どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
日々の生活の中で納得のいかないことや思い通りにならなかったりすると、イライラしてしまうことは誰にだってありますよね。
私はどちらかと言うと短気な方なので、ちょっとしたことでもイライラ感情が溜まりやすくて、ストレスを感じてしまうことが多いです。
ストレスを抱えてしまうと悩んでしまうことや、ネガティブな発想になってしまうので、できることならイライラしたくないものです。
イライラは外的要因や内的要因など様々ですが、根本的に原因となっている根っこの部分は案外共通しているんです。
そこでイライラになってしまう根本的な原因を解消して、心にゆとりが持てるよう改善していきましょう。
人はなぜイライラしてしまうのか
人が「イライラする!」と感じてしまう時は、どういった場合が多いのかを考えていきましょう。
- 他の人の意見に賛同できない時
- お金が足りない時
- 時間に追われている時
他のも色々あると思いますが、基本的に人が生活する上で必ず関わりを持つことになるのは、「人・物・時間」の3つになります。
学校で勉強することや会社に行って仕事をすること、家族と食事をしたり話したりすることは、人生の中で必ず経験することです。
生活していくためには住居が必要ですし、食事を取るためには食材やお弁当などを買う必要があり、着る服も買わなければならないので何かしらの「物」を手に入れるには、お金を対価として支払うことになります。
仕事や家事・育児などをするためには時間を使うことになり、身体を休めるためには睡眠を取る時間が絶対不可欠ですよね。
つまり、「人・物・時間」で上手くいかなかったことや、何か不都合が発生してしまうと人はイライラしてしまうんですよね。
「人・物・時間」に共通している点
この3つと関わりを持ちながら、人は努力したり悩んだりして成長していく訳ですが、その過程の中でイライラすることが起こりストレスを感じてしまいます。
表面上の要因では人それぞれの経験してきた場所や周りの環境、接してきた友人や仕事の同僚などの関係性によって、イライラの度合いも違ってくると思います。
ただ、そのどれにも共通して言えることが、「心に余裕がない」ということです。
例えば、自分以外の人の意見に納得できない時や、間違っていると思ったことにイライラするのは、人の意見を考えて理解する余裕がないからです。
お金が足りないと感じてイライラしてしまうのは、好きなものを買ったり自分の趣味にお金を使う余裕がないからです。
時間に追われてイライラしてしまうのは、自由に使える時間がなく余裕がないためです。
私は短気な性格なのでイライラが表面上に出てしまうことがありますが、これは単に他の人よりも感情的になりやすいだけで、イライラは性格の問題で解決するものではありません。
その為、イライラの解消には根本的な部分である「心に余裕がない」を改善していくのが最も効果的です。
自らの意思で余裕を削っている
この世界で普通に生活をするためには、どうしても「自分の余裕」を削っていかなければなりません。
お金を稼ぐために人は仕事をしますがそこで「時間の余裕」を消費し、稼いだお金で生活に必要なものを買うことで「お金の余裕」を消費していきます。
他の人と接することが増えると様々な人の考えや意見を聞くことになり、それが積み重なっていくと「自分以外を理解する余裕」もどんどん消費されます。
この中でも1日の労働時間が長い人、必要のないものにお金を使う浪費クセのある人、大勢の人が密集した環境に身を置いている人は、特に余裕の消費が激しくなります。
つまり人それぞれの生活環境次第で自分の余裕消費率が変わり、より過酷な環境に近づくほどイライラが溜まる度合いは高くなっていくことがわかりますね。
余裕ストックは無限にある訳ではないので、いかに消費を抑えるかがイライラ解消に繋がってきます。
固定観念が邪魔をする
固定観念というのは、その考えが明らかに過ちであったり間違っていても、他の人からの説得または状況が変化しようとも、本人がその考えを訂正することがないという意味があります。
簡単に言うと、自分の考えだけに固執している「自己中心的」な考え方を、全く曲げずに貫いている人のことですね。
「自分は正しいんだ!」「何も間違っていない!」「周りが悪いんだ!」というように、「自分 = 正義、他の人 = 悪」と考えてしまう人がいます。
自分の考えを持つことは大事ではありますが、それが行き過ぎると完全に孤立してしまって、周りのことが見えなくなるまたは見ようとしなくなる原因になりかねません。
固定観念に過度の執着を持っていると、「なんで誰もわかってくれないんだ!」とイライラすることも多くなってしまいます。
そうなった時は、まず今持っている固定観念を捨てて考え方を一度リセットし、まっさらな状態から人の意見を見つめ直すことで、張りつめていた気持ちが解放されて心に余裕が生まれます。
つまり、これを例えるなら「あなたは覇王になるか勇者になるか」ということ。
あくまで私のイメージですが、覇王というのは権力を振りかざして民を支配し、我が道を妨げるものは全員切り捨てるという感じです。
反対に勇者というのは、民の想いを尊重して一人ひとりの意見を聞き入れ、全ての民を救うために全力で力を振るう感じですね。
「覇王 = 自己中心的、勇者 = 他者中心的」であり、自己の考えを持ちつつ他者の意見も取り入れる、覇王+勇者の融合が理想的ではないでしょうか。
余裕を作ってイライラを解消しよう
心の余裕がないことがイライラの原因であるならば、今の生活スタイルを改善して余裕のある生活環境にすることが、イライラ解消への第一歩となります。
心にゆとりができれば、気持ちが穏やかになって1日1日が充実した日々になり、ストレスも軽減されて過ごしやすくなると思います。
余裕のある環境というのは具体的にどうすればいいのか、それは自分自身の今まで行ってきた行動から見直していきます。
- 自分の意見を主張する ⇒ 周りの意見を先に聞く
- 自分のために行動する ⇒ 相手のことを考えて行動する
- 好きなことにお金を使う ⇒ 不要な浪費はなくして節約する
- 生活費は気にせず使う ⇒ 金銭管理をして無駄を見直す
- 寄り道をしてから帰宅 ⇒ まっすぐ帰宅して時間を作る
- 時間ギリギリに家を出る ⇒ 10分余裕をもって早めに出る
こんな感じで今の自分の行動をあらためることで、相手の気持ちや意見が理解できるようになったり、毎月残るお金が増えるようになったり、時間に焦ることもなくなります。
怒りっぽい性格の人やすぐにカッとなってしまう性格の人であっても、今の行動を見直すことで心に余裕が生まれ、イライラしないストレスフリーな生活環境を手に入れることができるんです。
あとは意識するかしないか、行動するかしないかの問題なので、「イライラを解消したい!」と強く望んでいるのなら、意識&行動で心に余裕を持たせていきましょう。
まとめ
イライラの1つや2つなら、特に大したダメージも感じないかもしれませんが、油断しているとイライラの積み重ねで、あっという間に重度のストレスに変化します。
ストレスの溜め過ぎによって身体を壊してしまったり、精神的なことでうつ病になってしまう可能性もあります。
健康的な生活を維持するためにも、ストレスを極力与えないよう生活環境を整えることは必要なことですよね。
ストレスの原因となるイライラした感情は、健康的な面を考えてもなくすもしくは減らすに越したことはありません。
もしイライラがどうしても解消できないという人は、まず自分の心に余裕があるかを考えてみて、改善の余地があればここでご紹介した内容を参考に行動されてみて下さい。