ブロガーという存在は今もなお増加し続けていますが、ブログを副業や本業として運営しているまたはそれを目指している人は多いでしょう。
老若男女問わず誰でもブロガーとなれますし、資格もスキルも経験も知識も必要ない人でもブロガーを名乗ることができます。
そんなブロガーと親密な関係となるのが誰もが知っているGoogleであり、お互いの利害が一致しているからこそ、その影響力も大きくなっていきます。
ここではそんなブロガーとGoogleの関係性について、私的見解を語っていこうと思います。
Google AdSenseはブロガーを支えている
ブロガーが収益化を進めていく上で、最もハードルが低く挑戦しやすいのが「Google AdSense」というクリック型の報酬ですよね。
Googleがブログ内容に最適な広告を自動的に判断して表示してくれるわけですし、ブロガーにとっては手間もかからず収益効果も損なうことはありません。
このAdSense広告によってアクセスが集まれば集まるほど収益が上がり、ブロガーにとっては重要でかけがえのない資産となります。
今や有名ブロガーともなればAdSenseで月100万円とかだし、月1万円くらいならもう星の数ほどいる世界ですからね。
金額の大小はありますがこの収益によって今の生活が少し楽になったり、欲しいものを買うことができたりと、人の人生を豊かにしているのは間違いないでしょう。
AdSenseが存在していなかったら、ブロガーだけでなく企業にとっても大損害になっていたかもしれません。
ブロガーが支えた分だけGoogleは強くなる
ブロガーはGoogleから広告システムを借りているわけですから、ブロガーが存在が大きくなれば、その分Googleの存在も大きくなっていくのは当然です。
GoogleはAdSenseを提供することでブロガーを支えていますが、ブロガーもまたAdSenseを利用することでGoogleを支えることに繋がります。
まずはこちらの図を見て下さい。
会社員は与えられたノルマをこなすことで会社に貢献する代わりに、会社は対価として給料を支払います。
ブロガーはAdSenseで広告主に貢献し、広告主はGoogleに掲載料を支払ってそこからブロガーにクリック報酬を支払います。
やっている内容は違えど、仕組み自体にそれほど違いはないということ
こうして物事が常に循環しながら成長を続けているんでしょうね。
ブロガーという名前ではあっても、実はGoogleに貢献し続ける会社員みたいなものです。
大きく異なるのは企業に直接属して組織の一部になるか、個人という立場で企業を支えるかでしょう。
どちらにおいても、企業に貢献するという方向性は同じです。
ブロガーは自らGoogleの採用試験を受ける
Google AdSenseをブログに表示させるには、Googleに申請して審査に合格しなければなりません。
普通の一般企業でも面接などの試験がありますが、就職のために仕方なく受けに行く人は多いかもしれません。
誰もが理想とする会社で働けるわけではないので、生活のために妥協して仕事をしている場合もあります。
ですがブロガーの場合は、Googleの採用試験を嫌々ではなく自らが望んで受けたいと思い、合格することを心から望んでいます。
これはGoogle AdSenseが自分の目指す方向性と合致しているからなんでしょう。
そして世間の働き方に対する考え方も大きく変化している今、ネットで手軽に稼げるシステムを提供するGoogleの需要は今後も加速することも予想できます。
一度受かればリストラはされない
採用試験に一度合格すれば、あなたもGoogleに認められた立派なブロガーです。
そこからは基本ルールを守っている限り、Googleがブロガーをリストラすることはなく、いきなり路頭に迷うようなことも起こりません。
組織として動いているわけではないので上司もいなければ部下もいないし、指示されることもなければ指示することもない。
ブロガーとして全く活動していなくても、Googleは何1つ文句を言ってくることもないので、何かに急かされたり煽られたりすることもない。
ただし、Googleは私たちブロガーの最低賃金を保障することはありません。
一般企業のように作業量に関わらず固定給が貰えて、リストラのリスクもなければ多分みんなブロガーになるんじゃないかな。笑
Googleはブロガーを自由に働かしてくれる
ブロガーに決められた労働時間や1日にやるべきノルマなんかは一切ないので、やるかやらないかはブロガーの気分次第です。
好きなときに作業をして好きなときに遊んで好きなときにご飯を食べる。
それでも良い記事を書いたらしっかり認めてくれて上位に表示してくれます。
Googleほど実力主義で人間性は一切関係なく、どんな人にも平等かつ正確な評価をしてくれるのは他にないと思うくらいです。
人間が人を評価するときは、そこに感情による評価が全く含まれていないとは言い切れないし、100%正しい評価基準で判断しているとも言えないでしょう。
ブロガーを自由な存在として平等な評価が行えるGoogleは、ブロガーにとって重要な存在であり続けることに違いないですね。
まとめ
ブロガーはGoogleに直接属しているわけではないけど、間接的に支えている会社員と言えるんじゃないかと思います。
ブログでお金を稼ぐという仕組みをよく思っていない人や、どこか怪しいと感じていて正しく理解していない人も多いでしょう。
ですがブロガーとしてお金を得ている、または専業として運営を行っている人もたくさんいることも事実。
ブロガーはれっきとした仕事の1つだと言える時代になっているので、専業としては難しくても副業として始める価値は十分あります。
まずはGoogle AdSenseの採用試験を受けて、稼ぐブロガーとしての1歩を歩み出してみてはいかがでしょうか。