ブログ記事に会話形式(吹き出し)を取り入れているブロガーさんは多いんじゃないかと思います。
私もこのブログで吹き出しを活用していて、文章だけの記事との差別化やオリジナリティを出すことができます。
ただ、使い方によっては「めっちゃ読みにくい!」「内容がわかりづらい!」という事態にもなりかねません。
吹き出しの使い方に関しては色々と意見が飛び交っていたりもしますが、結局感じ方は人それぞれな部分もあるかと思います。
ここでは実際にブログで会話形式(吹き出し)を使ってみた経験と、様々なブログを見てきた中で「ここは注意しておきたい!」というポイントをまとめました。
ブログで会話形式(吹き出し)を使うメリットは?
ブログを会話形式にすることでどんなメリットがあるのか、私的に考えた結果が以下のようになります。
- ラフな内容で気持ちが書ける
- お堅い記事を和らげることができる
- 記事内容がイメージしやすくなる
- 楽しく読み進められる
- ちょっとしたストーリーを持たせられる
- キャラの使い分けで目線を変えられる
などなどブログ記事に変化を持たせられることは確かですね。
テキストだけの記事では、視覚的なイメージとして単調になってしまうことも考えられますし、読者に与える印象も弱いかもしれません。
ツラツラを長い文章が並んでいると、読み進めるだけでも疲れてしまいますよね。
こんな感じでキャラクターを使い分けることで、ストーリー性を持たせながら目線を変えて紹介していけるのは、会話形式ならではのメリットでしょう。
自分でキャラクターを作成すれば、他のブログとまず被るなんてことはありませんし、多少なりとも差別化できます。
うちのマスコット「ぱんけろん」は自作した簡単なものなので、クオリティがかなり低いのがちょっと問題です。笑
吹き出しを使う時の注意点
吹き出しを使って会話形式でブログ記事を書くことにメリットはありますが、使い方によっては悪影響になることもあります。
そこで私が今まで吹き出しを使っているブログを見てきた中で、「ん?これはちょっと・・・」と感じたものをまとめました。
あくまでも私が客観的に感じた内容になるので、他の人が同じように感じるかはわかりません。
参考程度のことだと考えてもらえればと思います。
ではそれぞれ解説していきますね。
そもそも会話形式になっていない
これは吹き出しの使い方にまだ慣れていないときにあるんじゃないかと思うんですが、会話内の文章と通常テキストの文章がほとんど変わらないことですね。
例えば吹き出しなのにやたら丁寧な言葉だったりします。
これだと凄い違和感があるというか、キャラが話しているのに丁寧過ぎて逆に変な感じになりませんか?
もちろん使っているアイコンによって向き不向きもあると思いますが、会話ならもう少し砕けた内容にしてもいいんじゃないかと。
なので私の場合はテキストでよく「~です、~ます」が多くなっているので、吹き出しでは基本的に使わないように意識していますね。
それでもまだ固さは残っていますが。
もし丁寧な会話を使うのであれば、
自分の持ちキャラではなく、読者や訪問者などをイメージできるようなものなら自然じゃないかと思います。
自分のことを会話形式にするなら、普段から話しているような口調で文章にする方が全体的に読みやすくなるんじゃないかと感じますね。
吹き出しがテキストよりも多い
これも結構見かけますが、テキストよりも吹き出しが完全にメインになっていることがあります。
というよりも内容全部が会話形式でまとめられている記事。
こんなことをつい思ってしまうほどの記事があったりするんですが、これだと内容がわかりにくい上に何が伝えたいのかも見えてこないんです。
吹き出しにすればわかりやすくなる!というわけではないですし、これだと会話形式の良さを失ってしまうと思います。
私的にはテキストありきの吹き出しだと考えているので、基本的にはテキストをメインに構成した方が客観的に読みやすいと感じますね。
テキストで文章を書くのがどうしても嫌な方は、マンガをイメージしてイラストを増やした方が感覚的にもわかりやすいかもしれません。
吹き出しはテキストを読んで疲れた状態を和らげる意味もあるので、必要に応じて使うのが望ましいでしょう。
テキストは読むのに疲れますが、その分相手に真意を伝える力があると言えます。
吹き出しの内容がかなり長い
これもありがちなことですが何かについて紹介するときに、1~10までの内容を吹き出しだけで全部解決しようとするパターンですね。
例えばこんな感じの吹き出し。
丁寧に説明していることは悪いことではないんですが、こういった吹き出しを見たときにどう感じるかが問題です。
私なら率直にこう思いました。
どこかでセミナーや講演でもやっているんじゃないのか、というような感覚になるくらい詰め込まれているんですよね。
普通に考えたらこんな1~10を答える会話なんてないんじゃないかと。
私の考え方としては記事を書いているのが自分であって自分じゃない。
あくまでも第三者が書いた記事として、その記事に対して自分が要点を伝えるくらいなイメージがいいんじゃないかと思います。
何度も連続して会話形式が続いている
記事の内容を見てみると、出だしから何度も連続して吹き出しが使われていることもあります。
会話形式が長々と続いていると、普通のテキストよりも遥かに読みにくさが増してしまうんです。
例えばこんな感じの吹き出し。
一見普通に会話している吹き出しですが、アイコンが左右に分かれていることで視線が誘導されてしまうので、これが疲れる+読みにくい原因になります。
人の視覚というのは「テキスト < イラスト」を優先するものですから、自然とイラスト側から見ようとするはず。
なので、左右対称に連続して吹き出しが続くと、イラストを先に見ようとしてスムーズに読めないんですよね。
この会話の文章がさらに長かったら、その分読みにくさも増すんじゃないかと思います。
対策としては右側か左側に統一する、もしくは左右で役割分担しているなら、なるべく連続させないor感覚を開けるのが望ましいでしょう。
なによりも読者に読みやすいと感じてもらえる使い方が最優先ですからね。
会話形式(吹き出し)ってすぐに使える?
私はWordPressでブログを運営しているんですが、利用しているテーマによっては吹き出し機能がない場合があります。
そんなときはCSSコードでカスタマイズするか、専用プラグインをインストールする必要があります。
「自分であれこれするのはちょっと・・・」という方には、私が今利用している有料テーマの「JIN(ジン)」がおすすめですね。
このテーマでは吹き出し機能が標準搭載されているので、記事作成画面のエディタからいつでもすぐに使うことができます。
他にもおすすめ理由は多々ありますが、その辺については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
吹き出し用の画像をWordPressにアップロードするだけなので簡単ですよ。
▼詳細内容を確認してみる▼
まとめ:吹き出しは使い方次第で良くも悪くもなる
ここまで偉そうなことを言ってまとめていますが、私自身もそこまで上手く使えているわけじゃないんです。
なるべく客観的に見て邪魔にならない程度に活用しているつもりですが、実際には「この吹き出し邪魔だよ。」と感じている方もいるかもしれません。
万人受けしようと思うと難しいことですが、これから今よりも改善できることはたくさんあるはず!
このブログで吹き出しを使っていく上では、記事をより読みやすくできるよう実践と改善を続けていこうと思います。