どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
auスマホを使っていて、「日々の携帯料金の高さをなんとかしたい!」と思ったことはありませんか?
そんな人に選ばれているのが格安SIMなんですが、格安SIMといってもau系のSIM会社は8社ほどあって、どこにしたらいいのか悩んじゃいますよね。
特に評価の高いauの格安SIMとしてよく耳にするのはmineoとUQモバイルですが、「ほかのSIMはどうなの?」と気になるところでもあります。
そこで今回は、私がオススメできると思ったau系の格安SIM4社を対象にして、料金プランや特徴などを比較しながら、最適な携帯料金はいくらなのかを見極めたいと思います。
auからの乗り換えを考えている方は、ぜひここでの内容を参考にされてみて下さいね。
格安SIMの選び方は大きく分けて2種類
格安SIMには料金プランが色々用意されていますが、基本的には以下の2種類に分かれることになります。
- インターネットのみのプラン
- ネットも通話も使えるプラン
auなどのキャリアスマホの場合であれば、「ネット + 通話」がセットになっているものが一般的ですが、格安SIMの場合は通話無しの料金が安いデータ通信のみのプランも選べます。
それではあなたにとって、どちらが最適なのかを考えていきましょう。
毎月ネットをどれくらい使うか
格安SIMの携帯料金は、データ容量(GB)がどれくらいなのかによって左右されます。
「ネット + 通話」が使える格安SIMの目安料金はこんな感じです。
- 1GB:1,200円~1,400円
- 3GB:1,500円~1,700円
- 6GB:2,000円~2,300円
- 10GB:3,000円~3,300円
データ通信のみの場合は、ここから600円~800円程度は安くなります。
私の場合はインターネットを契約してパソコンも使用しているので、家ではWi-Fiが使える環境である為、スマホの方は3GBもあれば十分ですね。
Wi-Fiが使えずにYoutube動画やゲームアプリなどをよく利用されるという人は、6GBはあった方が通信制限もかからずに安心して楽しめるかと思います。
スマホでドラマや映画などを頻繁に見る場合は、高画質で長時間再生ともなると月に10GB程度は必要になることもあるので、使い放題プランのある格安SIMが好ましいです。
また、スマホのデータ容量は1GB~3GBにしておいて、動画を見るときは「Hulu」や「FOD」などの動画配信サービスを利用するといった方法もありだと思います。
格安SIMの料金プランは簡単に変更ができるので、毎月どれくらい使うのかがわからないという方は、とりあえず3GBくらいにして利用状況に合わせて後から変更するといいでしょう。
毎月電話をよく使うのか
仕事をしている会社員の方であれば、必然的に電話を利用することが増えてくるので、通話機能は必要になってきますよね。
格安SIMでは「かけ放題」を除いては通常30秒で20円がかかってくるので、月に60分以上は通話するという人は2,400円以上の電話代がかかってきます。
ですが「楽天でんわ」や「G-Call」などの通話アプリを使うと、通話料を半額にすることができます。
毎月電話を頻繁に使うという場合は、800円程度のオプションである程度まではかけ放題にできたり、そこまで電話は使わないという場合は通話アプリだけで十分です。
また、電話は基本的に無料通話アプリのLINEなどしか使うことがない人や、通話用のスマホをもう1台持っている人なんかは、データ通信のみのSIMで料金を節約するといいでしょう。
auスマホからの乗り換えで、格安SIMにこれまで使っていた電話番号を引き継がせたいとお考えの際は、「ネット + 通話」のプランである必要があります。
auオススメの格安SIM4社
au系の格安SIM会社は8社程度あるので、その中から初めて乗り換えを考えている人向けにオススメできる4社を厳選してみました。
- mineo(マイネオ)
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル
- IIJmio(みおふぉん)
名前だけ聞いてもいまいちピンとこないと思いますし、それぞれの料金プランや特徴などを詳しく見ていきましょう。
mineo(マイネオ)
mineo (ネット+通話プランが対象) | |
データ通信量 | 料金帯 |
500MB | 1,310円/月 |
1GB | 1,410円/月 |
3GB | 1,510円/月 |
6GB | 2,190円/月 |
10GB | 3,130円/月 |
20GB | 4,590円/月 |
30GB | 6,510円/月 |
通話サービスのオプション mineoでんわ:10分かけ放題 850円/月 通話定額:定額30 840円/月 定額60 1,680円/月 |
mineoの特徴はこんな感じです。
- データ通信量が500MB~30GBまで選べるので無駄のないプランを探せる
- 専用アプリ「mineoでんわ」で通話料半額や、10分かけ放題オプションがある
- 余ったパケットを家族や友達、mineoユーザーで分け合える
- 最低利用期限がないので解約手数料が一切かからない
- コミュニティサイト「マイネ王」でスマホに関するお役立ち情報などを確認できる
mineoは通信量別に7段階の料金プランが選べるので、毎月あまりネットを利用しないという方や、丁度良い最適なプランを探されている方にはオススメの格安SIMです。
余ったパケットのシェアができたり、翌月にそのまま繰り越しができたりと、パケットを余すことなく利用できます。
電話のかけ放題オプションも用意されているので、月々の通話料金が気になる方でも安心して使えるのも嬉しいですね。
また、格安SIM会社の多くは「ネット + 通話」のSIMの場合、半年~1年程度の利用期限がありますが、mineoでは制限がないのでいつ解約しても手数料はかかりません。
マイネ王で情報を共有できることも、格安SIM初心者の人からすると何気に嬉しいサービスだと思います。
UQモバイル
UQモバイル (ネット+通話プランが対象) | |
プラン | データ容量と料金帯 |
データ高速+通話プラン | 3GB 1,680円/月 |
データ無制限+通話プラン | 無制限 2,680円/月 |
ぴったりプラン プランS:2GB 無料通話60分 2,980円/月 プランM:6GB 無料通話120分 3,980円/月 プランL:14GB 無料通話180分 5,980円/月 ※3つのプランは26ヶ月目以降GB・無料通話共に半減 おしゃべりプラン 5分以内の国内通話が何度でも無料 |
UQモバイルの特徴はこんな感じです。
- 数ある格安SIMの中でも群を抜いている通信速度と安定性が魅力
- 500kbpsと低速ではあるが通信が無制限になるプランもある
- 有料だがキャリアEメールと同等の「@uqmobile.jp」のアドレスが使える
- 最大300kbpsの「節約モード」ならデータ消費がゼロになる
- 無料通話が使えたり5分以内なら追加料金なしのプランもある
UQモバイルではmineoほど通信量の選択肢がありませんが、その代わりに無制限でネットが楽しめるプランが用意されています。
外出先だけでなく家でもスマホをWi-Fiなしで利用する人には、ピッタリな料金プランになりますね。
UQモバイルの最大の魅力はなんと言っても安定性抜群の高速通信なので、速さを最も重視して選ぶのであれば、ここが一番オススメの格安SIM会社になります。
ぴったりプランは26ヶ月目以降内容が半減してしまうので注意が必要ですが、それまでは使いやすいコミコミプランなので、2年間限定と考えて選ぶのがいいでしょう。
また、通信量を抑えることができる節約モードでは、最大300kbpsの速度しか出ませんが低画質の動画だったら普通に見れますし、SNSの利用なら特に問題なく使えます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイル (ネット+通話プランが対象) | |
データ通信量 | 料金帯 |
1GB | 1,400円/月 |
3GB | 1,600円/月 |
6GB | 2,150円/月 |
12GB | 3,400円/月 |
20GB | 5,200円/月 |
30GB | 7,450円/月 |
通話サービスのオプション BIGLOBEでんわ:3分かけ放題 650円/月 BIGLOBEでんわ:通話パック60 650円/月 |
BIGLOBEモバイルの特徴はこんな感じです。
- プロバイダ歴30年で有名なBIGLOBEが提供しているから安心して使える
- 専用アプリ「BIGLOBEでんわ」で通話料半額や、3分かけ放題オプションがある
- 6GBプラン以上なら約83,000ヶ所にあるフリーWi-Fiを無料で利用できる
- 有料だが対象サービスで動画や音楽を通信量の制限なく楽しめるオプションがある
- アフターサービスやサポートが充実している
BIGLOBEはインターネットのプロバイダでお馴染みの会社なので、ネームバリューが強く提供しているサービスにも定評があります。
BIGLOBEモバイルはこれまでdocomo回線のみのSIMだったんですが、2017年10月からau回線の提供もスタートしました。
選べる料金プランは6種類と豊富で、BIGLOBEでんわの「通話パック60」が月額650円という安さも魅力的です。
6GBプラン以上での契約であれば、通常月額250円かかるフリーWi-Fiを無料で利用できるので、ストレスフリーでネットを楽しむことも可能です。
また、月額480円の「エンタメフリー・オプション」というサービスを利用すれば、YoutubeやApple Music、U-NEXTなどのアプリで動画や音楽を無制限で楽しめます。
IIJmio(みおふぉん)
IIJmio(みおふぉん) (ネット+通話プランが対象) | |
データ通信量 | 料金帯 |
3GB | 1,600円/月 |
6GB | 2,220円/月 |
10GB | 3,260円/月 |
通話サービスのオプション みおふぉんダイヤル:3分かけ放題 600円/月 みおふぉんダイヤル:10分かけ放題 830円/月 |
IIJmioの特徴はこんな感じです。
- 1契約で最大10枚までSIMカードが使えるファミリーシェアプランがある
- 通信制限がかかっても一定量だけ高速通信できる「バースト転送」が使える
- 専用アプリ「みおふぉんダイヤル」で通話料半額や、3分・10分かけ放題オプションがある
- 「高速通信ON/OFF機能」でデータ量の節約ができる
- データオプションで20GB・30GBを通常の料金プランに追加することができる
IIJmioでは家族間でデータ通信量を分け合うことができる、「ファミリーシェアプラン」が利用できる他、SIMカードは最大10枚まで使うことが可能で1のSIMを家族がそれぞれで共有もできます。
ファミリーシェアプランは10GBなので例えばあなたがIIJmioに契約するだけで、3つのSIMを使って家族3人で10GBを分け合うことができ、月額は3,260円と大変お得です。
格安SIM会社の多くは、データ量を使い切ると通信制限がかかって速度がかなり遅くなってしまいますが、IIJmioでは「バースト転送」によってWebサイトや画像などを通信し始めの一定量だけ高速通信してくれます。
また、高速通信のON/OFFの切り替えも可能なので、必要に応じてデータ量を節約することもできます。
※auスマホのVoLTEに対応した端末でないとIIJmioの格安SIMは使えないので、SIMロック解除ができない2015年以前の機種をお使いの方は注意しておきましょう。
auの格安SIM4社の料金比較
格安SIM4社のそれぞれの特徴などがわかったところで、料金帯に違いがあるのかを実際に比較していきましょう。
ネット + 通話プランの料金比較 | ||||
SIM 会社 | mineo | UQ モバイル | BIGLOBE モバイル | IIJmio |
500MB | 1,310円 | ー | ー | ー |
1GB | 1,410円 | ー | 1,400円 | ー |
3GB | 1,510円 | 1,680円 | 1,600円 | 1,600円 |
6GB | 2,190円 | ー | 2,150円 | 2,220円 |
10GB | 3,130円 | ー | ー | 3,260円 |
12GB | ー | ー | 3,400円 | ー |
20GB | 4,590円 | ー | 5,200円 | 3,100円 (※オプション) |
30GB | 6,510円 | ー | 7,450円 | 5,000円 (※オプション) |
無制限 | ー | 2,680円 | ー | ー |
比較してみた結果としては、どこの格安SIM会社でも数百円程度の差くらいしかありませんが、料金帯の安さで言えばmineoが最も優秀ではないでしょうか。
通話サービスに関するオプションについても比較してみましょう。
UQモバイルはオプションではないため除外 | |||
SIM 会社 | mineo | BIGLOBE モバイル | IIJmio |
3分かけ放題 | ー | 650円 | 600円 |
10分かけ放題 | 850円 | ー | 830円 |
通話定額30 | 840円 | ー | ー |
通話定額60 | 1,680円 | 650円 | ー |
BIGLOBEモバイルの「通話定額60」に関しては、mineoと比べると月額料金がかなり安く設定されているので、電話を毎月60分程度は使うという人にはオススメかもしれません。
これらの情報を考慮しつつ、格安SIM会社の特徴を見て「これだ!」と思ったところで、auスマホの乗り換えを行うといいかと思います。
まとめ
ここでご紹介したau系の格安SIM4社を、それぞれのタイプ別にオススメするとしたら以下のようになります。
利用期限を気にせずに無駄のない料金プランを選びたい人「mineo」 とにかく速い通信がいい人または無制限でネットを楽しみたい人「UQモバイル」 Wi-Fiや割安なオプションでデータ量を大幅に節約したい人「BIGLOBEモバイル」 SIMカードをシェアして家族でまとめて料金を安くしたい人「IIJmio(みおふぉん)」 |
格安SIMのことをあまり知らない人は、キャリアスマホから乗り換えるのは結構勇気がいることかもしれません。
ですが、一旦格安SIMに乗り換えると「今までこんなに高い携帯料金を払っていたのか。」と驚くと共に、もっと早くに気付くべきだったと感じてしまうくらいです。
大手キャリアでは2年契約なので、更新月でないと違約金9,500円が発生することになりますが、10年以上継続利用されている方なら優良会員として、3,000円くらいに値下げしてくれる場合がほとんどです。
それに格安SIMだと月額2,000円前後の支払いで済むので、約5,000円近くは携帯代が安くなると思います。
違約金を支払ってもすぐに元は取り返せることなので、早めに格安SIMに乗り換えた方がお金を節約できることはほぼ100%間違いありません。
格安SIMにしたことで使い勝手が悪くなるということもないので、この機会にauのキャリアスマホから格安SIMに切り替えてみてはいかがでしょうか。
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