どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
風邪と症状が似ているので勘違いしてしまうことも多い「肺炎」は、誰でも発症する可能性がある病気の1つです。
肺炎は細菌やウイルスなどの病原体が肺に入り込んでしまい、その結果炎症を起こしてしまうものです。
特に65歳以上の高齢者の方は抵抗力が低下している為、肺炎を発症する可能性も高くなるので十分注意が必要です。
肺炎の市中感染の原因として「肺炎球菌」が上げられますが、予防ワクチンを接種することで対策を行うこともできます。
しかし、それだけでは心配だという方も中にはいらっしゃると思いますので、ここではお風呂の湯船に浸かりながら簡単にできる効果的な予防対策をご紹介します。
肺炎について
肺炎とは先程も言いましたが一般的には風邪とよく似た症状なので、肺炎にかかっているのかどうかなかなか判断がしづらいものです。
実際に発症した時の症状としては、発熱、咳や痰、息苦しさや胸の痛みなどがあり、風邪よりも症状が重く長い期間発症しているのが特徴でもあります。
しかし、必ず全ての症状があらわれる訳ではなく、病原体の種類によっては咳や熱などがあまり出ない場合もありますので、「ちょっとした風邪だろう」と勘違いされてしまうことが多いようです。
また、風邪やインフルエンザによって喉や気管支がダメージを受けてしまい、免疫力が低下している時は肺炎にかかりやすくなってしまう場合もあります。
肺炎は放っておくと大変危険な病気なので1週間以上高熱や咳などが続いたり、少しでも疑いがあるようであればすぐにお近くの医療機関で診察を受けるようにしましょう。
高齢者に多い「誤嚥性肺炎」
「誤嚥(ごえん)」とは年齢を重ねていくにつれて、咳をしたり飲み込む時の運動機能が低下することで、唾液や食物が気管に誤って入ってしまうことです。
誤嚥を起こすと、口の中の細菌やウイルスなどが気管に入ってしまう為、その際に肺炎を発症してしまうことを「誤嚥性肺炎」と言います。
特にご高齢の方は、なるべく口の中を清潔に保つことと、寝ている時は上半身を少し斜めにして角度をつけておくなどして対策するようにしましょう。
お風呂で行う効果的な予防対策
それでは本題となるお風呂の湯船で行うと、効果的な予防対策の方法についてご紹介していきます。
老若男女問わず誰でもできる簡単なものですし、湯船に浸かっている間の時間も有効活用することができてオススメです。
ただし、1つ注意点として10分以上湯船に浸かるのは健康的にもあまりよろしくはないので、やりすぎには注意しておきましょう。
口や舌を使った体操
口や舌などを適度に動かすことによって運動機能を高める効果があるので、特にご高齢の方に起きてしまう「誤嚥」の予防にもなります。
また、口や舌の運動はトレーニングにもなるので、フェイス周りのシェイプアップ効果にも期待できます。
行う体操としては、口を大きく開いたり閉じたりを繰り返すことやすぼめたり横に広げたりします。
舌は出したり回したりを行ってできるだけ大きく動かすことが効果的です。
他にも簡単な発声練習などを行うことも肺炎も予防対策になりますので、ぜひ一度試されてみて下さい。
歯磨き
歯磨きは口内洗浄を行い、口の中を清潔な状態に保つ為には欠かせない習慣の1つです。
お風呂場でなくてもできることですが、洗面台で行う場合はどうしても歯磨きをする時間が短くなってしまうので、十分な洗浄効果を得られない可能性があります。
そこでお風呂の湯船に浸かりながら歯磨きを行うことで、温まりながら歯磨きも同時にできるので時間の有効活用になり、自然と歯を磨く時間も長くなります。
しっかり口内環境を整えることで、口の中の細菌やウィルスの繁殖を防ぐことができ、肺炎の予防にも繋がります。
歯磨きを行う習慣は当たり前のことですが、少し方法を変えるだけでも病気の予防対策になるので、健康を意識されている方は実践してみて下さい。
その他の予防対策
お風呂でできる簡単な肺炎の予防方法をご紹介しましたが、その他にも日常の生活においてうがいや手洗い、外出時はマスクを着用してウイルスの侵入経路を防ぐことも、肺炎の予防対策として効果的なります。
また、体の免疫力を低下させるようなことも、極力避ける方がいいでしょう。
タバコの喫煙や不規則な生活をしているとだんだん免疫力が低下し、肺炎に関わらず様々な病気を発症してしまう原因となります。
その為、まずはタバコを断ち切り禁煙に努めることや生活習慣をあらためて、規則正しい生活をおくるようにすることが大事です。
さらに肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンの予防接種を受けると、肺炎にかかるリスクを最小限に抑えることができます。
お風呂で肺炎予防のまとめ
肺炎はご高齢の方に限らず、細菌やウイルスなどが肺に入ることによって、誰でも発症する可能性がある病気です。
他の病気にかかっている時などは、体の免疫力低下で病原体の侵入に対処しきれずに肺炎を引き起こす場合もあります。
症状は発熱や咳、胸の苦しさなどの風邪とよく似ているものなので特に若い方はただの風邪だと思い、放置しがちですがそのままにしておくと症状が悪化するだけでなく、命の危険性もありますので必ず医療機関で診察してもらうようにして下さい。