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トラブル

functions.phpのエラーで画面が真っ白に!その原因と対処法について

 

ワードプレス(WordPress)のテーマ内にある「functions.php」は、ブログやwebサイトのシステムを構築する為に欠かせないものです。

テーマ内のコードを編集、追加することで色々とカスタマイズすることができますが、コードの入力を少しでも誤ると画面が真っ白になってブログが表示されなくなる他、ワードプレスの管理画面にもアクセスできなくなります。

 

私もこれを初めて経験した時はとにかく焦りましたし、ブログが消えてしまったかもしれないとパニックになったことを覚えています。

いきなり画面が真っ白になったら誰でも焦りますから、まずは気持ちを落ち着かせて冷静になることが大事です。

 

エラーを直す方法がわかっていれば、誰でもブログをエラー前の状態に復活させることが可能なので、焦らずに手順に従って対処していきましょう。

functions.phpの編集でエラーが出た原因

functions.phpの編集で画面が真っ白になるエラーが発生する原因は、主に以下のような場合になります。

 

  • 入力したコードに記号抜けなどの誤りがある
  • 入力コード自体に問題がある
  • 必要のない空白や改行を追加している

 

原因として一番多いのが「,」や「{}」、「:」や「;」などの記号がどこかしら入力漏れ・ミスがある場合です。

初心者の方に限らずに使い慣れたベテランの方でも、見落としてしまうことがあります。

 

次に入力したコード自体に問題がある場合ですが、これはfunctions.php以外にも編集できるテーマが色々あるので、例えば違うテーマに対応したcssコードを入力してしまうことでエラーが発生します。

 

また、テーマ内のコードをわかりやすくする為に、空白や改行を入れることによってエラーが出る場合があります。

絶対にエラーが出る訳ではありませんが、極力必要のない空白や改行はしない方がいいでしょう。

 

「functions.php」エラーの対処法

まず、エラーを直す為にはfunctions.phpでエラーになる直前に編集したコードを削除する必要があります。

しかし、ワードプレスにはアクセスできないので「FTPソフト」を使って修正を行っていきます。

 

FTPソフトとは、簡単に言いますと自分のパソコンから直接サーバーに接続して、ファイルを転送することができるソフトのことです。

 

FTPソフトをインストールして追加する

FTPソフトはいくつか種類がありますが、「FFFTP」「FileZilla」などが使いやすくオススメです。

「FFFTP」または「FileZilla」のFTPソフトをダウンロードしてインストールします。

 

こちらの「FFFTPダウンロード」「FileZillaダウンロード」リンクからダウンロードができます。

 

今回は私が使用している「FFFTP」で進めていきます。

ソフトをインストールして追加できたら、FFFTPを起動して画面左上の「接続」⇒『ホストの設定』をクリックします。

 

 

FTPソフト「FFFTP」ホストの設定

FFFTPを使用するにはサーバーの接続設定が必要なので、「ホスト一覧」画面に表示された『新規ホスト』をクリックします。

 

 

ホストの設定画面になるので「基本」を選択して、初期FTPアカウント作成の為の登録情報を以下の項目に入力していき、終わったら『OK』をクリックします。

 

 

ここに入力する情報は契約されているレンタルサーバーの情報になりますので、私の場合はエックスサーバーの情報を入力していきます。

 

入力情報

  • ホストの設定名
    任意の名前を入力します。(例:エックスサーバー)
  • ホスト名(アドレス)
    「FTPソフト設定」に記載のFTPサーバー(ホスト)名を入力します
  • ユーザ名
    サーバーIDを入力します。
    (サーバーパネルログイン時のIDと同様のもの)
  • パスワード/パスフレーズ
    サーバー契約時のメールに記載されているFTPパスワード
    (サーバーパネルログイン時のパスワードと同様のもの)
  • ローカルの初期フォルダ
    空欄でOK
  • ホストの初期フォルダ
    空欄でOK

 

続いて「暗号化」を選択して「FTPS(Explicit)で接続」だけにチェックし、『OK』をクリックします。

 

 

FTPソフトとサーバーの接続確認

「ホスト一覧」画面に戻り、作成したFTPアカウントが選択されているので、『接続』をクリックします。

 

 

その後、証明書に関する確認画面が表示された場合、また「暗号化の状態の保存」画面が表示された場合は『はい』をクリックします。

 

画面左下に「ファイル一覧の取得は正常終了しました」と表示されていればサーバーの接続設定は完了です。

 

 

functions.phpファイルの追加及び編集

ファイルをパソコンにダウンロード

FTPソフトでサーバーに接続したら、サーバー側のファイル欄からfunctions.phpファイルを探します。

 

 

functions.phpファイルがある場所まで行くには、「対象のブログURL」を選択⇒「public_html」⇒「wp-content」⇒「themes」⇒「対象のテンプレート」を選択⇒「functions.php」の順に進めていきます。

 

functions.phpファイルが見つかったら、ドラッグ&ドロップでパソコン側にファイルをダウンロードして下さい。

 

 

functions.phpの内容を編集

テキストエディタなどのソフトでfunctions.phpファイルを開き、原因となる部分のコードを削除して「上書き保存」します。

 

※修正する箇所を誤ると、どんどん原因箇所の特定が難しくなるので修正を行う前に、あらかじめファイルをコピーしておきましょう。

FTPソフトに戻って修正済みのfunctions.phpファイルを、パソコン側からサーバー側にアップロードします。

 

 

アップロード時に上記の内容が表示されますので、「上書き(O)」にチェックして『OK』をクリックします。

これでワードプレスの管理画面及びブログにアクセスできるようになります。

 

まとめ

今回ご紹介した方法を把握しておけば、次回からは画面が真っ白になってしまっても簡単にエラーを修正して復旧させることができます。

ワードプレスブログを運営している方は、functions.phpを編集して機能を追加したり、変更したりする機会が多くなります。

 

こういったトラブルは誰もが一度は経験することなので、失敗を糧として今後の運営に役立てていきましょう。

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フリ
ブログで気になることをただひたすらに書き続けて、10ヶ月目で月間10万PV超えを達成。2018年5月から個人事業主として活動開始。今は資産運用に注力し、投資歴は5年になる。仮想通貨⇒DeFi・BCG・エアドロ案件など。BTC・ETHとNISAで積立中。自由であるために。to be free>>詳細プロフィール