 価値観の合う人が見つかる
- 読者の反応が早く刺激になる
それぞれ順に見ていきますね。
メリット①:情報収集の利便性が高い
Twitterでは様々なジャンルにおけるツイートがリアルタイムで流れてくるので、情報をいち早く集めるツールとして利便性が高いですね。
トレンド情報をはじめ、自分の興味がある内容をワード検索するだけで、関連ツイートをまとめて閲覧することができます。
気になるジャンルの発言を頻繁にしている人をフォローすれば、自分のタイムライン上で効率よくチェックできます。
最新情報がリアルタイムかつ自動的に流れてくるわけですから、自分でイチから調べる時間を節約できることもメリットと言えますね。
Twitterには「インフルエンサー」が存在するので、自分と精通するインフルエンサーをフォローするだけで、知識や考え方を吸収できます。
ツイートから学べることは多いので、Twitterを活用すると自分自身の成長にも繋がりますね。
メリット②:個人のブランド力が高まる
インターネット上に膨大な情報がある中で、類似する内容が掲載されていることは珍しくありません。
それだけ競争率が激化していることを示していますが、そこから自分のコンテンツを選んでもらうためには、独自性を感じる「ブランド力」も必要になってきます。
「この人の発言は信用できる!」「安心感があって信頼できる人だ!」というように、個人の価値を高めることで影響力が強くなります。
Twitterで専門分野に関するツイートや、自身の近況報告などを定期的に行うことで、興味のあるユーザーはファンとなってくれることも。
そうした行動の積み重ねで「信頼性」「ブランド力」などの向上に繋がり、Twitterでの発言にも価値が高まるメリットがありますね。
自分のツイートによって少なからず読者へ変化をもたらし、価値を提供できる存在となることができれば、ビジネスとして活用することも可能です。
メリット③:集客力アップに繋がる
TwitterはSNSの中でも特に利用者が多く、国内だけでも月間4,500万人以上がアクティブに使っています。
もちろん、このすべてのユーザーへ情報が届くわけではありませんが、それだけ多くの目に触れる可能性があるということ。
Twitterのフォロワーへツイートを拡散しつつ、リツイートされればさらにフォロワーのフォロワーへと拡散の輪が広がっていきます。
この仕組みを上手く利用しているインフルエンサーは、自分の運営するブログやサイトにTwitterから集客を行ってアクセス数を増やしています。
Twitterの影響力があることが前提ですが、ブログ記事やビジネスコンテンツをリンク付きでツイートすることで集客効果は飛躍します。
ネット検索(SEO)で対抗することが難しいブロガーは、SNSからの集客力が今後の成長には欠かせないと言えますね。
また、動画コンテンツとしてYouTubeを併用することも、集客向上には重要になると感じてる方は多いです。
近い将来は超高速通信の「5G」によって、「ブログ×Twitter×YouTube」で戦略的行動を進めるブロガーも増えそうです。
メリット④:即効性に期待できる
Twitterは大きなメリットとしては、リアルタイムで情報発信かつユーザーへの情報公開ができることですね。
アクティブユーザーが多いからこそ、最新コンテンツをいち早く届けることで、即効性のある効果に期待できます。
例えばブログで記事を公開した場合は、検索結果に表示されるまでにタイムラグがあるので、更新直後のアクセスには期待できません。
ですが、Twitterでも同時に記事を公開することで、リアルタイムでコンテンツ情報を伝えることが可能。
Twitterは情報収集だけでなく、情報発信を行うツールとしても非常に優れています。
ブログやサイトとの相性は言うまでもありませんね。
メリット⑤:ブログよりも手軽に発言できる
ブロガーである私の場合は、SEOを意識しながら役立つ記事を書くことを考えたり、伝わりやすく言葉を選んだりかみ砕いたり、決して手軽とは言えません。
何も意識せずに日記を書くだけなら簡単ですが、コンテンツとして記事作成を行っているので、最低限の文章力も必要になってきます。
ですがTwitterの場合なら、140文字以内に収まる範囲で手軽にツイートできるので、SNS初心者でも難しくはありません。
ビジネス目的でなければ、日ごろの出来事や気になった発言に対しての意見、自分の考え方や行動目標など、自由につぶやけることはTwitterの魅力ですね。
とはいえ、誰かを傷つけるような言動や内容をツイートする人もいますから、自己中心的に悪用しないよう注意したいところです。
そんなつもりはなかったけど、相手側にとってみるとストレスに感じていた…ということもありますからね。
メリット⑥:価値観の合う人が見つかる
普通に生活しているだけでは、自分と価値観の合う人を見つけることは難しいと感じています。
特に私のようなネット情報を中心に長く触れている環境であれば、一般的な仕事をしている人との考え方がまったく違ってきます。
価値観が異なる者同士では相当なストレスを抱えることになり、それぞれが主張し合って反発する原因にもなりますね…
ですが、Twitterを利用すると価値観の共通する人が見つかる可能性が高く、お互いに高め合える仲間に出会えることも。
同じ境遇にいるからこそ共感できたり、悩みに対して立ち向かえるモチベーションにもなります。
直接的な関係性がなかったとしても、間接的に理解し合える仲間がいるという事実だけで、圧倒的な原動力が生まれると私は感じますね。
メリット⑦:読者の反応が早く刺激になる
Twitterのフォロワーが少ないうちは、ツイートしてもほとんど反応は返ってきませんが、発言を続けていると誰かが見てくれているもの。
情報はリアルタイムなので、自分のツイートで読者の感情を動かすことができれば、すぐにコメントやメッセージが返ってくることもあります。
もちろんその内容には良し悪しがありますが、反応が返ってくるというのは刺激になりますね。
自分で考えて発信したことに対して、読者が反応して返信を行うという行動には、少なからず感情の変化があったからこそ。
つまり、Twitterで誰かの行動に影響を与えたという証拠ですから、とても価値あることだと強く思います。
影響力が次第に大きくなってくると、Twitterで反応してくれる人も多くなるので、自分に刺激を与えてくれる重要な存在となります。
Twitter(ツイッター)を活用するデメリット
ここからはTwitterのデメリットをまとめています。
- 情報量が多すぎて迷走する
- 140文字という制限がある
- 依存性が高くツイ廃化する
- ツイートの内容次第で価値観がぶつかる
- フォロワーが少ないと反応に期待できない
- 信用を築くには時間がかかる
- ビジネスの勧誘を受けることも多い
- アカウントが必ずしも本人とは限らない
- 無意識で相手に悪意を与えてしまうこともある
- 他人と自分を比較してしまう
メリットと同様に見ていきますね。
デメリット①:情報量が多すぎて迷走する
Twitterはアクティブユーザーが膨大なので、その分だけ情報量も膨大になりがちです。
興味のある人をひたすらフォローしていると、求めている情報を見逃してしまうことも…
また、同ジャンルだとしても目指している方向性・やり方は人それぞれあります。
これは選択肢の幅が広がるメリットとも言えますが、すべてを吸収しようとしても中途半端に終わってしまう可能性が高いですね。
あれもこれも有益な情報だし、まとめて試していこう…と考えることもありますが、有益な情報ゆえに迷走してしまう原因でもあります。
情報量が多くて活発なTwitterだからこそのデメリットとも言えますね。
情報発信者に翻弄されてしまっては、自分の目指したい本来の目標を見失うことに繋がります。
なので、インプットする情報量は制限しつつ、まずは一点を目指して確実に成果を上げることが大切です。
情報をただ吸収するだけでは、何も生まれませんからね。
デメリット②:140文字という制限がある
Twitterは140文字以内でツイートできる手軽なツール。
ですが、長文に慣れている方にとっては、140文字というのはあまりにも少なすぎるんです。
ブロガーとして1~2年ほど記事を書いている場合は、3,000文字程度はすぐに書けるんじゃないかと思います。
それと比較すると140文字以内に要点をまとめるというのは、なかなかハードルの高いことですね…
この少ない文字数の中で、すべての内容を100%伝えることは難しいです。
もちろんツイートを複数回行って繋げることは可能ですが、読者にとってみると見づらくなるデメリットがあります。
なので、Twitterでは140文字に収まるように、ポイントを切り取り上手く集約してわかりやすく伝える技術も必要と言えますね。
このポイントが的を外れると相手には響きませんし、解釈の違いで誤解を招くことも…
Twitterで一定の影響力を持っている人の多くは、140文字という制限を戦略的に活用しています。
デメリット③:依存性が高くツイ廃化する
Twitterを利用している人の中には、ツイ廃(Twitter廃人)となってしまった人も多いかもしれません。
いつでもリアルタイムに最新情報が飛び交う環境のTwitterは、どんなときに開いても新鮮なツイートが閲覧できます。
ですが、この状況がツイ廃化を加速させているデメリット。
暇さえあればTwitterのタイムラインを眺めていたり、気がついたらTwitterばかり見ていて離れられない…ということも珍しくないでしょう。
便利性が良すぎるSNSも考えものですね。
ブロガーさんの中には、Twitterに時間を取られてブログ記事が書けない…ということもあるんじゃないかと。
自分から好んでツイ廃になっているなら問題ないですが、無意識に依存してしまっているなら、これから時間をムダに過ごすことに繋がります。
「Time is money=時は金なり」という言葉があるように、時間は有限でお金の価値にも匹敵します。
なので、目的なく不用意にTwitter画面を開くことはおすすめしません。
デメリット④:ツイートの内容次第で価値観がぶつかる
これからTwitterを活用していこうと考えている方は、批判を受ける覚悟も必要になってきます。
人それぞれには自分の考え方があり、持っている価値観も違ってくるので、ツイートしたことで反論されることも…
これは必ずしも悪いことではなく、それぞれの意見から新しい結論が生まれる場合もあります。
とはいえ、精神的にストレスを感じる出来事でもあるので、波風立てずにTwitterを利用したいと感じている方にとっては不安要素になりますね。
感情的な意見ではなく論理的に明確な理由があっての反論なら有益ですが、ただ怒りをぶつけるだけの主張もあるので注意したいところです。
Twitterのユーザーすべてが真っ当な人間性を持っているわけではないので、明らかな悪意性しか感じないときは、一切かかわらないようにしましょう。
デメリット⑤:フォロワーが少ないと反応に期待できない
Twitterで多くのユーザーに自分のツイートを見てもらうためには、なんと言ってもフォロワーの存在は欠かせません。
フォロワー以外でもハッシュタグをつけてツイートすることで、Twitter内の検索でヒットさせることは可能です。
ですが、効果的な拡散を行うためにはフォロワーの力が必要ですね。
Twitterを始めたばかりのうちは、自分から積極的に関連アカウントをフォローしたり、ツイートのリツイートやいいね!などもする労力はかかります。
そうした行動の積み重ねと読者に伝わるツイートを続けることで、徐々に反応をもらえるようになってくるものです。
初めからすぐに反応してもらえる人は芸能人くらいですし、まずは地道にTwitterアカウントを強化していくことが大切ですね。
デメリット⑥:信用を築くには時間がかかる
これからビジネスを目的としてTwitterアカウントを運用するなら、ユーザーからの信用は必要不可欠になります。
どれだけ優れたコンテンツを作ってアピールしても、信用できない人からは成果が上がることはありません。
Twitterの信頼性で明確にわかりやすいのは「フォロワーの多さ」ですが、ただ数が多いだけでは何の意味もありません。
プロフィールから伝わる人間性やTwitterでどんな発言をしているのかなど、こういった印象から信頼できるかの判断をする人もいます。
見た目だけを意識して中身がスカスカでは、信用を得られるわけもありませんよね。
信用は「時間」や「経験」で重ねていくものですから、焦らずに築き上げていく忍耐力も必要と言えます。
デメリット⑦:ビジネスの勧誘を受けることも多い
Twitterでビジネスを行っている人は数知れませんが、私も何度か勧誘を受けた経験があります。
ビジネススタイルは様々ですが、基本的には怪しく感じるものがほとんど。
中には本当に稼げる真っ当なビジネスもあるかと思いますが、その見極めは難しいですね…
ただ1つ明確に言えることは、ラクに稼げると感じたものには絶対に手を出さないこと。
仮に稼げたとしても、おそらく将来的にメリットはなく、これからの人生を後悔するんじゃないかと感じます。
もう一度繰り返しになりますが、ラクして稼げるようなビジネスは存在しません。
Twitter上では甘い誘いに乗せられる人も多いので、ここは本当に注意して各自の判断で行って下さいね。
現在ではビジネスツールとしてTwitterが活用されているので、利用者の運用スタイルも見極めつつ、活用されるのがいいかと思います。
デメリット⑧:アカウントが必ずしも本人とは限らない
これはSNSのすべてに言えることでもありますが、Twitterアカウントを本人が利用しているという保証はありません。
Facebookは実名登録が必須なので、複数アカウントが作成されていない限り、本人利用の可能性が高いですが、Twitterは実名登録なしで作成できます。
また、Botによる自動化や他の誰かに代行してもらっている場合も…
中にはTwitterで本名を表示している人もいますが、大半の人は偽名やニックネームなどを使うことが多いですね。
現に私のTwitterアカウントも、実名ではなくフリーマンとして活動しています。
直接的に大きく影響するようなデメリットではありませんが、この辺の事情も理解しておきましょう。
デメリット⑨:無意識で相手に悪意を与えてしまうこともある
Twitterでは様々な内容がツイートされていますが、自分では気がつかないところで相手を傷つけてしまうこともあります。
自分視点で考えているツイートだと、客観的に見たときに悪意性を感じる内容である場合もないとは言えません。
そうした小さな火種から大きな炎上が生まれる可能性もあるので、発言内容は「相手目線」を意識することが大切。
また、嬉しい出来事はツイートしたくなるものですが、場合によっては嫉妬や憎悪を抱く人も少なからずいます。
個人的には器が小さいと感じますが、あからさまに自慢げなツイートだったときは、その限りではありませんね。
もちろん誰にでも自慢したい気持ちはあるものですが、自分から敵を作る必要はないので、相手を考慮したツイートを心がけるといいかと思います。
デメリット⑩:他人と自分を比較してしまう
これは精神面に大きく影響するデメリットです。
Twitter上ではリツイートやいいね!の回数が目に見えてわかりますから、その差を自分と比較してしまうことも多いですね。
誰しも自分自身のことをより多くの人に認めてもらいたい欲求はあるので、他より劣っていると精神的ショックを受けることも…
特にブロガーの私だと運営報告などを目にする機会も多いので、同じブロガーとして成績が負けていると悔しい気持ちはありますね。
とはいえ、結局のところは「他人は他人」「自分は自分」でしかありません。
比べることに大した意味はないので、何より重要なことは1日前の自分よりも確実に成長することですから。
誰かに劣っているということは決して恥ではなく、過去の自分より成長できないことが本当の恥であると思っています。
自分の目標値を定めるために比較することは有効ですが、単純な背比べをしてもメリットはないので、自分のペースでTwitterを活用していきましょう。
ブロガーにはTwitter(ツイッター)がリスク分散になる
ここではブロガーである人向けの話になりますが、Twitterはブログの集客アップにも活用できるツールです。
ですが、単純な集客アップという目的だけではなく、集客する道を分散させることができるメリットがあります。
- ブログ:検索上からのアクセス
- Twitter:SNS上からのアクセス
ブログの場合は、Googleなどの検索エンジンを使ったSEOに頼る集客になっていますが、TwitterではSEOに頼らない集客が可能です。
Google検索のアルゴリズムは日々アップデートされ、検索順位が安定しないリスクを抱えている状態です。
つまり、SEO頼りで収益を得ている場合は、今後のアップデートで収益が大きく低下する可能性があるということ。
私のブログもSEOの優先率が高いので今後の不安はありますが、TwitterはGoogleアルゴリズムの影響外なのでリスク低減に効果的と言えますね。
なので、多くのブロガーはTwitterの運用を意識して行動しています。
YouTubeのような動画コンテンツへの需要も意識しているブロガーも増加しているので、リスク分散を考えた集客法も検討していくのがいいでしょう。
Twitter(ツイッター)のメリット・デメリットまとめ
Twitterは手軽ながら、情報収集にも情報発信にも優れているSNSです。
上手く活用することができれば、知識を身につけながら成長しつつ、自身の価値を見出すことができます。
ですが、使い方を見誤ると貴重な時間を消費してしまう要因にもなります。
Twitterは万能なツールではないので、ここでご紹介したようにメリットもあればデメリットもあります。
あくまで個人的な見解になるのでその限りではありませんが、今までの経験から学んだ内容をもとにしています。
これからTwitterを活用されるSNS初心者へ向けた記事ですが、少しでも参考になっていれば幸いです!
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