仕事なんかもう行きたくない…
仕事とかだるいし、サボりたい…
仕事に疲れたし、今日は休みたい…
このような悩みを抱えている社会人の方は多いかと思います。
自分から仕事が大好きで続けている人は素晴らしいことですが、多くの場合は「仕事に行きたくない…」と思いつつ、無理に働いているんじゃないでしょうか。
仕事は辛くて当たり前だ!それでも頑張るのが普通だろ!という方もいますが、個人的には嫌な仕事を無理して頑張る必要はないと感じます。
辛さを乗り越えた先に、自分の求める理想の人生があるのなら頑張る価値はありますが、そうでないなら辛さに耐える意味がありません。
そこで今回は、仕事が辛い理由や行きたくないと感じている方に向けて、私自身の結論をまとめてみました。
やりがいがなくて辛い仕事を無理に続ける目的は?
天職に出会えた人は問題ありませんが、「やりがいがない」かつ「辛い」仕事を仕方なく続けている人もいます。
ですが「やりがいがない」かつ「辛い」今の仕事にこだわる必要があるのか…
考え方の1つとしては、定年の60歳まで頑張ってその後は年金生活を過ごす、というライフプランがあります。
ここを目的として20歳から目指したとき、あと40年間は会社で働き続ける必要がありますよね。
辛いと感じるだけの仕事に40年間も頑張り続けることは、私なら到底耐えることができません。
精神的な面でも相当な負担ですし、休日明けの仕事なんて憂鬱でしかありませんね…
職業を選ばなければ辛さを感じない仕事はある
- 営業系
- 事務・企画系
- 医療・福祉・介護
- 販売・接客
- サービス・飲食
- IT・エンジニア
- 物流・運輸・設備
- 建築・土木・製造
- クリエイター など
少し考えただけでも色々な仕事があるので、やりがいがなくて辛い環境から抜け出すことはできます。
商談成立のために毎日商品を売り込むなんて無理…と感じるなら、もっと自分に向いている仕事を探すべきです。
そんな辛い思いをしてまで、何十年も今の仕事に人生を捧げる価値があるとはまったく思えませんし。
また、日本では長らく60歳が定年と定められてきましたが、今後は65歳に引き上げが検討されていたり、これから公的年金が貰えるかどうかも疑問です。
だからこそ、無理に感じる辛い仕事を続けるよりも、自分に向いている仕事探しをするべきだと強く感じますね。
きついし、行きたくない仕事は辞めてもいい理由
仕事に行きたくないと思うことは、その仕事に対して「楽しくない」「つまらない」「疲れた」といった、悩みがあることが考えられます。
実際に私もサービス業で正社員として接客中心の仕事をしていましたが、毎日のように仕事に行くのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
というのも、仕事に行きたくない理由として
- 接客するのが嫌いだった
- クレーム対応がストレスだった
- 尊敬できる上司がほとんどいなかった
- 会社から学べることがないと感じた
- 頑張ることが自分の為になると思えなかった
- 出世した未来に魅力を感じなかった
こういった考えに至ったからです。
会社のために身を削って尽くすことは「社会貢献」になりますが、その結果が必ずしも「自分のため」になるとは限りません。
自分の将来を想像したときに、今の会社に準じることが価値あることなのか。
もしあなたが仕事に行きたくない理由を感じるのなら、そのまま無理をして続けても得られるものは少ないと個人的に思います。
私の場合は同じ会社に6年ほど勤めていましたが、今振り返ってみると辞める決断が遅すぎましたね…
悩んだままズルズル仕事を続けるのは本当に良くない
これは身を持って経験したことですが、「不満はあるけど、とりあえず今は続けよう。」という考えは捨てた方がいいです。
仕事をなかなか辞められない人の中には、
今まで上司に良くしてもらった恩があるし…
今辞めたら、他の社員やスタッフに迷惑がかかるし…
とりあえずあと1年は続けてから考えよう…
などなど、心では仕事を辞めたいという気持ちがありつつ、実際には中途半端に続けてしまっていることもあると思います。
まさに私自身がこれでした。
たしかに善意も大事なことですが、それで限りある自分の時間・人生をムダにしてしまっては元も子もありません。
辞めたいと思いながら仕事を続けることは、会社側にとっても自分側にとってもメリットがなく、貴重な時間だけを失うことになります。
向上心のない社員ほど会社に「不利益」となりますし、むしろこんな気持ちで仕事を続けることは「善意」ではなく「悪意」と言えますね。
なので、早々に辞めるかを決断して行動に移すことは、自分自身だけでなく会社側にとっても重要なことだと思います。
仕事を辞めても人生に失敗するわけじゃない
頑張って内定を獲得して今の仕事に就くことができたのに、辞めてしまっても大丈夫なのか…という不安は誰にでもありますよね。
私の場合は新卒採用ではなく中途採用でしたが、それなりに長く仕事を続けていたことや、職場にも慣れていたので辞めることに不安は当然ありました。
20代後半だけど、年齢的にも大丈夫だろうか…
資格やスキルもないけど、これから再就職とかできるのか…
貯金はほとんどないし、借金はあるし、生活も厳しいな…
保険・税金・年金とか、どうやって払っていこうか…
色々な不安要素はもちろんあります。
ですが、それでも仕事を辞めて生活できている人はたくさんいるはずです。
事実、私も今はこうしてブログ記事を書きながら生活していますし、仕事を辞めたからといって人生が完全に終わるというわけじゃありません。
一番の問題は仕事を辞めてからの1年間は、保険料や年金の支払いが前年の所得に対して請求されることくらいですね。
ただ、保険や年金は「免除・納付猶予」の申請も可能なので、なんとかやっていけます。
例え、すぐに再就職先が見つからなかったとしても、アルバイトをすればお金を稼ぐことだってできますし。
私のように接客が苦手な人でも、黙々と作業できる仕事もたくさんありますからね。
勤続1年以上なら失業保険の給付が受けられる
会社に1年以上勤務している方なら、辞めてすぐに働かなくても「失業保険」を受け取ることができます。
失業保険とは簡単に言うと、求職中かつ無職状態である失業者に対して、国が再就職に向けて生活費を支援してくれる制度。
1年以上の雇用保険加入期間があれば、最低でも90日間(約3ヶ月)は失業保険が給付されます。
給付額は「退職前6ヶ月の平均給与」の50~80%ほど(上限あり)になりますが、私の場合だと月15万円程度の給付でした。
これが3ヶ月続くので、合計約50万円は受け取れることになりますね。
失業保険は退職後にハローワークで申請できますが、「自己都合」の場合は給付開始が3ヶ月後になるので注意。
仕事が嫌なら実家に戻ることも考えるべき
仕事を辞めてから当分はまったく仕事をしたくない…けど、貯金はないから生活費が厳しい…という状況も考えられます。
特に辞める仕事の環境がハードなほど、辞めた後の解放感が大きいものです。
なので1年間ほとは仕事のことを考えずに、ゆっくり休息したいと思うこともあると思います。
一度仕事を辞めると自由に行動できるようになりますし、ムダな生活費などをすべてリセットする意味でも、実家に帰ることも検討するべきですね。
「仕事なんてしたくない」「仕事はもう嫌だ」と強く感じているうちは、再就職へ意欲的になれないこともありますから。
一度精神的に安定させることも大切なことです。
会社で仕事をしなくても収入源は作れます
収入を得る方法として会社で仕事をしたり、アルバイトをすることがすべてではありません。
簡単ではありませんが「パソコン+ネット環境」があれば、誰でも副業収入を得られる時代です。
1年間を目安に真剣に頑張っている人なら、月10万円~20万円ほどの収入を得ることは難しくありません。
あとは固定費を下げつつ、無駄遣いをしないよう気をつければ、生活できるレベルに持っていくことも可能です。
仮に1年間頑張って月5,000円~1万円程度だったとしても、いずれ再就職したときには大きなアドバンテージになりますよね。
会社でいくら仕事を頑張ったところで、年間の昇給額は3,000円~5,000円とかですし…
本業の収入にプラスして月5,000円もあれば、生活面も少しは楽になるはずです。
なので、今の辛い仕事を辞めたことをきっかけに、副業を始めてみることも価値ある行動だと思います。
まとめ:辛い仕事に耐えて人生を棒に振るわないように
仕事にやりがいは感じないし、とても辛いけど逃げずに頑張る…ということは、正しい選択とは言えないかなと思います。
自分の心がズタボロになってまで、精神をスリ減らしてまで嫌な仕事をずっと頑張ることが、進むべき人生の道筋だとは思いたくありませんよね。
誰だってモチベーションを高く持って、辛いこともあるけど心から楽しいと言える仕事をした方が充実した日々が送れるはず。
仕事のあり方や生き方はもちろん人それぞれですし、自分が正しいと思えるなら辞めずに仕事を頑張ることを止める権利はありません。
ただ、私が今まで生きてきた中での結論としては、仕事が辛くて行きたくない理由があるのなら、「仕事を辞める勇気」もときには必要だと思っています。
仕事を頑張ることが人生のすべてではないので、これから後悔しないよう悔いのない行動をするようにしたいですね。
▼こちらも合わせてどうぞ▼