どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
炭酸飲料は子供から大人まで好きな人が多く、コカ・コーラやサイダー、スプライトやファンタなど色々な種類があって違った味が楽しめますよね。
炭酸の良いところは、なんといっても「スッキリとした爽快感」ではないでしょうか。
あのシュワシュワっとした炭酸の泡が、喉を通るあの感覚は何度・何回味わっても気持ちいいものです。
ですがその一方で「虫歯」という大きなリスクがあり、炭酸を飲みすぎると大変なことになってしまいます。
そこで今回は重度の炭酸好きだった私が、虫歯に悩まされていた生活から脱出するために、1年間お茶に変えたことで驚きの結果が得られたのでそれをご紹介します。
炭酸を飲んでいた頃は毎年虫歯に
私が炭酸飲料をどれくらい飲んでいたかというと、「朝昼晩の毎日」という感じで飲み続けていました。
お菓子を食べている時でもご飯を食べている時でも関係なく、私にとって炭酸ジュースがお茶のような存在だったので、喉が乾いたら炭酸という状況ですね。
特にコーラを中心に三ツ矢サイダーからファンタ系、ジンジャーエールにカルピスソーダなど、炭酸になっているジュースはほとんど網羅しています。
1日に1.5Lは平気で空になるレベルなので、飲まないと落ち着かないようなちょっと炭酸中毒的な身体になっていて、この頃は本当にどこかしらに虫歯がある状態が長期的に続いていましたね。
歯医者さんで歯の神経を抜いたことも何度かありますし、何歳になってもあのキュイィィーンという音は慣れないものです。
特に麻酔針を刺す時は歯と歯茎の間に入れるので、これがまぁ痛いんですけど大人なら我慢できますが子供には辛いでしょう。
やっぱり虫歯にはなりたくないものですね。
炭酸飲料に潜む虫歯のリスク
炭酸ジュースは爽快感のある美味しさを味わえる半面、虫歯に対するリスクも高いのでどういったことが虫歯に影響するのか、知っておいた方がいいでしょう。
歯が溶ける危険性がある!?
まずは「炭酸は歯を溶かす」と一度は聞いたことがあるんじゃないかと思いますが、実際のところはどうかのか、深くは知っていない人が多いんです。
歯科医の人に聞いたらわかることですが、溶ける溶けないで言えば炭酸で歯は溶けるのが結論になります。
炭酸水は弱酸性なので歯や骨の主成分を溶かす性質がある為、長時間炭酸水に歯を浸しておくと徐々に溶けていきます。
ですがそんな長時間も口に含んでいることはありませんし、唾液が酸性を中性に戻す働きがあるので歯がなくなることはありません。
とは言っても、炭酸は歯の安定性を崩すことに影響していることは間違いないと思うので、過剰にがぶがぶ飲みすぎると虫歯になる可能性は高いと言えます。
炭酸飲料に含まれる糖質が半端ない
次に炭酸飲料には糖質が含まれていて、特に甘めのコーラやサイダーなどには、500mlのペットボトルになんと「50g~60g」もの糖質があるんです。
角砂糖1個で約4gなので、ペットボトル1本を飲むだけで約14個くらいの角砂糖を食べたことと同じ結果になります。
これが1.5Lになれば当然3倍の約42個の角砂糖になるので、私の場合はこれを毎日続けて摂取していたんですから、虫歯になってしまうのも当たり前のことですよね。
炭酸は歯が溶けるということよりも、糖分の取りすぎによる虫歯のリスクの方が圧倒的に高いことがわかります。
私も炭酸ジュースに糖分があることくらいは知っていましたが、まさかここまで多いとは知らなかったので、飲みすぎには十分に注意しておきましょう。
1年間お茶に変えてみた結果
そこで虫歯のリスクである炭酸飲料から脱却するために、去年の12月頃からお茶を中心にした生活にすることを決めて、ようやく1年が経過したのでその結果の報告になります。
私はお茶の中でも麦茶が好きだったので、基本的にはティーパックを買ってお湯を沸かすようにしていましたが、ペットボトルを買うよりも遥かに節約できるのでオススメです。
お茶に変えたことでどのような変化があったかと言うと、単純に虫歯になることはありませんでした。
それもそのはず、今までは毎日1.5Lの炭酸ジュース(角砂糖約42個分)を摂取していたのが、ほとんど0になる訳ですから必然的に虫歯リスクが低くなったことが要因です。
1年で考えると「365×42=15,330個分」の角砂糖の差になるので、「こんなに砂糖を食べていたのか」と思うと恐怖すら覚えますよね。
また、歯磨きの際にクリニカやアクアフレッシュなど、「フッ素入りの歯磨き粉」を合わせて使用すると、歯質を強化することができるので虫歯予防にもなります。
そして実はお茶にも虫歯にならないようにしてくれる予防効果があったんです。
お茶を飲むとなぜ虫歯にならないのか
そもそもお茶には糖質がほとんど含まれていませんから、そのことだけでも十分効果を発揮してくれます。
そしてお茶に含まれてる「カテキン」という成分が、虫歯菌を抑えてくれる働きがあるので、歯の健康を保つためには欠かせません。
ただしカテキンは麦茶には入っていないが
カテキンというのは、緑茶の茶葉を原料としているお茶にしか入っていない成分になり、大麦を原料としている麦茶には残念ながらカテキン成分はありません。
ウーロン茶やほうじ茶などを飲んだ時に、「独特な苦み」を感じたことはありませんか?
それこそがカテキンが入っている証拠なので、このようなお茶を苦手とする人もいますが、虫歯予防には非常に効果的になります。
「カテキンのない麦茶はあんまり虫歯予防に効果ないじゃん!」と思われたかもしれませんが、実は麦茶にも菌の生成を抑えてくれる働きがあり、バクテリアなどの微生物からも歯を守ってくれるんです。
また、抗酸化作用や血行促進効果もあるので、麦茶にもメリットはたくさんありますよ。
炭酸飲料をやめればお金の節約にもなる
炭酸飲料は1.5Lのペットボトルで基本的に150円程度はかかるので、仮に2日で1本がなくなると考えれば、1年間で約27,450円の出費になります。
私の場合であれば1日で1本ペースだったので、年間約54,750円ものお金を炭酸ジュースだけに使っていたんですよね。
これをお茶のペットボトルにすると、2Lで130円程度になるのでそれなりに節約効果はありますが、やはりティーパックの方が圧倒的に節約できます。
私がよく購入しているものは、こちらの麦茶用のティーパックです。
販売ショップによって金額は前後しますが、300円程度で1L用のティーパックが54袋も入っているのでかなりお得です。
私の場合は1袋で500mlのペットボトル3本にして飲んでいますが、ほとんど薄くならずにしっかり麦茶の味がします。
1日に1袋のペースで消費したと考えても約300円で54日は持つので、「54袋 ×7= 378日分」で「300円 ×7= 2,100円」の出費で事足りるんです。
1日に1本(1L)の炭酸ジュースを飲む私にとっては、年間54,750円だったのが年間2,100円になり、52,650円もの節約に成功しました。
虫歯予防になるだけでなく、お金も節約できるんですから一石二鳥ですね。
まとめ
虫歯になりやすい人となりにくい人がいますが、これは単純に「生まれつき」ということではなく、生活習慣によって大きく左右されるものです。
私は比較的虫歯になりやすい方だと思っていましたが、今回のように炭酸飲料をたくさん飲んでいたり、チョコレートなどの甘いお菓子をよく食べることで、虫歯になりやすい体質に変化していきます。
こういった食生活を一度見直して習慣を改善していけば、私のように虫歯が改善される可能性は十分あります。
ただし、ここでご紹介したお茶を飲むことだけでは完全に予防することはできないので、これにプラスして毎日歯磨きをすることは必要ですよ。
歯を磨かなければ口の中の虫歯菌を洗い流すことができず、菌が繁殖するような環境を作ってしまうので、しっかり口内環境もキレイに整えるようにして下さいね。