ブログとよく似ている「note」ですが、それぞれの違いについてあまり知らない人は多いかもしれません。
noteは無料ブログサービスとして提供されていますが、FC2ブログやアメーバブログなどとは使い勝手が全く違ってきます。
同じ感覚で始めると機能性の違いで驚くことも多いかもしれませんね。
今までに無料ブログも使った経験がありますが、noteで記事を書いてみると最初はちょっと戸惑うところもありました。
そこで今回は、noteとブログで一体何が違うのかをそれぞれで徹底比較して、わかりやすく内容を解説していこうと思います。
noteとブログの決定的な6つの違い
noteにできてブログでできないことや、逆にブログでできてnoteにできないことが大きく分けて6つあったので、それぞれについてわかりやすく解説していきますね。
- noteなら価格設定が自由な有料記事が書ける
- 広告の掲載ができるのはブログのみ
- ブログと違ってnoteにはサイドバーがない
- デザインのカスタマイズはブログのみ
- noteにはエディタ機能がない
- noteの主なアクセスはフォロワー
1つ1つ順に内容を見ていきましょう。
違い①:noteなら価格設定が自由な有料記事が書ける
ブログではメルマガなどを利用しない限りは、基本的に投稿する記事は無料公開になりますが、noteの場合は自分で有料にするか無料にするかを決めることができます。
記事の前半部分を無料で公開し、後半を読むには購入する必要があるような設定も自由にできるのが特徴です。
上限はありますが販売価格も自分で設定できるので、自分の書いた記事の価値が目に見えてわかるというわけですね。
ただし、noteの売上から15%ほどが手数料として持っていかれるので、注意しておかないといけません。
例えば1万円で販売した記事が1つ売れたら、1,500円が手数料として差し引かれる感じですね。
違い②:広告の掲載ができるのはブログのみ
ブログで収益化する際には、Google AdSenseなどのアフィリエイト広告を貼るのが一般的ですが、note内ではそういった広告関連の掲載はできません。
ブログは記事の有料化ができない代わりに広告を利用して収益化することができます。
対してnoteは、広告からの収益は得られない代わりに記事を販売して売上を出すことができますね。
ここは収益化の方向性によって使い道が分かれるところでしょう。
広告の場合は読者から直接お金を貰うわけではないですが、有料記事の場合は読者が直接購入することになります。
noteは自分のコンテンツがお金に変わる喜びがある一方で、責任感もかなり大きいものと言えますね。
違い③:ブログと違ってnoteにはサイドバーがない
ブログであればサイドバーに広告を貼ったり、人気の記事やカテゴリーなどを表示したりできますが、noteにはそんなサイドバースペースがありません。
noteはシンプルに記事を書くことや記事を読むことに集中できる仕様になっていて、純粋に書く作業を楽しむことに特化しています。
noteは基本的に難しいことは考えずに、すぐ記事を書いてみたいという人に向いているサービスです。
そこから文章力がついてきたら、有料化にして収益を得ることにも挑戦できます。
ただし、他の無料ブログと同様にレンタルサービスである以上は、noteの提供が終了すると利用できなくなる可能性があります。
頑張って有料化した記事がなくなってしまうリスクも少なからずあるので、noteを利用する際は注意しておきましょう。
違い④:デザインのカスタマイズはブログのみ
noteは他のブログサービスのようにCSSやHTMLによって、デザインなどを自分専用にカスタマイズする機能はありません。
なので、noteを利用することを考えている人は、デザインの差別化はできないと思っておきましょう。
見た目を色々変更して楽しみたい場合は、他の無料ブログやWordPressなどの一般的なブログ媒体を使うことになります。
ちなみに、こうしたデザインのカスタマイズはブログの楽しみの1つでもありますが、ハマりすぎると記事作成が停滞するので、程々にしておかないとキリがありませんね。
違い⑤:noteにはエディタ機能がない
ブログなら拡張機能で強化すれば、簡単に高機能エディタで本文中を色々と装飾することが可能ですが、noteでは至ってシンプルな機能しかありません。
noteでできるのは、「文字の大きさ(1段階だけ)」「太字」「中央揃え」「リンク挿入」など6種類のみです。
noteで文章を強調したい場合は、太字にするか文字サイズを大きくするかになります。
必要最低限のシンプルな機能だけしかありませんが、何気にブログカードをキレイに表示できる機能があるのでこれはかなり使えると思います。
違い⑥:noteの主なアクセスはフォロワー
アクセスの流入先と言えばGoogleなどの検索流入、もしくはTwitterやFacebookなどのSNSからの流入になると思いますが、noteのアクセス源のメインはフォロワーです。
つまり、一般的なブログサービスと違って検索流入に頼っていないので、SEOを意識して記事を書く必要はほとんどありません。
気軽になんでも記事が書けるのでライティングの練習にもなるかと思います。
また、アクセスはSNSからの流入もありますが、基本はnote内でフォロワーを作ることがアクセスを集める上では重要になってきます。
ブログと違って検索に依存しない分、noteのフォロワーを獲得することに意識していく必要がありますね。
noteとブログを使い分けるには
私はこれまでにブログをメインで利用してきましたが、個人的に今後はnoteも上手く併用して使っていこうと考えています。
ブログと上手く使い分けるにはどうすればいいか私的見解からすると、
- SNSの延長線上として宣伝などに使う
- 有料コンテンツを作成して収益アップ
- ブログで有料noteの紹介 or noteでブログ記事紹介
この辺が考えられる使い道になるかなと思っています。
Twitterだったら140文字以内でしかつぶやけないので、noteなら500~1,000文字程度の手軽な記事でサクサク紹介できそうです。
それに今までは広告主から商品を借りて宣伝するしかありませんでしたが、noteなら自分だけのオリジナルコンテンツを作成して販売できるのも魅力的ですよね。
自分の経験がお金に変わる瞬間は、言葉にできないような喜びがあるでしょうし。
売れれば「自分にも価値があるんだ!」と実感できて、これからの自信にもきっと繋がるはず!
とはいえ、自分にとっては当たり前な情報でも、知らない誰かにとっては有益かもしれません。
世間は狭いようで広いので有料noteを書いて販売してみると、案外売れる可能性は十分にあると思います。
書かないことには売れる可能性は常にゼロですし、まずは何事も挑戦して経験を積むのが大事ですよ!
実際にnoteを使って記事を書いた感想
noteはまだ利用してそんなに経っていませんが、私も実際に有料noteに初挑戦してみることにしました。
noteを書こうと決心したのは、こちらのツイートを見たからでもあるんです。
ブロガーは誰しも、有料noteを一度書いてみると良いと思う。
「有料で販売する事の責任感」みたいなものが出てきて、記事執筆にいっそう力を注げる。
既にブログに書いてあるテーマでも、見直して見直して丁寧な内容にするだけでも有料の価値が出る。
— 小林亮平@3/29仮想通貨書籍発売! (@ryoheifree) 2018年4月9日
小林亮平さんの情報は参考になることばかりで、いつも陰ながら感謝していますが、言葉だけで人を動かせるような凄い人間になりたいものです。
2日間かけてnoteに集中して執筆していましたが、なんとか形になったのでどんな内容かをチラッとご紹介しておくと、
- テーマ:ブログ運営に関するマニュアル
- 内容:ブログで書けなかった運営経験を詰め込んでます
- 文字数:18,777文字
- 価格:1,000円で販売中
こんな感じで個人的にはかなり頑張って書きましたが、そもそも需要があるかは全くわかりません。笑
ブログ運営系はネットを見渡せばたくさんあるので、私のような無名ブロガーから購入してくれるんだろうか、という不安な気持ちもあります。
ただ全く売れなかったとしても、それはそれで失敗した経験からの体験談を記事にできたりしますよね。(できれば売れたときの体験談の方を書きたいな・・・)
有料noteは2018年4月13日より販売を開始しています。
詳しくは以下のリンクから確認できますので、どんなnoteなのか興味がある方は、ぜひ一度読んでみて下さいね!
この有料noteは以前から内容を更新していないため、一部参考にならないかもしれません。。
そのことを理解した上で興味を持って頂ける方だけ、有料noteをチェックしてもらえると幸いです。
noteとブログの違いのまとめ
今回の記事で「note」が一般的な無料ブログと違って、どういうサービスなのかを知ってもらえれば幸いです。
ここで解説した内容から、ブログとは違ってnoteにしかできない使い方があることがわかります。
ブログとnoteを上手く活用していくことで新しい道が見つかるかもしれませんね。
今現在はブログしか使っていないという方は、noteを使ってみる価値は十分あると思うので、気になる方はブログと並行して利用されてみて下さい。
あなたのnoteを求めている人が、どこかにきっといるんじゃないかと思います!
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