どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
スマホと言えばauにdocomo、softbankの大手3大キャリアを、真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。
私もかれこれauの携帯を10年以上は使ってきましたが、現在では月々の携帯代が2,000円程度という格安の「SIMフリースマホ」が定着しつつあります。
今までキャリアスマホを使ってきた人からすれば驚きの安さなので、SIMフリースマホに興味がある方も多いと思います。
ですが「安いから色々と不便なんでしょ。」と感じていたり、「SIMフリーってそもそも何なの?」とあまり意味を知らない人もいるでしょう。
そこで今回はSIMフリースマホについて初心者向けに意味を解説しながら、今後の購入の際に失敗しない選び方なども合わせてご紹介します。
SIMフリースマホの意味について
SIMフリースマホとは言葉通り、SIMフリーであるスマホのことになりますが、「SIMフリーって?」と疑問になるところですよね。
SIMフリーというのは、スマホ1台1台に差し込まれているSIMカードが自由に入れ替えできる仕組みのことを意味します。
スマホの横側や電池パックの近くに、小さいカード状のものがささっていると思いますが、それがSIMと呼ばれているものです。
このSIMは個人を識別する役割や、スマホでの通話やインターネットに接続させるために必要なカードで、これを抜いてしまうとそうした機能は一切使えなくなります。
大手キャリアで使われているSIMは、auスマホならauのSIMカード、docomoならdocomoのSIM、softbankならsoftbankのSIMとそれぞれに対応しているものでないと、使用することができないんです。
こうしたキャリアのSIMは「SIMロック」されている状態で制限がありますが、SIMフリーであれば他社のSIMカードでも自由に使用することができます。
つまり、SIMフリースマホというのは、キャリアに制限されずにMVNOが販売している格安SIMなどを、自分の好きなように選べるスマホという訳ですね。
格安スマホとの違いがあるのか
「格安スマホ」という言葉もよく耳にするようになりましたが、SIMフリースマホと何か違いはあるのか、ということも見ていきましょう。
普通に考えれば「スマホ本体の価格が格安なもの」と思いますが、実は通常のスマホと価格はそれほど変化はないんです。
それでは実際にどういった意味を指しているのかというと、「格安SIMを利用しているスマホ」のことです。
格安SIMは「UQモバイル」や「mineo」、「IIJmio」や「楽天モバイル」などが有名ですが、これらのSIMカードを使うことで携帯料金を大幅に安くすることができます。
つまり、「SIMフリースマホ + 格安SIM = 格安スマホ」ということになります。
SIMフリースマホのメリット・デメリット
それではSIMフリースマホを利用するにあたって、どんなメリットやデメリットがあるのかを把握していきましょう。
SIMフリースマホのメリット
まずはSIMフリースマホを利用するメリットについて、主に考えられるものはこのようになります。
- 基本的にどこのSIM会社であっても問題なく使用できる
- 国内だけでなく海外でも使用できる
- 通常のスマホよりも本体価格の幅が広い
- 料金プランの選択肢が多い
- キャリアスマホのように契約期間に縛りがないor短い
SIMフリースマホであれば、基本はSIM会社を自由に乗り換えることができるだけでなく、海外で販売されている「プリペイド型SIM」を購入すれば現地でもスマホが使えます。
通常のスマホと本体価格はそれほど変わらないとお伝えしましたが、安いものから高いものまでピンキリなので、安さを重視すれば10,000円程度で購入可能なものもあります。
また、格安SIMではデータ通信のみの料金プランや音声通話をプラスしたプラン、豊富なオプションサービスが用意されているので、できるだけ無駄を省いて自分に最適なものを見つけることができます。
キャリアスマホの場合は「2年契約」が一般的で、期間内に解約すると10,000円近くの違約金がかかりますが、SIMフリースマホならそのリスクがほとんどありません。
SIMフリースマホのデメリット
SIMフリースマホを利用するメリットはたくさんありますが、逆に利用することでのデメリットも挙げていきます。
- キャリアメールアドレスが使えなくなる
- 十分な保証やサポートが受けられない
- 通話料金は利用に応じて課金される
au・docomo・softbankでは、それぞれ「@ezweb.ne.jp」「@docomo.ne.jp」「@softbank.ne.jp」のキャリア用のアドレスが使えますよね。
ですが、SIMフリースマホに乗り換えるとキャリアメールは使用できなくなり、代用としてGmailやYahoo!メールなどのフリーメールが必要になります。
格安スマホの販売は主にインターネットが中心なので、全国にリアル店舗が少なく直接ショップに行って保証やサポートを受けることができません。
また、通話料金に関しては「30秒20円」の課金方式になっているので、毎月電話をよく利用している方は注意が必要になります。
ただ、通話料が「30秒10円」にできる通話アプリや、かけ放題プランなども増えてきているので、それほどのデメリットではなくなりつつあります。
初心者必見のSIMフリースマホの選び方
SIMフリースマホだけに限ったことではありませんが、機種変更やスマホ本体を新規に購入する際は、機種のスペックやら使える機能やらでどれがいいのか、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。
価格の安いものを選んだはいいけど機能が少なくて使い勝手が悪かったり、奮発して価格の高い高性能なスマホを買ったけど、結局ほとんど使用する機会がなかったりしますよね。
そこで初心者の方でも失敗しないよう、使いやすいSIMフリースマホの選び方をご紹介したいと思います。
本体価格の目安は2万円台
SIMフリースマホは安いものなら10,000円台、高いものなら60,000円程度まで幅広く取り扱っています。
価格のことだけを重視して選ぶのなら10,000円前半で購入することもできますが、機能性が低くて使いにくいものだったり、カメラ機能の画質があまりよくなかったりします。
もし安いSIMフリースマホを購入しても、満足できずに不満を抱えてしまっては結局すぐに買い替える羽目になってしまい、不要な出費がかさんでしまう原因にもなります。
であれば、安さを重視して失敗するリスクを冒すよりも、20,000円台の品質の高いスマホを選んだ方が後で後悔することもなくなりますよね。
30,000円以上のスマホの方がもちろん高性能かつ新商品であるものを購入できますが、20,000円程度も出せば基本的には十分満足できるでしょう。
これを極端に言うと、「ブランド品は必要ないけど、100均のような安っぽさは嫌だ!」という人に向いていますね。
また、SIMフリースマホと格安SIMがセットで販売されているものなら、お得な割引キャンペーンも開催されているので確認してみるといいかと思います。
判断基準は4つのスペック
SIMフリースマホの価格帯が決まったところで、次に意識してほしいのが本体の性能を大きく左右する以下の4つのスペックです。
- CPUのコア数
- ROMの容量
- RAMの容量
- 画面の解像度
「CPU」とは格安スマホの処理能力を左右する重要な「心臓」にあたる部分のことで、ここの数値次第でサクサク動くかが決まってきます。
このCPUの「コア数」が高ければ高いほどスマホの処理能力は向上します。
「ROM」とはアプリや画像、動画などのファイルデータを保存しておくための「部屋」のような存在です。
この容量が低いとデータを貯めておく部屋が小さくなるので、容量が一杯になってしまうとスマホが重くなってしまいます。
ROMの容量が低くても、「microSDカード」を使って部屋を増築することが可能です。
「RAM」とはファイルデータを一次的に、読み込み・保存しておくための「仮置き場」のような場所になります。
この容量が低いとインターネットの処理速度が遅くなったり、動画再生がスムーズにできなかったりするので、ある程度のRAM容量が必要になります。
「画面解像度」とはスマホ画面に画像や動画を映し出すときに、用いられている「小さな点の数」のことを意味しています。
この点の数が多ければ多いほど、より鮮明な画面を表示することが可能になります。
解像度が高いものは「1280×720ドット HD」や「1980×1080ドット フルHD」があります。
価格と4つのスペックからわかるSIMフリースマホの判断基準はこのようになります。
本体価格:20,000円台 UPC:4コア(クアッドコア)以上 ROM:16GB以上 RAM:2~3GB以上 解像度:1280×720ドット HD以上 |
以上のことを考えたSIMフリースマホを選択すれば、失敗するようなことはないでしょう。
SIMフリーのオススメ格安スマホ
これからSIMフリースマホに乗り換えを考えている人向けに、2017年12月現在でオススメできる機種をご紹介しますので、今後の参考にされてみて下さい。
機種 | ZenFone 3 Max | HUAWEI P10 lite |
CPU | 4コア | 8コア |
ROM | 16GB | 32GB |
RAM | 2GB | 3GB |
解像度 | HD | フルHD |
画面サイズ | 5.2インチ | 5.2インチ |
カメラ画素 | 1,300万 | 1,200万 |
バッテリー | 4,100mAh | 3,000mAh |
価格 | 20,650円~ | 26,680円~ |
詳細はこちら | 詳細はこちら |
どちらのSIMフリースマホもコストパフォーマンスに優れているので、こうしたスペックを目安に探されると良いスマホが購入できるはずです。
また、SIMフリースマホは家電量販店で販売されているものより、Amazonのネット販売で購入した方が価格が安くなります。
格安SIMとのセットやスマホ本体のみの購入も可能なので、状況に合わせて選べるところも嬉しいですよね。
因みに外出先でよくスマホを使うことがある人は、バッテリーがすぐに切れてしまって使えなくなってしまうことって多くないですか?
特に何回も充電を繰り返していくうちに電池持ちも徐々に低下してくるので、必要な時にバッテリーが切れる、なんてこともよくあります。
そんな心配をお持ちの方は、携帯式の「モバイルバッテリー」を1つ持っておくと、いざという時に助かるのでオススメですよ。
こちらのモバイルバッテリーは、スマホを3回はフル充電することができますし、大きさもクレジットカードくらいしかないので、ポケットに入れられるコンパクトサイズです。
充電スピードも速いので、ちょっとした旅行に行くときなんかにも便利で助かります。
まとめ
auやdocomoのようなキャリアスマホを長年使っていると、毎月の携帯料金を6,000円~8,000円くらい払うのが当たり前になっています。
でも実はこれってかなり無駄の多い出費なので、よくよく考えてみると真っ先にお金を節約できる部分なんです。
しかもSIMフリースマホ(格安スマホ)にすることで、月々の支払いを2,000円以下にもできるできるんですから、乗り換える人も多くなる訳ですよね。
キャリアメールアドレスは使えなくなってしまいますが、今ではLINEが主な連絡手段になっていますし、メールを使う頻度もめっきり減ったので特に気になりません。
今までの携帯電話番号は、そのままSIMフリースマホに引き継ぐことも可能なので、乗り換えたからといって友人に連絡する必要もないです。
携帯代が安くなってもスマホは今まで通りネットや通話、アプリなども使えるので「SIMフリースマホにしたら使いにくくなった」ということもないでしょう。
今現在はキャリアスマホを使っているという人は、この機会に格安のSIMフリースマホへの乗り換えを検討されてみてはいかがでしょうか。
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