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解析ツール

Googleアナリティクスってどう見るの?基本から学べる30の用語まとめ

 

どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。

Googleアナリティクスをブログと連携して使うと、アクセス解析ができるのはわかっているけど、「解析データってどう見たらいいの?」とイマイチよくわからないと感じていることはありませんか?

 

アナリティクス内で使われている用語も専門性のあるものが多いので、初心者の方にとっては「これはなんのデータだ?」「このデータにはどんな意味があるんだ?」と、頭がパニックになってしまいます。

 

そこで今回はGoogleアナリティクスを簡単に理解できるようにする為に、基本から学べる30個の用語の意味などをここにまとめました。

今からご紹介する30個の用語の意味を知っていれば、今まで見てていなかったことも見えてくるようになるので、Googleアナリティクスを使いこなす為にも、ぜひ覚えて帰って下さいね。

アナリティクスを知る重要な3つの基本用語

Googleアナリティクスの専門用語には似たような意味を持つものも多いので、少しややこしい部分もありますがその違いが理解できるように、できるだけわかりやすく解説していきたいと思います。

 

セッション

セッションとは「訪問数」のことを意味し、ユーザーが自分のブログやサイトに訪問してから、他のサイトなどに離脱するまでの流れのことです。

例えば1ユーザーが自分のブログに訪問して、気になる記事を見ていきます。

 

 

上記画像のように1ユーザーが気になるブログ記事を2つ読んで、他のところに離脱した場合はセッションが「1」になります。

つまり、1ユーザーが訪問してからいくら記事を読んでも、セッション数は「1」ということになります。

 

ですが、先程離脱したユーザーが「30分以上」の間隔をあけて、自分のブログに再訪問した場合は、セッション数にカウントされるようになります。

 

 

セッションの仕組み

1人の訪問ユーザーが30分以内に行動した場合:セッション「1」

1人の訪問ユーザーが30分以上経って再訪問した場合:セッション「2」

3人のユーザーがブログに訪問した場合:セッション「3」

 

ユーザー

ユーザーとはブログやサイトに訪問した「人数」のことを意味し、セッションとは違ってブログにアクセスがあった時点でのみカウントされていきます。

また、1ユーザーがブログ内の記事を何ページ見ても、30分以上経った後に再訪問したとしても、ユーザー数は「1」となります。

 

ユーザーの仕組み

1日に1人のユーザーがブログに訪問した場合:ユーザー「1」

1日に1人の訪問ユーザーが30分以上経って再訪問した場合:ユーザー「1」

1日に3人のユーザーがブログに訪問した場合:ユーザー「3」

 

ページビュー(PV数)

ページビューとはPV数とも略されますが、ブログやサイト内で読まれたページの「閲覧数」を意味します。

例えば1ユーザーが自分のブログに訪問してから、ブログ内にある記事を3記事読んだ場合は、ページビュー数が「3」となります。

 

 

ページビュー(PV数)の仕組み

1人の訪問ユーザーがブログ内にある3記事を読んだ場合:ページビュー「3」

2人の訪問ユーザーがブログ内にある5記事を読んだ場合:ページビュー「10」

3人の訪問ユーザーがブログ内にある10記事を読んだ場合:ページビュー「30」

 

覚えておきたい27の基本用語

ページ/セッション

これは「ページビュー ÷ セッション」で算出される数値になります。

例えばページビューが「100」でセッションが「50」のとき、ページ/セッションは「2」と表示されます。

 

平均セッション時間

自分のブログやサイトに訪問してくれたユーザーが、離脱するまでの「平均滞在時間」を意味しています。

平均セッション時間が長ければ長いほど、コンテンツに興味があることがわかります。

 

直帰率

ユーザーが自分のブログやサイトに訪問したページから他のページに移動せず、他のサイトなどに離脱してしまう割合のこと。

例えば訪問した10人のユーザーのうち、8人がそのまま離脱した場合は直帰率が「80%」になります。

 

新規セッション率(New Visiter)

自分のブログやサイトに初めて訪問したユーザーの割合(推定値)になります。

例えば10人のユーザーに対して、5人が初めて訪問している場合は新規セッション率が「50%」で表示されます。

 

Returning Visiter

自分のブログやサイトに2回以上訪問したユーザーの割合のことで、「リピーター」のことを意味しています。

 

現在のユーザー(リアルタイム)

今現在の訪問中のユーザー数をリアルタイムで確認することができ、1分あたりのページビュー数もチェックできます。

 

トラフィック

訪問したユーザーがどこを経由して来たのかを確認できるのがトラフィックになります。

他のブログから来たのか、SNSを経由して来たのか、どのようなサイトから訪問して来たのかが調べられます。

 

チャネル

トラフィックがグループ分けされているもので、「集客」⇒「すべてのトラフィック」⇒「チャネル」から確認できます。

ここでは検索流入元の詳細情報や、円グラフなどでデータをチェックすることができます。

 

Organic Search(オーガニック検索)

GoogleやYahoo!などの検索エンジンから、アクセスがあったことを意味します。

 

Social(ソーシャル)

ソーシャルメディアからの流入があったことを意味していて、Googleアナリティクスでは「Facebook」「Twitter」「Hatena Bookmark」などが含まれます。

 

Direct(ダイレクト)

流入元や参照元がないアクセスで、「ブックマーク」「メルマガ」や「URL」を直接入力して、ブログやサイトを訪問している場合などが該当します。

 

Referral(リファラル)

「Social」に該当しない参照元サイトからの流入で、主に「feedly」「人気ブログランキング」などからのアクセスを意味します。

 

参照元/メディア

ユーザーの流入元となる参照元とメディアを組み合わせた内容を一覧表示できます。

 

参照サイト

ユーザーがどこのサイトから自分のブログやサイトに訪問してきたかを一覧表示できます。

 

⑭アクティブ ユーザー

レポート期間内に1回以上自分のブログやサイトに訪問したユーザーのことを意味します。

アクティブユーザーの動向は「月別」「週別」「日別」で確認できます。

 

ユーザーの地域

訪問したユーザーがどこの国からアクセスしてきたのかを確認できます。(日本やアメリカなど)

また、日本の「市区町村」に限定して調べることもできるので、「大阪」「名古屋」「横浜」「新宿」など、どの地域からアクセスが多いのかも確認することが可能です。

 

ユーザー属性とインタレスト

訪問ユーザーの「年齢」や「性別」の他に、インタレストカテゴリではユーザーの「興味」や「関心」についての情報が確認できます。

 

コホート分析

ユーザーが訪問してから、その後一定期間のうちにユーザーがどのように行動したのかを分析して、ユーザーの維持率などを知ることができます。

例えばユーザーが訪問した日が維持率「100%」からスタートし、次の日は維持率「10%」で、その次の日は「5%」というようにユーザーがどのくらいの期間まで、再訪問してくれるかをデータ化して確認できます。

 

ユーザーフロー・行動フロー

ユーザーが自分のブログやサイトに訪問してから、他のサイトなどに離脱するまでの行動パターンを、細かくチェックすることができるものです。

例えばトップページにアクセスして、そこからカテゴリーページに移動して、投稿記事ページに移動して、という感じで視覚的に確認することができます。

 

デバイス

訪問したユーザーがどの端末を使って訪れたかを、分析して数値化するものです。

Googleアナリティクスでは、「パソコン」「モバイル(スマホ)」「タブレット」などに分けられます。

 

コンテンツ

ここで言うコンテンツとは、サイト内のページやブログの記事などのことを意味します。

 

コンバージョン(CV)

訪問ユーザーが「資料請求」「お問い合わせ」「会員登録」など、何かしらの成約が発生した場合に使われるものです。

目標となるコンバージョンを設定することで、その効果を計測することができます。

 

ブラウザとOS(オペレーションシステム)

訪問ユーザーが使用するネットブラウザで、「Google Chrome」「InternetExploler」などのことを意味します。

OSとは「Windows」「Mac」「Android」などのことで、詳細なユーザーのOSを調べることも可能です。

 

検索クエリ

検索エンジン上で検索される「キーワード」のことで、ユーザーがどのようなワードを入力して自分のブログやサイトに訪問してきたかを、検索クエリで確認することができます。

例えば「ブログ 運営」で検索されてアクセスがあった場合は、検索クエリにそのワードが表示されます。

 

ランディングページ

ユーザーがブログやサイトにアクセスした際に、一番最初に表示したページのことです。

 

not provided

オーガニック検索(Google検索)では「SSL」によって通信が暗号化され、ユーザーのプライバシーが守られています。

Googleアナリティクスで暗号化された検索ワードは解析できない為、訪問時に使用されたキーワードが不明になるので、その場合は「not provided」で表示されるようになっています。

 

other

Googleアナリティクスで分類できなかったその他のアクセスを意味します。

 

おさらいとして例題を2つほど

以下の画像の場合、Googleアナリティクスの「セッション・ユーザー・ページビュー」の数は、それぞれどうなるでしょうか?

 

 

 

回答はこちら

セッション:「2」

ユーザー:「1」

ページビュー:「3」

 

少し難易度がアップしますよ

以下の画像の「セッション・ユーザー・ページビュー」は、それぞれどうなりますか?

 

 

 

回答はこちら

セッション:「2」

ユーザー:「2」

ページビュー:「5」

 

どうでしたか?あなたは2つの例題に答えられましたか?

特に2つ目の例題は少し引っかけてみましたが、再訪問のセッションは30分以上でないとカウントされないので、覚えておいて下さいね。

 

まとめ

Googleアナリティクスは、ブログやサイトのアクセス解析に欠かせない重要な機能なので、上手く使いこなしていく為には意味をしっかり理解しておく必要があります。

雰囲気だけで使っていると、アナリティクスの解析データを正しく読み取ることができないので、間違った捉え方をしてしまう可能性があります。

 

まずはここでご紹介した基本となる30個の用語を覚えて、その意味を正しく理解してからGoogleアナリティクスの解析をスタートさせていきましょう。

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フリ
ブログで気になることをただひたすらに書き続けて、10ヶ月目で月間10万PV超えを達成。2018年5月から個人事業主として活動開始。今は資産運用に注力し、投資歴は5年になる。仮想通貨⇒DeFi・BCG・エアドロ案件など。BTC・ETHとNISAで積立中。自由であるために。to be free>>詳細プロフィール