どうも、「きにぶろぐ.com」の自由に憧れるフリーマン(@free_manJJ)です。
AdSenseでブログやサイトを収益化している人は多いと思いますが、収益アップを狙って配置を変更したり、広告を使い分けて表示したりと試行錯誤しているんじゃないでしょうか。
最近登場した自動広告なんかも注目されていますが、私のブログではどうも相性が悪いのか変な場所に広告が表示されるので、今は様子を見ている感じですね。
そこで他にもAdSenseの収益アップでいい方法がないかと探していると、どうやら「リンクユニット」がおすすめのようだったので実際に試してみることにしました。
AdSenseのリンクユニットの広告を導入してから1ヶ月が経過し、検証結果としてクリック数が2倍に伸びてくれたので、ここにまとめておこうと思います。
※検証期間は3月1日~31日、導入前の比較データは2月1日~28日のもの、ブログの月間アクセス数の目安は約6万PVになります。
AdSenseのリンクユニットのおさらい
AdSenseのリンクユニットは、こんな感じのテキストのみで設置できる広告ユニットの1つですね。
他にはレスポンシブ広告や記事内広告、インフィード広告などがありますが、基本はこの辺を使っていくのが主流でしょう。
リンクユニットと他の広告ユニットとの大きな違いはこんな感じです。
- 広告を2回クリックされて初めて収益が発生する
- クリックのミスが減るので広告単価が向上する
- ユーザーにマッチング率の高いテキストが表示される
リンクユニットは「2クリックで収益発生」という部分で、敬遠される人は結構多いかもしれません。
このように一般的なAdSenseの広告と違って、リンクユニットは収益発生までの距離が遠いという特徴があります。
これだったら普通に考えて、「他の広告ユニットを使った方が収益上がるんじゃない?」と感じますよね。
リンクユニットでクリック数が上がる理由は
ではなぜ収益までの距離が遠いリンクユニットの広告を導入すると収益が上がるのか、これはおそらくですが「広告感の無さ」と「違和感の低さ」だと思っています。
ネット上の広告に対するユーザーの意識は年々高まっているでしょうから、通常のディスプレイ広告への耐性ができているはずです。
ブロガーならもう当たり前すぎて、「これはAdSense広告でこっちはアフィリエイト広告だな。」なんてすぐにわかりますよね。
一般ユーザーもそれと同様に、表示されている広告が収益目的であるかどうかの判断や、多くの広告が出回っていることでイメージも変化してきています。
つまり、ユーザーがネットに詳しくなればなるほどクリックされにくくなる。
これはブロガーにとって悲しい現実ですよね。
とはいえ、ディスプレイ広告でも100人に1人はクリックしてくれますし、ユーザーの興味のある広告ならまだまだ需要はあります。
が、しかし何かしらの対策も必要なので、そこで広告感がなく馴染むように表示できるのがリンクユニット。
私も導入前は「こんなテキストリンクだけでクリックされるのか。」と疑問はあったんですが、実際には1ヶ月の検証で月間のクリック数は2倍になってかなりの驚き!
詳しい数値はAdSenseの規約上言えませんが、リンクユニットだけで全体収益の約45%を占めるほど。
正直なところ、まさかここまで収益アップに効果があるとは想像していませんでした。
ただ、リンクユニットの広告はどんなブログやサイトにも効果があるとは限らないので、こればっかりは実際に導入してみないとわかりません。
それとクリックされやすくなるということは、それだけ滞在時間が減少することにも繋がるので、嬉しい反面100%喜べない自分がいます。(仕方ないか)
AdSenseのリンクユニットを設置するには
それでは実際にリンクユニットをブログに設置する方法を見ていきましょう。
AdSenseの管理画面左メニューの「広告ユニット」⇒「新しい広告ユニット」⇒「テキスト広告とディスプレイ広告」に移動します。
続いていつものように広告ユニットの名前を決めたら、広告サイズの「表示中」のプルダウンリストから「リンク広告」を選択します。
なかなかひっそりしている場所にあるので、まだ知らない人は案外多いかも。
サイズは基本レスポンシブで問題ないかと思いますが、特殊な場所や表示に影響がある場合は適切なサイズを選びましょう。
あと重要なのは「広告スタイル」を自分のブログに溶け込ませるイメージで作成し、リンクユニットの広告をできるだけ自然に見せること。
この辺は色々試してみてシックリきたデザインにするといいですね。
AdSenseのリンクユニットを表示する場所は
ユニットを作成してコードを取得したら早速ブログに貼り付けますが、効果が大きいのは以下の2ヶ所。
- 記事タイトル下
- 記事コンテンツ下
私のブログでいえば、「アイキャッチ画像の真上」と「記事下にあるレンタングルの下」になります。
広告コードを貼り付ける方法はお使いのテーマによって違ってきますが、大抵の場合はウィジェットを使って簡単に設置できるかと思います。
STINGER8を使っている場合はウィジェットではなく、テーマファイルの「single.php」内にコードを貼り付けて表示させます。
記事タイトル下ならsingle.phpの80行目あたりに貼り付ける感じですね。
<?php else: //更新がない場合 ?> 投稿日:<time class="updated" datetime="<?php echo esc_attr( get_the_date( DATE_ISO8601 ) ); ?>"><?php echo esc_html( get_the_date() ); ?></time> <?php endif; ?> </span></p> </div> <div class="link-ad"> <!-- 記事タイトル下(リンク広告) --> ここにアドセンスコード </div>
このように「div class」でコードを囲ってあげると、CSSで余白などを微調整できるので試してみて下さい。
リンクユニットの広告を設置してもすぐに表示されない場合があるので、その際は少し様子を見るようにしましょう。
広告ユニットのパフォーマンスをチェックするには
AdSenseで広告ユニットを作成したら、どのように変化しているのかをチェックすることは重要になってきます。
それと広告ユニットを作成するときは、わかりやすい個別の名前をつけておくと管理が楽になりますね。
ある程度データが取れたら、AdSense左メニューの「パフォーマンスレポート」⇒「フィルタ」から広告ユニットごとに各データを確認することができます。
ここで1日単位の変化も確認できるので、データの分析や比較などに役立てていくといいかと思います。
もし収益が悪化したり他の広告収益が大きく減少するなどマイナスになる場合は、リンクユニットの導入を見直すことも考えていきましょう。
まとめ
私のブログでもリンクユニットのAdSense広告を導入していますが、まだ全体のアクセス数も少なく検証期間も短いので、安定していくかどうかはまだわかりません。
ただ、設置してみて思ったことは、「導入してみる価値はある!」ということ。
リンクユニットを設置したことでブログに何かしらの変化はあると思うので、それが仮にマイナス方向に偏ったとしても、1つのデータとして今後の改善に繋がるはず。
ちなみにサイドバーにも表示させていて、微々たるものですが収益は発生していますね。
この辺を目安にリンクユニットの広告を設置して、AdSenseの収益アップを目指すのもいいんじゃないでしょうか。
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