GMOと聞いただけで誰もが大企業だとわかるほど有名ですが、そのGMOグループが始めた仮想通貨(暗号通貨)の取引所が「GMOコイン」です。
GMOグループは、FX業界でナンバーワンのシェアを誇る「GMOクリック証券」も運営していることもあって、GMOコインへの期待や注目度は非常に高いですね。
また、GMOコインでは「仮想通貨FX」というサービスを利用することで、最大25倍のレバレッジ取引が可能となっているのが魅力の1つでもあります。
ビットコインで取引をする場合は、提示されている金額より不利な金額で売買が成立してしまうことがありますが、GMOコインなら提示通りの価格で購入できるのも特徴です。
そこで今回は、GMOコイン口座開設の全手順を画像付きで図解するとともに、必要な設定などに関してもわかりやすく解説していこうと思います。
GMOコインの口座開設の流れ
まずはGMOコインの口座開設を進めていく上で、基本的な作業の流れは以下のようになっています。
- GMOコインの公式サイトにアクセス
- メールアドレスの入力でGMOコインのアカウント作成
- パスワードを設定
- 個人情報の登録
- 本人確認書類のアップロード
- GMOコイン口座開設の手続き完了
- 審査通過後に送られてくる郵送物に記載の「口座開設コード」を入力
ここで使用するメールアドレスはセキュリティ面を考慮して、既存のものではなく新しいアドレスでアカウントを作成することをオススメします。
GmailやYahoo!メールであれば簡単に作成できるので、できる限りメールアドレスの使い回しは避けましょう。
本人確認書類は個人情報の登録内容と同じものでないと承認されないので、画像データを用意する際は住所などに違いがないか確認しておく必要があります。
また、GMOコインでは口座開設でビットコイン「20,000Satoshi」が貰えるキャンペーンがあり、こうしたサービスは他の取引所ではなかなかやっていないので、この機会に利用されてみて下さいね。
GMOコインには2種類の口座が存在する
口座開設を進めていく前に知ってもらいたいのが、以下の「2種類の口座プラン」が存在するということ。
口座プラン | シンプル | フルアクセス |
仮想通貨の預入・送付 | ○ | ○ |
日本円の入出金 | × | ○ |
仮想通貨売買 | × | ○ |
仮想通貨FX | × | ○ |
シンプルプランは「本人確認」を行っていない状態になるので、仮想通貨を扱うにあたって色々と制限がかかってしまいます。
その為、自由な取引をする場合は本人確認を済ませて、フルアクセスプランにアップグレードさせるようにしましょう。
GMOコインのアカウント作成の手順
ここからご紹介していく作業手順はパソコン画面を使ったものになりますが、基本的な手続きの流れはスマホ・タブレットでも同様になっています。
それではまず初めに、GMOコインの公式ページにアクセスしましょう。
▼公式ページはこちら▼
メールアドレスでGMOコインのアカウント作成
サイトにアクセスすると、赤色の『無料口座開設』のボタンがあるのでこれをクリックします。
次の画面で使用するメールアドレスを入力し、「私はロボットではありません」にチェックしたら『無料口座開設』のボタンをクリックしましょう。
そうすると入力したメールアドレス宛に、GMOコインから「認証メール」が1分以内に届くはずなので、メールボックスを確認しましょう。
もしメールが届いていなかった場合は、迷惑メールのフォルダに届いていないかを確認してみて下さい。
メール内に記載されているURLリンクをクリックします。(リンク有効期限は1週間)
URLをクリックすると「パスワード設定」の画面に移動するので、「GMOコインサービス基本約款」を確認した上で、十分に強度のあるパスワードを入力して『設定する』をクリックします。
「パスワードの設定が完了しました」という表示が出るので、『ログイン画面へ』をクリックします。
GMOコインへのログイン画面が表示されるので、先程のメールアドレスとパスワードを入力して、『ログイン』ボタンをクリックしましょう。
これでGMOコインのアカウント作成が完了となり、今現在は「仮口座(シンプルプラン)」の状態になっています。
GMOコイン口座開設の手順
ここからは仮口座を正規の口座(フルアクセスプラン)にするために、以下の手順に従って手続きを進めていきましょう。
キャンペーン期間中であれば20,000Satoshi分のビットコインが貰えるので、今のうちにお得に口座開設をしておきたいですね。
個人情報を登録する
今画面の方には以下の内容がポップアップされているかと思うので、『口座を開設する』ボタンをクリックします。
個人情報の登録画面になるので、各項目を記入例に従って入力していきましょう。
入力の項目 | 注意点など |
お名前 | 漢字で入力 |
お名前(ふりがな) | ひらがなで入力 |
生年月日 | ハイフンなしで入力 |
性別 | あなたの性別を選択 |
郵便番号 | ハイフンなしで入力 |
住所 | 郵便番号を入力後に住所が選択できます。 建物名や部屋番号がない場合は空欄でOK。 |
電話番号 | ハイフンなしで入力(携帯電話番号が推奨) |
取引を行う目的 | 「仮想通貨の取得、保有及び処分」を選択 |
職業 | 任意の職業を選択 |
国籍 | お住まいの地域を選択 |
上記の個人情報が入力できたら、以下の項目を選択して「規約への同意」にある内容を一通り確認し、問題がなければ「同意する」にチェックして『確認画面へ』をクリックします。
入力内容の確認画面が表示されるので内容に誤りがないかを確認したら、『確定』ボタンをクリックします。
本人確認書類をアップロードする
次に「本人確認方法の選択」画面に移動するので、以下の2種類の確認方法から選択しますが、ここでは『本人確認書類の画像をアップロード』の方をクリックします。
受取り時の場合は承認までに時間がかかってしまう為、できるだけ早くGMOコインの口座開設をしたい場合は、アップロードの方法がオススメになります。
本人確認書類のアップロード画面に移動したら提出する確認書類を選択して、それぞれの内容に従って画像データをアップロードします。
提出可能な確認書類 | 使用上の注意点 |
運転免許証 | 裏面も必ず提出が必要 |
個人番号カード | 表面のみ提出で裏面は不要 |
パスポート | 顔写真面と住所記載ページを提出 |
各種健康保険証 | 裏面も必ず提出が必要 |
住民票の写し | 発行日から 6ヶ月以内のもの 印章が裏面または別紙にある場合はそのページも提出 |
在留カード | 裏面も必ず提出が必要 |
特別永住者証明書 | 裏面も必ず提出が必要 |
画像ファイルは、10MB以内のjpg/png/gifファイルを選択するようにしましょう。
本人確認書類の画像データを選択したら、GMOコインの書類を受取る日時を指定しますが、現在は多数の申込みによって停止状態になっています。
なのでこのまま『画像と日時を確定する』のボタンをクリックします。
確認書類のアップロードが完了すると承認の審査が開始されるので、GMOコインから通常であれば翌営業日には審査結果のメールが届きます。
上記画面が表示されたら、『会員ホーム画面へ』をクリックしましょう。
これでGMOコイン口座開設の手続きは完了となりますが、本人確認書類が承認されるまでは仮口座(シンプルプラン)となります。
承認され次第フルアクセスプランにアップグレードされるので、GMOコインからの審査結果を待ちましょう。
郵送物に記載された口座開設コードを入力する
GMOコインから登録住所へ郵便物が届いたら、そこに記載されている「口座開設コード」を「口座開設手続きのご案内」の手順2で入力します。
これで本口座の開設が完了となりますが、現在GMOコインでは多数の申し込みで審査にかなりの時間がかかっているようです。
なので承認されて郵便物が郵送されるまでには、2週間以上はかかると思っていた方がいいでしょう。
ちなみに私の場合は約1ヶ月かかりましたね。
GMOコインの口座開設後の設定
GMOコインの口座開設が完了して仮口座から正規の口座に切り替わったら、以下の設定を行っていきます。
- 2段階認証の設定
- パスワードの変更
GMOコインではセキュリティを強化するための「2段階認証」を設定しないと、日本円出金や仮想通貨送付などが制限されます。
自由にサービスを利用できるように、2段階認証は必ず設定しておいた方がいいです。
アカウント作成時に入力したパスワードを変更したという場合や、強度が不十分なパスワードを設定している場合は変更した方がいいでしょう。
2段階認証を設定する
会員ホーム画面の左メニューにある「口座情報」を選択して、出てきた項目の『セキュリティ』をクリックします。
パスワードの画面から2段階認証の方に切り替えて、3種類ある認証方法から選びますが「アプリ」による認証がオススメです。
「アプリ(Google Authenticator)」を選択するとQRコードが表示されるので、これを認証アプリでスキャンして認証コードを取得後、入力して『認証する』ボタンをクリックします。
アプリをお持ちでない方は、先にスマホへインストールしておきましょう。
QRコードをスキャンするとGMOコインのアカウントがアプリに追加されますが、名前が「coin.z.com」になっていると思います。
認証が完了すると、「2段階認証が設定されました」とメッセージが表示されます。
これで設定は完了ですが、「ログイン時の2段階認証」はセキュリティ強化のために、「利用する」に変更しておきましょう。
パスワードを変更する
2段階認証設定と同じ「セキュリティ」内から「パスワード」に切り替えて、現在のパスワードと新しいものを入力したら、6桁の認証コードを入力して『変更』ボタンをクリックします。
設定するパスワードは英数字と記号を含めたものにすると、強度が高くなるので「強」のレベルになるよう設定して下さい。
パスワードは2段階認証を設定していないと変更できないので、その辺も把握しておきましょう。
まとめ
GMOコインのアカウント作成から口座開設の全手順と、必要な設定も含めてご紹介しましたが、問題なく手続きが進められていれば幸いです。
仮想通貨は2018年もまだまだ成長段階にあり、世間に認知され始めていることを考えると、今後も投資の人口は確実に増えていくのではないでしょうか。
「あの時に知っておけばよかったのに。」と思うことや、「口座開設しておけば取引できたのに。」と考えることもよくあります。
そんな取引のチャンスを逃さないためにも、GMOコインや他の取引所の口座開設は済ませておくと安心ですよ。
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