今まで10年以上もauを使い続けてきましたが、スマホ料金が安くなると人気の格安SIM「mineo(マイネオ)」に変更しました。
そこで今回は、mineoに変更するとなぜここまで月額料金が安くなるのかを中心に、キャリアから変更する際の注意点やmineoの使い勝手などもまとめてご紹介します。
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auとmineo(マイネオ)の料金比較
まずはauキャリアとmineoの料金プランを比較してみました。
auの料金プラン
- 基本使用料1:スーパーカケホ/1,700円
- 基本使用料2:カケホ/2,700円
- データ定額1:1GB/2,900円
- データ定額2:2GB/3,500円
- データ定額3:3GB/4,200円
- データ定額5:5GB/5,000円
- ネット接続料:LTE NET/300円
mineoの料金プラン(ネット+通話)
- 500MB:1,310円
- 1GB:1,410円
- 3GB:1,510円
- 6GB:2,190円
- 10GB:3,130円
- 20GB:4,590円
- 30GB:6,510円
- オプション1:10分かけ放題/850円
- オプション2:mineoでんわ(無料)/30秒ごとに10円
例えば最も安い「スーパーカケホ+1GB」でも、月額4,900円以上の支払いが必要になってきます。
対してmineoの場合は同じ1GBなら月額1,410円、オプションの10分かけ放題を合わせても月額2,260円という安さです。
ちなみに、「データ通信のみ」なら上記金額からさらに安くなります。
一般的には3GBほどあれば十分な方が多いので、キャリアで契約中の場合は月額6,000円~8,000円が多いかと思います。
mineo(マイネオ)の料金が安い理由
私はネット+通話の「デュアルタイプ」で3GBに契約していますが、期間限定のキャンペーン中に申し込みを行った為、割引されて月額料金が660円になっています。
格安SIMに変更すると通話料が通常20円/30秒かかるんですが、「mineoでんわ」の無料アプリ経由なら10円/30秒になります。
基本はLINEの無料通話を利用すれば通話料もかからないので、通話を利用することが少ない方ならオプションの10分かけ放題がなくても問題ないですね。
そんな疑問を抱いている方も多いと思うので、料金をここまで安くできる理由を解説しますね。
理由①:大手キャリアから回線を借りている
インターネット通信や通話を利用するには設備が必要になるので、auやdocomoなどの大手キャリアでは自社の回線設備を持っています。
その為、設備を維持管理するコストが必要になりますが、mineoなどの格安SIM会社は大手キャリアの回線を借りて運営を行っています。
なのでそのコストが必要ない分、ユーザーの基本料金に還元して安さを追求することが可能になっています。
理由②:自社サービス宣伝の戦略に違いがある
自社サービスを宣伝する方法としては主にテレビCMを流したり、街中の看板や交通機関(電車やバスなど)で広告を貼り出したり、ネット広告を表示することになります。
そこでキャリアの場合は比較的コストの高いCMを中心に宣伝を行っていますが、格安SIMの場合は基本的に低コストなネット広告を利用しています。
一部の格安SIM(UQモバイルなど)はCMでの宣伝も行っていますが、戦略としてはCMよりも広告を活用することでコストダウンを図っています。
理由③:店舗を持たないことで人件費が不要
大手キャリアであれば基本的に店舗を展開して、全国各地でサービスの契約やサポートなどを店頭にて行っています。
ですがmineoなどの格安SIMでは、インターネット上でのオンライン契約がほとんどなので実店舗を持つ必要性がありません。
店舗が必要ないということは人件費や土地代も必要ないので、その分浮いた費用でサービスの質を高めています。
ちなみにmineoでは全国150店舗以上の提携店舗は存在しています。
理由④:細かいプランやオプションを選べる
先程ご紹介したauとmineoの料金プランを見て頂いたらわかるかと思いますが、選択できるバリエーションに違いがあります。
キャリアの場合はかけ放題とデータ通信量がセットになっていたり、選べる通信量の選択肢も少ない傾向にあります。
ですがmineoなら細かく通信量を選択できたり、かけ放題に関してはオプションとして自分で有無を決めることができます。
これによって必要最低限の月額料金に抑えることが可能になるので、必要以上に料金を支払うこともありません。
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mineo(マイネオ)変更時の注意点
キャリアからmineoに変更することを考えている方もいるかと思いますので、注意点もご紹介しておきます。
注意点①:キャリアメールが使用できなくなる
auなら「@ezweb.ne.jp」、docomoなら「@docomo.ne.jp」のように、キャリア専用のメールアドレスが提供されています。
ですがmineoに変更すると同時にキャリアメールも使用不可になってしまうので、メール機能を利用するには「Gmail」や「Yahoo!メール」などのフリーメールアドレスを使うことになります。
mineoなら「@mineo.jp」のアドレスを利用することも可能です。
現在ではほとんどのやり取りがLINEになってきているのでメールアドレスの必要性は低いですが、キャリアメールを使うことが多い方は注意しておきましょう。
注意点②:電話番号を引き継ぐにはMNPが必要
mineoなどの格安SIMに変更する場合はキャリアを解約することになるので、電話番号を引き継ぎたい場合は「MNP予約番号」が必要となります。
MNP(ナンバーポ-タビリティ)とは、他社サービスでも既存の電話番号を利用できる仕組みのことで、MNP予約番号を携帯会社から取得することができます。
mineoに変更するときにキャリアで利用中の携帯電話番号も引き継ぎたい場合は、事前にMNP予約番号を取得して申し込み時に登録する必要があります。
これを行わないと電話番号が新しいものに切り替わってしまうので、仕事上などで必要な電話番号を利用している際は注意しておきましょう。
注意点③:キャリア解約時の違約金
キャリアの契約は基本的に「2年縛り+自動更新」であることがほとんどですが、あまり意識していない人は多いかもしれません。
2年ごとに契約が更新される仕組みなので、2年以上使えばいつ解約しても無料になるということはありません。
そして2年契約中にキャリアの解約を行う場合は、違約金として9,500円がかかります。
例えば2年間(24ヶ月目)が経過したら、その翌月(更新月)の間に解約しないと次月に自動更新され、また2年契約が開始されることになります。
私は絶妙にタイミングが悪くて、mineoに変更することを決めたときには更新月を丁度終えた後でした。
ただ、10年以上契約していたということで違約金は3,000円ほどで済みました。
キャリアを解約するときは違約金に気をつけておくと無駄なお金を支払わずに済むので、更新月がいつなのかを確認しておきましょう。
注意点④:未対応端末も存在する
mineoはau系の格安SIM会社ですがdocomoでも利用することができ、今使っているスマホ端末でもSIMカードを交換することでそのまま利用できるようになっています。
ただ、どんな端末でも対応しているとは限らないので、例えば2012年以前の端末ではSIMカードが未対応であったりします。
その場合は対応端末を購入する必要があるので、事前に公式サイトの方で自分のスマホ端末が対応しているかを確認することが必要です。
現在mineoではau対応端末が約100種類、docomo対応端末が約300種類となっていますが、今後も対応端末は増えていくようです。
SIMカードにも種類がありますがその辺も含めて確認することができるので、申し込み前には必ずチェックしておきましょう。
注意点⑤:初期設定は自分で行う
auなどであれば店舗で直接設定や操作方法をレクチャーしてもらえますが、mineoなどの格安SIMではネット上でのサポートが中心なので、基本は自力で設定を行うことになります。
ただ、mineoでは提携店舗があるので、そこで初期設定サポートを1,000円で受けることもできます。(端末同時購入なら無料)
初期設定といっても難しい操作をするわけではないので、少し手間はかかりますが手順通りに進めれば誰でもできる作業です。
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auと使い勝手に差はあるの?
mineoのインターネット回線はauを利用しているので、通信速度についてはキャリアの回線状況によって変化するか、都心部や田舎のように人口密度によっても変化するかと思います。
私は田舎の方に住んでいますが、特に速度が遅いと感じることはありません。
キャリアメールが使えなくなる以外は今まで通りに電話番号は利用できますし、LINEなどのアプリも問題なく使えます。
通話をよく利用する方は「10分かけ放題/月850円」のオプションを追加すれば、10分以内だったら毎月誰とでも何度でも無料です。
また、前月に余ったデータ通信量はそのまま翌月に繰り越せたり、パケットギフトとしてシェアできたりと有効的に利用することも可能です。
まとめ:mineo(マイネオ)はおすすめ!
キャリアとは違ってmineoなどの格安SIMは、以上のような内容で低コストを実現し、ユーザーに満足してもらえるコストパフォーマンスを実現しています。
今後もauを継続利用していたら月額8,000円とすると年間で96,000円、対してmineoに変更すると税込で月額1,630円(デュアルタイプ/3GB)なので、年間で19,650円という格安になります。
今まで年間10万円近く払っていたのが5分の1になるわけですから、無駄な出費もなくなり節約効果も抜群にいいはずです。
申し込みを少し面倒に感じている人もいるかもしれませんが、これだけお金が残ることを考えれば申し込みなんて苦じゃありません。
仮に更新月じゃなくて違約金がかかっても年間で考えればおつりが返ってくるので、無駄にお金を払いたくない方は早いうちにmineoへ変更することをおすすめします。
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