どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
「STINGER8」では投稿記事内のSNSボタン下に、「執筆者」や「コメント欄」などが表示されています。
コメント欄は記事についての質問や評価を、ユーザーが気軽に行うことができる機能がありますが、執筆者に関してはプロフィールなどで確認できるので特に表示しておく必要性はないように感じます。
また、ワードプレスの初期設定でユーザー名を変更していない場合は、ログインIDがそのまま表示されてしまう為、セキュリティ上あまり良くありません。
執筆者を非表示にする方法は簡単ですし、コメント欄もお問い合わせフォームを設置していれば必要ない場合もあるかと思います。
その他に記事上部のカテゴリーや記事下のタグなども、それほど重要ではないので不要だと感じている方は、ここで非表示に変更していきましょう。
執筆者やコメント欄を非表示にする方法
記事上の執筆者やコメント欄を非表示にするには、子テーマの「個別投稿 (single.php)」の内容を編集していきます。
親テーマにしかファイルがない時は、必ず子テーマにアップロードしてから編集を開始するようにして下さい。
記事上の執筆者を非表示にする
上記画像のように執筆者が表示されているので、これを変更する為にまずワードプレスの管理画面から、「外観」⇒『テーマの編集』をクリックして下さい。
子テーマの「single.php」ファイルの下の方に、以下のコードがありますので6列目のコードがあることを確認して下さい。
<p class="tagst"> <i class="fa fa-folder-open-o" aria-hidden="true"></i>-<?php the_category( ', ' ) ?><br/> <?php the_tags( '<i class="fa fa-tags"></i>-', ', ' ); ?> </p> <p>執筆者:<?php the_author_posts_link(); ?></p> <?php endwhile; else: ?> <p>記事がありません</p>
コードが確認できたら、「<!– –>」のコメントアウト用のコードを使って以下のように変更します。
<!-- <p>執筆者:<?php the_author_posts_link(); ?></p> -->
後はファイルを更新すると執筆者の非表示は完了になります。
対象のコードを削除しても非表示になりますが、元に戻したい時に少し面倒なのでこの方法がオススメです。
また、投稿記事内には表示されなくなりましたが、固定ページには執筆者が表示されたままなので、「個別投稿ページ (page.php)」にも同様のコードがあるので、コメントアウトで対応しましょう。
記事上のコメント欄を非表示にする
コメント欄を非表示にする方法を検索すると、ワードプレスの管理画面メニューにある「設定」⇒「ディスカッション」に移動し、投稿のデフォルト設定で「新しい投稿へのコメントを許可する」のチェックを外すと可能とのこと。
ただ、私の場合は何か不都合があるのか表示されたままだったので、執筆者で行った方法と同様の流れで非表示にすることにします。
「single.php」から以下のコードを探して、対象コードを間に挟み込むように上下2列目と6列目にコートを追加します。
<div class="st-aside"> <?php /* ?> <?php if ( comments_open() || get_comments_number() ) { comments_template(); //コメント } ?> <?php */ ?> <!--関連記事-->
先程のコメントアウトで使用したコードでは、不都合が発生してブログの表示が崩れてしまったので、ここでは「<?php /* ?>」「<?php */ ?>」を使用します。
ファイルを更新して問題なければ、コメント欄の非表示も完了となります。
コメント欄の移動も可能
コメント欄はデフォルトであれば関連記事の上にあるのですが、これを最下部に移動させることも可能です。
方法は至って簡単で対象となる以下のコードを、「single.php」ファイルの下部の方に移動させます。
<?php if ( comments_open() || get_comments_number() ) { comments_template(); //コメント } ?>
ここでは最下部に移動させたいので、以下のように4列目と8列目のコードの間にコメント欄のコードを入れます。
</dd> <?php endif; ?> </dl> </div> <?php if ( comments_open() || get_comments_number() ) { comments_template(); //コメント } ?> </div><!-- /st-aside --> </div> <!--/post-->
これで最下部の方にコメント欄が移動しているかと思います。
記事内のカテゴリー・タグ
「STINGER8」では記事内の上部にカテゴリー、下部にタグが表示されていますが、こちらも不要であれば簡単に非表示にすることができます。
ここでは子テーマの「スタイルシート (style.css)」を使って、以下のコードをファイル内にコピー&ペーストして下さい。
/*-- 記事上のカテゴリー --*/ .st-catgroup { display: none;/*表示しない*/ } /*-- 記事下のタグ --*/ .tagst { display: none;/*表示しない*/ }
記事内のカテゴリー・タグの非表示もこれで完了です。
「STINGER8」で記事内に表示される執筆者やコメント欄などを、非表示にする方法は以上となります。
執筆者やコメント欄非表示のまとめ
今回ご紹介した記事内の執筆者やコメント欄、カテゴリーやタグはユーザーから見てもあまり意識されないような大したことのない部分かもしれません。
しかし、こうしたちょっとしたことに気がつくユーザーの方も、中にはいるのではないかと私は思っています。
ブログの運営に不要なものはできるだけ減らして、その分ユーザーの為になる機能やコンテンツを追加することに力を入れていきたいですね。