どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
実は私という人間は人前に立つことが何よりも苦手で、とにかく目立つことを避ける人見知りです。
人前で堂々とした演説をしたり、会議などでプレゼンを行っている人を見ると、「なんて凄い人なんだ!」と尊敬するばかりです。
人と話すことが嫌な訳ではないんですが、どうしても緊張してしまってその重圧に耐えられなくなるのが、人見知りという性格なんですよね。
「自分も人見知りなのかどうかを確かめたい!」という人も中にはいると思うので、ここで自己分析ができるように、人見知りの特徴的な行動をまとめてみました。
人見知りってどんな人?
人見知りとは知らない人と話すことが苦手だったり、極度の緊張で思うように会話ができない人のことを言います。
恥ずかしがり屋や照れ屋さんのような意味合いもありますが、現在ではコミュニケーション能力が低い人、感情表現(喜怒哀楽)が上手くできない人を、主に人見知りというカテゴリーに分類されることが多いですね。
人と接することを苦手としているので、普通の人よりも人見知りの人は周囲の視線や評価に過敏になり、意識すればするほど不安な気持ちを感じてしまいます。
こうした状況から逃れるために、他人との関わりや接触を避けることが多くなり、精神的ストレスや心の悩みを抱えてしまう状態を「対人恐怖症」とも言います。
人見知りになる人は子供から大人まで様々で、日本人だけではなく世界中にも人見知りの人はたくさんいます。
人見知りの特徴的な行動17選
人見知りの人特有の特徴的な行動パターンを17つに厳選してみたので、自分に思い当たる行動がないか一度チェックしてみて下さい。
自分の行動をこうして見直すことで、今まで意識していなかったことにも気付けるかもしれないので、人見知りの改善にも繋がると思います。
1:人の目を見て話すことが苦手でできない
対面席に座っていても、相手のことは見ずに下を向いて話していたり、外の景色を見て会話している経験はありませんか?
または向い合せにならないように、カウンター席を好んで選んだりすることもあるかもしれません。
目を見て話したり聞くことは相手に敬意をはらうことでもあるので、明後日の方向を見ていると「ちゃんと話聞いてるの?」とお叱りを受けてしまうこともあります。
2:周りの人には極力自分のことは話さない
自分のことを他人に知られることを人見知りの人は嫌う傾向にあり、プライベートな内容はあまり話すことがありません。
今の生活スタイルや悩み事、好きな趣味などを相手に話すことによってより深く踏み込んでくる人もいるので、そういったことが苦手に思っていることが多いんです。
友人と和気あいあいと過ごすというよりは、人目を気にせず1人で過ごした方が気が楽なので、人間関係を故意に深めることはしないのでしょう。
3:自分から話しかけることが少ない
基本的に人見知りというのは内気な性格な傾向が強いので、自分から率先して話しかけるようなことはないでしょう。
友人や同僚との食事や飲み会、遊びの誘いや予定を決める時は相手からの連絡待ちがほとんどで、自分から発信することはないんですよね。
会話を無視する訳ではないので聞かれたらちゃんと答えますが、自分から何か話題をふることは少ないでしょう。
4:他の人にどう思われているのか気になる
人見知りの人はとにかく周囲に自分の存在がどう見えているのか、悪く思われていないかが気になって仕方がありません。
もちろん一般の人でもそれは気になることですが、対人恐怖症であるがために人と話す機会も少ないので、余計に不安になってしまうことがあります。
コミュニケーションが上手く取れていない分、周りの人に「暗い人間だな」とか「話しづらい人だな」なんて思われていないか、特に敏感に気になってしまうことがよくあります。
5:大人数で集まった時は中心を避ける
同窓会や忘年会などの行事がある際は基本的に参加はしませんが、どうしても参加せざるおえない場合は、中心なんて目立つ場所には絶対に行きません。
目立つことに過度の抵抗があるので、もし注目なんて浴びる事態になってしまった日には、緊張しすぎて精神を保っていられるかどうかわかりません。
中心は絶対に避けて、主役という存在からは遠く離れた脇役的な位置に、ひっそり居座っていることが非常に落ち着きます。
6:人前に立つと緊張して頭が真っ白になる
中心や主役という眩しい存在を苦手としている為、大勢の人前に立って何かを話すことなんて至難の業です。
1対1での会話も難しいことだと感じているレベルなのに、一度に多くの人に見られているという過度の重圧と、プレッシャーによってもう頭はパニック状態です。
考えていた言葉も全て忘れてしまって、紙に書いている文章もまともに読めなくなってしまうくらいに、人見知りの人にはハードルが高いことなんです。
7:影を薄くして気配を消す
極力会話を避けて生活することを意識することが多くなるので、できるだけ他人との接触を避ける行動を取るようになります。
例えるなら、学校で授業中に先生が難しい問題を生徒に答えさせる時に、絶対当てられないように影を極限まで薄くして、気配を感じられないようにするようなものです。
案外そういったことを考えている人に限って、先生は鋭く当ててくるんですよね。
「影に徹する」というのは簡単そうで難しいことなんです。黒子のバスケ風なセリフを言ってみました。
少し話がそれましたが、つまりは人との関わりを最小限に抑えることを考えているということです。
8:自分自身に対して自信がない
見た目から内面的なことも含めて、周りと比較して自分の方が劣っていると考えてしまったり、自分の行う行動も正しいかどうか自信が持てないようになります。
人見知りの人は控えめな性格な特徴もあるので、自分自身のことを「できる人間」だとは思っていません。
例え仕事のことで評価されたり、自分が行ったことで利益をもたらしたとしても、「それはみんなのおかげ」「協力してくれたから」と謙遜しがちです。
これは自信を持つことで周りから調子に乗ってると思われたり、うとまれたりすることを避ける自己防衛のようなものなんでしょう。
9:人通りの少ない裏道を利用した方が落ち着く
大通りは人混みにあふれているので見知らぬ人と接触することも多く、人目の少ない裏道を利用することが増えます。
人の視線に過敏な状態なので見られていないとわかっていても、なぜか視線を感じるようになったり、どうしても意識してしまって全く落ち着きません。
通勤通学する際は、電車やバスといった利用者の多い公共機関は避けて、できるなら車やバイクなどの移動手段を利用するようになります。
ただ、これは単純に「人見知りだから」という理由だけでなく、「楽に移動できる」ということも含まれます。
10:休日は外出せずに家にいる方が楽しい
休日は人それぞれの過ごし方がありますが、行動力のある人なら国内旅行や海外旅行にくり出すことも珍しくありませんよね。
友人とお買いものを楽しんだり、外食したりすることもよくあると思いますが、家でゆっくり誰の目も気にすることなく、自由に過ごす「インドア派」の人もたくさんいます。
家はコミュニケーションが苦手な人にとってオアシスのような空間なので、唯一自分を解放して自然に楽しめるところです。
わざわざオアシスを捨ててまで外出しようとは考えません。
11:行動する時は周りの評価を意識してしまう
自分が何をするにもまずは周囲の意見や評価がどうなのか、ということを真っ先に考えて行動します。
良くも悪くも自分の行動によって、「周りに被害が及ばないか」「不利益な事態にならないか」など、常に意識して自分の行動を判断しています。
自分が考えたことを形にするのではなく、周囲の評価や意見をまとめたものを優先してしまうということになりますね。
12:伝えたいことはラインやメールで済ませる
直接相手に会話で伝えれば早い話ですが、面と向かって話すことが苦手なので、思うように要件を伝えられないことが多々あります。
そこで便利なコミュニケーションアプリ「ライン」やメールを使って、主な内容は伝えてしまう機会が増えます。
これなら直接会って話す必要もないので、人見知りの人にとってはこんなにありがたい機能が普及したのは、幸運と言えるかもしれません。
ただし、便利な反面会話が減るということは人見知りを悪化させることにも繋がります。
13:人前で本気で笑ったことがあまりない
人前で自分をさらけ出すことに不安と抵抗があるので、心の底から本気で笑うことができないと気持ちをセーブしていませんか?
それなりにほほ笑んだり笑みを見せることはあっても、自分が本当に笑える機会は少ないかもしれません。
心から信頼できる友人に見せる笑顔と、初対面や最近知り合った人に見せる笑顔とでは意味が違いますからね。
ただ笑うだけでも神経をすり減らすことになります。
14:人が主張する意見に流されやすい
自分の意見は持っているけれど、それを表に出して主張する勇気がないので、他の人の意見に流されてしまいがちです。
自分が意見を出したことでその場がギクシャクしたり、反感をかってしまったらと考えてしまうために、穏便に進めることを優先する傾向があります。
自分に自信が持てない以上、意見を主張することは難しいでしょう。
15:メンタルが弱く傷つきやすい
一度心にダメージを受けてしまうと、いつまでもそのことを引きずってしまい、メンタルの回復までには相当な時間がかかります。
周りからちょっとした指摘をされたり、上司から強めの言葉を受けてしまった時には、ガラスのハートが粉々にされて深く傷ついて立ち直れません。
優しく声を掛けてくれる友人も少ないので、自力で気持ちを切り替えることが必要です。
16:人と話す時は極力小声で話す
自分の会話はあまり周囲の人には聞かれたくないので、大きな声を出すことはほとんどないでしょう。
決してやる気がない訳ではありませんが、場合によっては「もっとハキハキ話して!」と注意されたり、「元気がないな、体調悪いの?」と勘違いされることもあります。
人見知りである自分からしてみれば普通なことでも、周囲の印象はそうではないことを知っておかないといけません。
17:考え方がマイナス思考になってしまう
何事もプラスに考えていけるポジティブな思考ではなく、悪い方悪い方に考えを持っていくマイナスな思考です。
人間は失敗をするとその経験を糧に成長していきますが、人見知りによるマイナス思考で失敗した経験をなかなか糧に変えることができません。
失敗したことをいつまでもループして悩んでしまうことが多いので、プラスに切り替える思考を覚えることも必要です。
人見知りな性格になってしまう原因
以上の人見知りにありがちな特徴を踏まえた上で、根本的にこのような性格になってしまう原因は何なのか、その引き金となるものを知っておきましょう。
人は誰しも生まれながらにして人見知りであった訳ではなく、日々の成長において性格が変化した結果から生まれたものです。
その性格の中の1つに「周囲の警戒心が強い」ことがあり、これが普通の人よりも抜きんでている場合は、人の目を過剰に意識するようになります。
人の目を気にするということは、それだけ「周囲との接触に慎重になる」ことを意味するので、うかつに話しかけたり素顔をさらすことはしなくなります。
その結果、警戒心が強いあまりに人見知りな性格になってしまい、人と一定の距離を保つようになるんです。
警戒心が強くなるのはなぜ?
警戒心とは用心深いことを意味しますが、人の警戒する本能が強くなってしまうのはいくつか理由があります。
- 信頼していた人に裏切られた
- 本音で話していたけど周囲は嘘をついていた
- 話した内容が誤解して伝わっていた
- 親切な人だったが実は裏表の激しい人だった
人は過去にこうしたトラウマになるような出来事があると、「この人もそうなんじゃないか」と本能的に警戒するようになります。
世の中の人間が全て善人で心から信頼できるのであれば、このような警戒心は必要ありませんが、残念ながら現実はそんなに理想的な世界ではありません。
警戒心は自分の身を守るための「防衛反応」のようなものなので、今までに人見知りを経験してきた人には、過去に自分の身を危険にさらすような出来事があったのかもしれません。
まとめ
ここまで記事の内容を読んで頂いた方は、自分が人見知りだということに気がつかれたかもしれません。
人見知りな性格にはコミュニケーションが苦手だったり、周囲の評価が低かったり自分に自信が持てないようなデメリットがたくさんあります。
ですが、そうした経験をしたからこそ同じ悩みを抱えている人を勇気づけたり、相談を聞くことで改善に向けて力を貸すことだってできます。
人見知りで悩みを抱えている人は世の中にたくさんいると思うので、自分の経験が役に立つということを知ってもらいたいと思います。
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